1 アストラゼネカ
今朝のテレビでは、日本でもアストラゼネカのワクチンを接種することになったそうで、その対象は自宅にいる寝たきり老人など65歳の高齢者なのだそうだ。
アストラゼネカ製のワクチンは、特に若い人に血栓ができるという副反応があるため、多くの国が若い人には打たないようになっている。しかし、どこからどこまでが高齢なのか若いのか、65歳以上未満で区切れるということではなかろう。
血栓ができやすいという要素は、どの年齢に対しても言えるはずだ。そして、自宅で療養中の高齢者といえば、基礎疾患のある人や体力の衰えている人が多いと思うので、そのような人がワクチンによって、体調に大きな打撃を受けることは当然である。
これまでも、新型コロナワクチンによって死亡した人には、持病のある人が多い。そのため、ワクチン接種後数日内に亡くなっていても、ワクチンとの関連性はないとされ、ワクチンを打たなくても基礎疾患によって亡くなっていたであろうと結論付けられている
だが、そもそもそんな重篤な基礎疾患のある人に副作用の強いワクチンを打つこと自体が信じられない。
このたびのアストラゼネカのワクチンを外出できない自宅療養の老人に打つというのは、ファイザー製と違って保存方法が簡単で持ち運びしやすいという理由から、訪問診療などで接種ができるからだという。
でも、そもそも自宅から一歩も外に出られないような人が、新型コロナに感染する場面がどれだけあるというのだろう。家族や身近な人間が感染させないように気をつければ良いのではなかろうか。
このような老人に接種することによって、今後はさらにワクチン接種後の死亡者が多発すると思うが、それもまたワクチンとの関連性は認められず、持病や老衰によって亡くなったことにされるであろう。
また、これまでファイザーとモデルナでワクチンの数は国民人口を十分に補えるだけ確保されていると言われており、そのためアストラゼネカ製は、台湾などに回したのだが、そうなると日本人が使わない危険なワクチンを他国に回しているという批判を受けるために、日本国内でも使っているという事実を作る必要が出てきたようだ。
それで急に、65歳以上の高齢者に使用すると方針を変更し、さらにはそのためにファイザーなどが不足しているなどと言い出し、アストラゼネカの利便性を強調し始めたのである。
今の政府は、何にしても目的の行為のためには、いかようにも理由付けをして、そのために状況説明までも二転三転してしまう。全く信用できない。
今回、アストラゼネカのワクチンを老人に打つことにしたのは、自国で打たないものを他国に回しているという批判をかわすためであることは見え見えである。
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