山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

今回の都議選

2021-07-10 09:30:52 | 日記2021

都議選が終わって1週間が経とうとしている。
都議選の結果は、おおざっぱに言えば、自民が伸びず敗北したということらしい。
この間に、新型コロナ感染者がどんどん増えて、またもや緊急事態宣言を発出する事態となってしまい、オリンピックも無観客が決まった。

オリンピック無観客は、感染者が増加したことが理由とはいうものの、なにやらこの都議選において、自民党が敗北したことが大きな理由らしい。ここで、無観客にしないと、次の衆議院選で自民が負けるので、野党の意見にさっさと従っておくのが得策だと判断したということのようだ。だったら、中止にすればいいのに、IOCの奴隷だから今さら中止にはできないのだ。

この国は、科学的根拠ではなく、選挙に勝つためにはどうするかとか、どっかの力ある者にこびへつらうために、コロナ対策の内容が決まるのである。

まったく、わけのわからない国である。

・・・

ところで、今回の都議選結果をみると、
自民は25から33に増えている。
公明は全員当選し23を維持したそうだ。
都民ファーストは、45から31に減った。
共産と立憲民主は、候補者をだぶらせないことで、共産が18から19に増え、立憲が8から15に増えた。

ざっと見ると、都民ファーストが負け、共産・立憲が勝ったように見える。

しかし、自民から見ると、議席を前回から増やしたとはいえ、前回があまりにも少なかったので、本来ならもっと挽回しなければいけなかったはずだ。公明を足しても56で、全127の過半数には届かない。
都民ファーストの31とそう変わらないし、共産・立憲を合わせた34にも負けているのである。
そして、1人区7区のうち、自民は2区しか当選していない。
そのようなことで、自民は敗北である。

今回、都民ファーストの会は、議席を大幅に減らしたが、31というのは、小池さんが過労で入院して選挙活動をほとんどしていないにも関わらず、最低ラインを守ったと言われている。

小池さんは、選挙の直前に退院し、具合の悪そうな様子で会見し「倒れても本望だ」というような発言をしたため、本当に具合がわるいんだ、何か大病を患っているのかもしれない、命を削ってまでも都民のために政治を行っているのか・・・などと同情を買った。酸素ボンベの車を引いて酸素を吸って公務を続けているなどという噂もあり、肺が悪いなんて本当に命がけなんだろうと思う人も少なくない。

ところが、この頃はまた元気を取り戻し、完全復帰した感じである。
あ、また、してやられましたね。
まあ、小池都知事は、元気でいてくれた方が良いとは思うが・・・。

今回、共産と立憲民主が同じ選挙区内で競合しないように調整したため、議席を増やすことができたのだそうだが、そもそも同じ考え方であるわけではないので、両党の方針が一致するわけではないとのことである。

今回の都議選の投票率は42.39%とのこと。都民の半数以下しか関心がない。
4年前は51.28%で、8.89%の減少。

たしかに、自民はイヤだけど、かといって他にも特に期待できる党はないという感じ。
東京都議会はこれまで都民ファーストが大勢だっが、都政がコロナ対策でうまくいっているとも思えず、飲食店への給付金支給も延滞しているというし、どういう効果的な対策をしているのかも不明。

小池都知事は、国が判断しないから都も判断できないというような発言が多いし、コロナ禍・無観客オリンピックで、収益は皆無どころか莫大な出費で都政の財政逼迫は目に見えており、先行きは不安ばかりである。

誰が悪いって、誰も悪くない。新型コロナウイルスが悪いので、この未曾有の災難時には、誰がやってもうまくいかないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ボッケニャンドリ)
2021-07-11 10:08:26
> あ、また、してやられましたね。
これで同情票が集まったんですかね。

昔っから思うんだけど、
自民だと大敗呼ばわりされることがありますね。
何かゴルフみたいな素人には分からないハンデがあるんですかね。
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Unknown (飛鳥)
2021-07-11 18:28:48
自民は議席を増やし、都民ファーストは減らしたということで、自民勝・都民ファースト負という判定ではないところが不思議ですよね。
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