山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

市の元旦マラソンに参加させられた

2016-02-28 09:57:35 | お題
中学1年のとき、市の元旦マラソンに参加させられました。
それは、部活動で運動部に属している人は全員参加するようになっていたと思います。
私は体操部でした。

しかし、私は長距離走というのが、一番不得意だったのです。小学校のときもいつもクラスで1番ビリでした。肺が弱いのか心臓が弱いのか?まったく病的なものではないのですが、もう息切れしてしまって苦しくて、最初からみんなについていけません。特に最初のうちが全く速度を上げることができず、いきなり最後尾になってしまい、さらにみんなから距離も離れてしまいます。かなり時間が立つと、やっと走る状況に身体が適応してくるようですが、それでもみんなに追いつくまでは挽回できません。後半では、息は苦しくないのですが、今度は横腹が痛くなり、横腹を手でギュッと押えながら走ります。その頃は、途中で歩いていた人たちもゴールに着いている状況で、それからかなり経ってから私が到着します。ゴールでは、どこかのおじさんから「こりゃあ、大物だぜ」などと言われて笑われました。

マラソン大会では、子供たちが到着したあと、おばさんたちがお汁粉を用意していて、みんながそこでお汁粉を飲み終わり、おばさんたちがお汁粉の鍋を片付け始めているところに、私がやっとゴールし、「あれ、まだ1人居たみたいだよ」なんてことでやっとお汁粉をもらったものの、同級生たちはもうみんな帰ろうとしているので、おちおちお汁粉なんか飲んでる状況ではないのです。それに走ってきていきなりお汁粉なんか飲めません。本当にいやな思い出ばかりだ。

だから、小学校を卒業したら、校内マラソン大会がないので、やっと6年間の苦痛が終わったと思っていたのでした。
ところが、なんと中学でもマラソン大会に参加しなくてはならないことが判明。しかも、市のマラソン大会で、距離は数キロメートル(5kmくらいかな?)ですが、こういうのは得意な人が参加するものでしょう。
現に中学生は、運動部だけが参加するわけで、陸上部や野球部やバレーやバスケや卓球やテニスや柔道です。(ちなみに水泳部は元旦マラソンではなく元旦水泳で海を泳ぎます。)

私は本来、運動部なんかには入れないほどの運動音痴です。しかし機械体操っていうのは個人競技なので、自分がどんなにとろくても、人に迷惑をかけるものではなかったので入ることができました。そして、マットや鉄棒などは小さいころから得意なほうでした。

体操部に入ったら、やはり体力づくりで校内のランニングなどは常にさせられていましたが、マラソン大会なんて想定外です。しかも、元旦なんて考えられません。元旦の朝、7時ころに会場に行かないといけないのです。うちは市の中心から離れた僻地に住んでいたので、市中心にバスや電車で行き、知らない道をいきなり走るのです。

たぶん当日は、同じ体操部の友達と行ったと思いますが、走る時は当然ビリを独走ですし、友達のことは全く覚えていません。
沿道の見物人たちからは、こんな遅い奴がなんで市のマラソンに参加してんの??????と思われていたはずです。全く場違いだ。

しかし、当時の部活動と言うのは、それは厳しいものでした。
まず、先輩というものは、絶対に服従しなくてはならない存在です。1年は全員元旦マラソンに参加しろと言われたら休むことなんかできないのです。

出たくない人、苦手な人が無理やり走らされた市の元旦マラソン。こんなに楽しくないものはありません。

それで、参加してみたら、実際には、当日部員を集めることもなく、出欠を確認されることもないのでした。
そんなわけで、翌年も部員全員参加という建前で、元旦の朝まで出かける予定でしたが、布団の中から出る気にはなれず無断欠席してやりました。でも、先輩からのお咎めなしでした。1年のときに3年だった先輩は怖かったけど、それはもういないし、3年はもう出てやしないんだ。後輩が出たかどうかも私は部長でもなんでもないから関知しません。

中1のときの元旦マラソンは、ゴールのことは全く覚えていません。当然ビリでゴールしたと思いますが、ただそれだけで、どうということはなかったのでしょう。
その後、海で泳いでいる水泳部を見て、すごいな~~~と感心したことは記憶にあります。(でもあれも拷問だよね。なにも冬の海で泳がなくたって・・・)

今の私は本当に、強制されることがないから、マラソンに参加しなくてもよくて天国です。

今日は、東京マラソン。
走りたい人が走るんだから良いことです。
みなさん、頑張ってください。




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