本日は、三鷹市にある「天命反転住宅」というものを見に行ってきました。
「死なないための住宅」と言われています。瀬戸内寂聴さんは「極彩色の死なない家」と言っているようです。なぜ「死なない」のか、わかりません。一人一人の身体が中心になるように作られているそうです。?
とってもカラフルな色で、面白い形をした奇想天外な建物。以前からその存在はインターネットで見て知っていたのですが、実物を見たことはなかったのです。
今日、どこに行こうかな~と思って、それを見に行くことを思いつきました。
具体的に住所で所在地を調べてみると、なんと東八道路沿いにあるではありませんか!
東八道路は、しょっちゅう車で走っているのですが、そんなもの見たことがないなあと思いました。
そして、現地に歩いて行ってみたのです。
それは、東八道路と天文台通りの交差点近くの南西側にありました。本当に東八道路沿いなのでした。
しかし、うっかり気づかずに通り過ぎるところでした。あまりにも歩道に近く、そして1階部分を覆うように樹木が茂っているので、意外に目立たないのです。
見上げると、やっぱりとってもカラフルで、珍しい形をした建物でした。
本当に住んでいる人がいるのだろうか?
ベランダもありますね。電気がついて人の気配のある部屋がありましたが、
道路側の大部分の部屋はカーテンが閉め切られていて、中は見えません。
また、窓の内側に荷物がたくさん置いてある部屋もいくつかありました。
おそらく、この道路沿いの部屋は、多くの人が外から眺めて写真などを撮るので、
中が見えないようにしているのだろうと思います。道路は北側なので、
南側の部屋では、普通に生活しているのかもしれません。
こんなに木が茂っています。2階くらいの高さまであるようです。
インターネットで見ると、こんな木はありません。
できたばかりの頃の写真なのでしょう。
ちなみに、この建物は2005年に建築されています。
建築家の荒川修作とマドリン・ギンズという人が設計したものだそうです。
施工は竹中工務店。
壁式プレキャストコンクリート造。鉄骨コンクリート造。一部鉄骨造。
建築面積260.61㎡ 延床面積761.46.㎡
9戸の集合住宅で、色は14色でできているそうです。
一部の部屋は実際に住宅として使われており、一部は、宿泊施設として
ホテルのように借りることができ、また一部は、
見学や体験や撮影などに使われているようです。
丸と四角でできている。
実際、この家は、外から眺めるだけではなく、中に入ってみないと
意味がないかもしれません。
あまりにも近すぎて全体が撮影できないので、東八道路を渡って反対側から撮影してみました。
全体像は、けっこう横に長いですね。3階建てです。
それから、戻ってきて別の角度からも写してみました。
ここが入口付近です。
通常は、申し込み制で見学も受け付けており、イベントも開催されているようですが、
今は新型コロナのことがあって、中止になっているようです。
コロナが解決してから見学してみたいですね。
南側からも眺めてみたかったのですが、この後、近辺をぐるりと回ってみたものの、
全く見えませんでした。
その散歩状況は次の記事に続きます。
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