左卜全の墓があるらしき道を歩いていくと、墓はみつからないまま下りになったので、もうあきらめて下りていくことにした。
来た道とは違うが、おそらく迷わずにバス通りに出られると思った。
下りていくと、早稲田大学所沢キャンパスの看板があった。
早稲田大学ってマンモスで、あちこっちにあるんだなと驚く。このあいだは武蔵関にもあった。
早稲田と言えば高田馬場だけど、早稲田のつもりが、所沢に通うこともあるのかもしれない。
それから左に上がっていくと、来た時に通った神社の所に出た。
最初に道を教えてくれた自転車のおじさんは、こっちに走って行ったのだった。
坂を上ると左側に自動販売機を初めて発見。おお~飲料水だあ。
私はデカビタを買った。夫は何だったか知らぬ。
それから、どこかに座るところはないかと探し、神社に行けば日陰だしどこかに座れるだろうから、そこで飲み物を飲みながら休憩しようと考えた。
神社の境内に入っていくと、最初にバスから降りたときに感じた通り、人の気配はなく、社務所にも誰もいないようだった。
神様だからお堂の所に座っても許してくれるだろうと思い、そこに座った。
本当に人はいないし、手水舎の水もからっからである。お賽銭箱もないので、お礼のお賽銭も入れるところなし。
ここに座って飲み物を飲んでいたら、なんか蚊の大群が襲ってきた。
やばい。これはこんなところに座っていることはできない。
夫は、蚊ではない何か知らない虫に腕をさされチカチカするという。
あわてて逃げて道路に出て来た。
バスは、先ほど道の上のほうから見えたのだが、1時50分頃のが通り過ぎたばかりだった。
お寺を見ないで下りていけばそれに間に合ったのだが、お寺を見てから次のバスにしようと思っていたのだ。
しかし、左卜全の墓も見つからず、結局時間をつぶすこともなく下りてきてしまい、次のバスは2時50分ころで、まだ1時間もある。
バス停に1時間立っていることもできない。
反対方向のバスに乗れば、どこか別の電車の駅に到着するのだろうか?しかし、そちらも当分の間バスは来ないようだった。
それならば、とりあえず小手指方向に歩いて行くしか無かろうと思った。 (続く)
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