山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

南普陀寺

2009年06月24日 | 海外
南普陀寺は浙江省の普陀山の南に位置することから、南普陀寺と呼ばれるようになりました。
五老峰の麓にあり、総面積三万平方メートルという広大な敷地に、観音菩薩を主として祀る、中国国内でも有名な千年古刹です。



こちらが南普陀寺の山門。



大きな庭園には池があり、たくさんの蓮が見られました。
蓮の花が満開であれば、相当美しいことでしょう。



天王殿では、ちょうど僧侶たちのお祈りが始まったばかりでした。
こだまする祈りの言葉の意味はわからないけれど、心に響きました。



釘を一本も使わず建てられた大悲殿(たいひでん)。
1930年再建で、三重の屋根がそれぞれカーブを描くそり返った絢爛豪華な造りで、石積みの台上に立つ。



大悲殿に安置されている千手千眼観音菩薩像。



蔵経閣内部は撮影禁止。
堂塔伽藍が美しい。






お寺の裏山の五老峰には数多くの刻石がありました。

なかでも清の僧侶が書いたといわれる高さ4m幅3mの「佛」の題字は有名なのだそうです。

はじめは朱の文字だったが、近年、金色に変えられたそうです。



「佛」の意をWikipediaで調べてみました。

中国において buddha を「佛」という字を新たに作成して音写したのは、おそらく中国に buddha に当たる意味の語がなかったためであろう…4世紀以後に仏典がサンスクリット語で書かれて、それが中国語訳されるようになると、buddha は「佛陀」と二字で音写されるようになる。
つまり、「佛陀」が省略されて「佛」表記されたのではなく、それ以前に「佛」が buddha を意味していたことに注意すべきである。

仏陀(ブッダ、buddha)は、仏ともいい、悟りの最高の位「仏の悟り」を開いた人を指す。
buddha はサンスクリット語で「目覚めた人」「体解した人」「悟った者」などの意味である。「(もとは)人間ではあるが、今は非(超と捉える説もある)人的存在」となっているものを意味したとも考えられる。