「花いかだ」さんでお蕎麦を頂いた後、近くに史跡があるとカーナビに映りこんでいたので行ってみました。
富沢摩崖仏郡と大仏如来です。
「大仏如来」は富沢地区岩崎山の凝灰岩が露出した所にある、高さ2.5mの阿弥陀如来座像。
江戸時代に彫られた三十三観音が、丘陵斜面をおおっています。
確認できる最古の石仏は永仁2年(1294)の虚空蔵菩薩4体で、昭和46年には県の史跡に指定されたそうです。
山と信仰というテーマは、とても興味があります。
石仏は雨風にさらされやがて風化していく宿命なのですが、時間の経過とともにえもいえぬ風格がにじみ出て好きです。
近くに「道の駅とみかみ」というのぼりが出ていたので立ち寄ってみました。
廃校した小学校の敷地には、こぢんまりとした産直市場がありました。
産直野菜はすべて「朝採り野菜」で、山菜なども並び安価で販売されています。
普段どんなお客さんが来るのか分かりませんが、折角なのでお野菜はほとんど籠に入れました。
地元のおじいちゃんがニコニコとお店の番をしていて、こんな価格で良いのですか?という思いがしました。
■富沢摩崖仏郡
住所 宮城県柴田郡柴田町大字富沢字岩崎山