白鷹町は現在、国道287号線が全面通行止となっています。
そのせいか・・・
道の駅白鷹ヤナ公園は子供の日が過ぎたというのに、鯉のぼりが泳いでおり・・・
名物の焼き鮎を求めるお客様もちょっと寂しい感じ。
それだけ「道」って大事なんですね。
近くには田圃と山々の景色が美しい「のどか村」があります。
陶芸工房や和紙工房もありますが、その日は東北六魂祭開催のため、各工房はお休みのようでした。
6月23日には「のどか村祭り」が予定されています。
さて、さらに白鷹町を山手に行ってみました。
「黒鴨温泉 滝の湯旅館」さんは源泉は迎田源泉でナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(PH8.4)。
男女別の内湯があり、日帰りでの利用ができるようです。
隣にある曹洞宗の「蔵高院」さんではその日、おめでたい「晋山式」の後でした。
~晋山式を曹洞宗のHPから以下に掲載します~
晋山式というのは、各寺院において新たに住職となった僧(この方を、「新命方丈」ともいいます。
「方丈」とは住職の居室のことで、転じて、その居室にいる人という意味で、住職を方丈とも呼びます)が、その寺院に晋む(=進む)ことです。禅宗寺院は多く山間部にあって山号(=○○山)を持ち、そして、寺院を山ともいうため、「山に晋む式」と書いて「晋山式」としています。簡単にいえば、住職交代式ということです。元々は、「乗り込み晋山」といって、外部から招聘されて、その日当日に初めて各寺院に入ることをいいましたが、最近では、大概、副住職や徒弟として、その寺院に住んでいながら準備を進めて、その山内で内移りをする略法を採っています。
数十年前のことですが、「蔵高院」を拝観させて頂いたことがあります。
「蔵高院」さんには「光明海上人即身仏」が安置されています。
当時の和尚さまから「黒鴨には即身仏になる故100年後に掘り出してくれ」と遺言し入定した者がいるという地元の伝承に基づき、発掘された光明海上人即身仏のお話を伺い、入定したその場所(さらに山の中)までお参りに行った経験があります。
今思うと、、和尚様の丁寧なお話にもまだ若かった私には、いろんな意味で理解が足りなかったように思います。
あらためていつか「蔵高院」さんを訪れてみたいと思います。