高畠町にある「湯沼温泉 駒草荘」さんに初訪しました。
田圃の中にポツンと一軒のお宿があり、日帰り(入浴のみ:350円)でも利用できます。
湯沼温泉の由来をHPから一部掲載します。
湯沼温泉は、大谷地帯の田の中にあります。今も歩くとゆらゆらとゆれます。地盤が軟弱であるからです。
かつては、谷地のためにほとんど水につかった沼地だった。当時、谷地船といった箱舟のようなもので沼を往来していたと聞いております。田植は大きな下駄のようなものを履いてした。刈り取った稲を運ぶのも舟にたよった。
湯沼という地名は昔からあったのです。冬でも2・3ヶ所は雪が積らず、自然に湯が湧いていて、現在の場所を湯沼と言われたのです。
今から70年前頃、場所も今の所に湯沼浴場をほそぼそとやっていたが、年に2・3回の大雨が降ると一面の沼となり床の上まで水が上がった。区画整備前ですから道路はなく、歩く所に石を敷き、その石を踏みながら湯沼に来たそうです。
綺麗な内湯と、4人程度入れるヒノキの手作り風露天風呂があります。
露天風呂はややぬるめで、20分程度ゆっくりと湯に浸かるのがとても良いとか。
狭い露天のため、譲り合い・思いやりの心が大事です。
運よくたまたま20分ほど浸かることができ、体がとても軽くなりました。
弱アルカリ性単純温泉(無色透明)pH 9.0の温泉は、すべてかけ流しで、とても良いお湯です。
1分間に20リットル放流しているそうです。
飲泉所もあり飲んでみると、ほんのり塩味がありました。
■湯沼温泉 駒草荘
住所 山形県東置賜郡高畠町大字竹森5122
TEL 0238-52-1032