長井市の「あやめ公園」は500種100万本のあやめが咲き誇る公園です。
ここでしか見ることのできない古種もあるそうです。
あやめ公園は、地元横町に住む金田勝見が杉林跡地に野生のあやめ数十株を植え、茶会を開き人を招いたのが始まりと言われる、その後、国鉄の誘行を図り、杉林を伐採した空地に花菖蒲を植えたことから現在の公園の原型が作られたそうです。
2010年に開園100周年を迎えました。
野外ステージもありました。
鯉の中に大きなニジマスが紛れてスイスイ泳いでいました。
樹木のある丘には白つつじが咲いていました。
園内には綺麗な水が流れ続けていて、とても気持ちが良いです。
湧水の場所は水のせせらぐ音が心地よく、マイナスイオンが周囲に漂っていて、なんだかとても心が落ち着きます。
綺麗な湧水のため、水の中にはアクアリウムのように水草が茂っています。
覗いてみると水草から時々小さい水泡がポコンと生まれては消えます。
とにかくこの場所に居るだけで、とても平安な気分になります。
「縁結びの橋」。
あやめの話に戻りますが、このあやめ公園には長井古種が現在34種あり、その中で長井市の指定天然記念物とされる品種は13種もあるそうです。
見頃は6月下旬から7月。
その頃になったら、再訪してみたいと思います。
■あやめ公園
住所 山形県長井市横町5番
駐車場:無料(あやめ開花時入園料あり:500円)