山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

徳島の遍路表示の数々

2016年08月09日 | 神社・仏閣

徳島での歩き遍路も、22番平等寺、23番薬王寺迄で残すことあと僅かとなりました。

四国の歩き遍路を何度も繰り返されている方たちからは、「高知に入ると急に標識がなくなってしまう。迷う。」とお聞きしました。

実際この後私も高知入りを果たすのですが、本当にその通りでした。

 

それで、徳島から順打ちを予定されているお遍路さんに、徳島の遍路表示の数々をお届けいたします。

徳島の十楽寺位までは、古いお遍路道が残っていて、この赤い指が目印です。

徳島での歩き遍路の醍醐味を感じられる素敵なコースが、この指のコースだったと私は確信しています。

鶴林寺から太龍寺までは、道に迷ったら大変だから標識もたくさん。

二にお鶴、三に太龍と呼ばれているくらいですから、この2つの山越えはキツイです。

いろいろな標識を見ながら癒されたりしました。

この赤い札見ると「大丈夫」って思えてくるんですね。

道に迷っていないから大丈夫というより、間違いなくこの山を乗り越えられるから大丈夫って思えてくるんですよ、不思議と。

洗脳というわけじゃないんでしょうけど、こういう標識をどなたかが設置されて、その高次元の意識を感じるというか・・・

信じられるものがそこにあるって、とっても幸せなことなんだなって思いました。

 

ところが「標識を利用して、心無い方のいたずらもあるから高知は特に気をつけなさい」と歩き遍路の諸先輩に諭されました。

信じてきた道が実は嘘だったなんて、そんな経験したら、一気に何もかも疑心暗鬼に陥りそうです。

徳島のお遍路は、宿坊も多く、徳島の方々もたくさん優しい方々とお会いできて、辛い日々も確かにあったけど、1番から歩き遍路して良い経験になりました。

人生にもこのように確かな正しい道の標識があればいいのにね・・・そう思いました。