一番初めに古民家の宿を予約したのですが、その後ネットで「金剛頂寺は料理が最高!」との評価があり、興味がわいたため、宿坊に泊まることにしました。
まず玄関でインターフォン越しにご挨拶。
中に入って記帳して待っててくださいとのこと。
このやり取りが、一部のお遍路さんの中で「対応が悪い」などとネットで書かれていますが、ただ座って待てばよいだけのことです。
そんな長々と待たされるというわけではありませんから。
おかみさんが一人で仕切っておられるようですから、致し方ないと思います。
暫く待ってお部屋に案内されました。
まるで温泉旅館に来たようなお部屋です。
窓からは緑が沢山で、遠くに海も見ることができます。
気持ち良いですね。
私の好きな百合の花から、よい香りが部屋に漂っています。
宿坊でありながら、こういう心遣いを頂くなんて、うれしいですね。
他のお部屋もこんな感じです。
お風呂は時間が決められています。
この日、宿泊した女性は私だけなので、お風呂ひとり占めでした。
食堂
この料理のほかに、テーブルには数種類のおかずが並んでいて、自由に頂けます。
私の好きなトコブシの醤油煮が大皿に山のようにあったので、気が済むまでたくさんトコブシを頂きました。
大満足です。
が・・・
おかみさん、次のおかずを持ってきたではありませんか!!
この「まぐろ」が本当に美味♪
脂がのっていて、トロ~っとして♪
宿坊なのに、このフルコースは、豪華すぎます!
朝ごはん
朝もおかずを自由に頂けます。
夜も朝も、私とY先達と男性の歩き遍路さんと3人だけでしたので、遍路話をしながら食事しました。
Y先達は逆回りをされていて、高知はいつも鰹ばかりがおかずで出てくるのでうんざり。徳島入りしたら鰹を見なくて済むから嬉しい、とおっしゃっていました。
その日は少ない人数だったため、良いお部屋に通されたけど、混んでいる日は基本二人以上であのお部屋であって、ひとり遍路さん用は別なお部屋に通されることが多い、とY先達はおっしゃっていました。
食事もお部屋も良くて、大満足の金剛頂寺宿坊でした。
それにおかみさんのお話が勉強になりました。