日和佐駅を降りると、道の駅と併設されており、にぎわっていました。
足湯もありました。
物産館では、地元のお野菜やスイーツ、お弁当などが販売されています。
久しぶりにこういうにぎやかな、普通の暮らしの場所に来たため、心が高揚しました。
そこから薬王寺まで徒歩2分。
「発心の道場」といわれる阿波最後の霊場です。
厄除けの寺(根本道場)として信仰を集め、全国的に知られています。
山門をくぐります。
立派な仁王像
司馬遼太郎の「空海の風景」という著書の一部。
内容は、一段一段におさい銭をおいて、厄落としを行う風習を綴ったもの。
本堂に詣るには、最初の33段を女坂、次の42段を男坂と呼ぶ石段を上っていきます。
こちらを進んだところに本坊があり、納経場となっています。
はかに山門横の瑠璃閣でも納経できます。
階段を上って本堂
薬王寺は神亀3年(726年)、聖武天皇(在位724~749年)の勅願により行基が開基しました。
後の弘仁6年(815年)、平城天皇の勅命を受けて、弘法大師がこの寺を訪れ、当時42歳であった天皇と42歳の自分(弘法大師)と大衆の厄除けを願って、厄除薬師如来を刻んで、本尊として安置したそうです。
地蔵堂
大師堂
鎮守堂
薬王寺の境内からは、日和佐の町と太平洋が一望できます。
薬王寺の南東約1kmのところにある大浜海岸は、海亀が毎年6月下旬から8月上旬にかけて産卵のためにやってくる海岸として知られています。
右の山のてっぺんにお城も見えていました。
霊牌堂
瑜祗塔は、両部不二を表す密教寺院独特の建物。
内部に入れますが、拝観料が必要です。
瑠璃堂で納経を頂くことにしました。
瑠璃堂では、お数珠の良いものを見つけました。
両親へのお土産にします。