山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

24番 最御崎寺

2016年08月15日 | 神社・仏閣

薬王寺宿坊「薬師会館」を電車の時間に合わせてゆったりと出発し、日和佐駅へ。

海部行の電車に乗り、甲浦駅へ(550円)

甲浦駅を降りて、高知東部交通 安芸本社営業所行きに乗り、室戸岬で下車(1470円)

いよいよ初の高知遍路です。

最御崎寺 奥の院

ここから山道となります。

雨が降っています。

山道を進むとやがて海が見渡せてきます。

岩が雨に濡れて滑るため、足元を注意しなければなりません。

骨折しても誰も助けてくれません。

それに足を骨折なんかしたら、私の仕事は成り立ちません。

ゆっくりでもいいから、慎重に足を進めます。

でも息があがります。

どこまで登るのでしょうか??

どなたともこの遍路道で会うことはありませんでした。

 

やがてやっと山門にたどり着きました。

唐から帰国した弘法大師が大同2年(807年)、嵯峨天皇の勅願により、再び室戸岬を訪れて、虚空蔵菩薩を刻み、本尊として、安置したのが寺の始まりなのだそうです。

空海の七不思議のひとつ「鏡石」

小石で叩くとカーーーンという澄み切った音を発し、この響きは冥土までとどくといわれています。

大師堂

慶安元(1648)年、土佐二代藩主 山内忠義により寄進された鐘楼堂。

本堂

お堂の軒下においたリュックを背負い、ポンチョを着て下山します。

でもまたあの山道を歩くかと思った時、絶対滑ると思いました。

そこで安全を考え、長い道のりになったとしても車道を歩くことを思いつきました。

確かに車道のほうが歩く距離は長いですが、滑らないし平坦な斜面のため、小走りで下ることができます。

雨の日のそのチョイスはベストコースでした。

足もラクです。