お昼時に営業系の車が停まっていることが多い「ラーメン三味」さん。
通りがかるたびに「あごだし」という看板に、好奇心をそそられていたので、あるお昼に入ってみることにしました。
店内はカウンター、テーブル席で想像以上に広かったです。
長いカウンターは壁を見ながらで、厨房は見えません。
気になっていた看板の文字通り「あごだしラーメン」(630円)をオーダー。
あごとはトビウオの事をさし、由来は諸説ありますが、あごが落ちるほど美味だとも言われているそうです。
胃も疲れてしまっていたその日は、滋味ある優しい味のラーメンが頂けそうな予感がします♪
運ばれてきたラーメンのまずはスープを・・・
アツアツ過ぎました。(写真も湯気で白くなっています)
熱すぎて舌が、味をすぐに理解できないようです。
フウフウして食べると、第一印象は「あっさり」したラーメンです。
私は味薄目でオーダーしましたが、しっかりと塩分も感じつつ、アゴだしのふわりとした甘みや旨味が、単調ではなく、味深いスープにしあがぅています。
スープが熱すぎるために細麺が伸びやすいのが欠点です。
油とスープを一緒に沸騰させて、熱くしたどんぶりに注ぐ方法で、とても熱いラーメンができるとも聞きます。
チャーシューは、箸でつまんだら、ホロリとほどけるほど、薄切りで柔らかいものでした。
シナチクはコリコリしていて、食味が良かったです。
ワカメは熱いスープの上で、次第に味の輪郭を強く出してくるので、せっかくのアゴだしスープの良いところを時間の経過と共にかき消してしまうようです。
男性は「セット品」をオーダーする方が多かったようです。
■ラーメン三味
住所 宮城県亘理郡山元町山寺字中清水3