山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

だるま堂神社

2017年04月25日 | 神社・仏閣

 カーナビに「だるま」と出ていたので、好奇心でそこに行ってみることにしました。

着いた場所には駐車場のあり、車を停めて散策することにしました。

この場所には「だるま講石造物群」があるとのこと。

この場所から見回したところ、そのような講石造は視界にはなかったのですが、どうやら現在は本堂にて保存されているようです。

この地で産科医の五十嵐分(ぶん)水さんが、この周辺を霊場に「だるま講」という安産信仰を広めたそうです。

蔵王町内・平沢地区には「弥陀の杉」と呼ばれる、東日本一とも言われる、高さ50m、幹周り10mという巨木があります。

「だるま杉」とも呼ばれているそうです。

明治の廃仏毀釈で廃寺となるまで、ここには、丈六山無量寿院安養寺というお寺があり、大杉の立つ辺りはその参道の一部で、20本以上の巨木が参道並木としてあったそうです。

明治時代に現在の一本を残して全て切られてしまいました。
ぶん水は明治初頭の並木伐採を惜しんで
「村役方、この木を永世伐らせないで下さい」と刻んだ「戒石銘」を残したそうです。

現在、宮城県の天然記念物に指定されています。

「だるま杉」は、日本で二番目に高い五重塔、奈良・興福寺の五重塔 の高さが50.1mとほぼ同じ高さ。

見事というより言葉がありません。 

本堂。

階段をのぼってみましょう。

鳥居の向こうに石碑。

石碑の向こうに、何か不思議なものが・・・。

何だろうとウロウロ。

覗いてみたり、横から眺めたり・・・

そうしている時、ハッと気づきました。

これは女体を模しているのですね!

大きなお腹が丘です。

 般若心境の石碑は、初めて見ました。

道祖神もお祀りされていました。

昔は、他県からも「だるま講」に訪れる方がたくさんいて、賑わっていた時代もあったそうです。

 

■だるま堂神社

住所 宮城県刈田郡蔵王町大字平沢字丈六