宮城県白石市にある「麺家 九十九」さんに再訪しました。
おひとり様はカウンター席となります。
以前は、名古屋コーチンをつかった「鶏そば 醤油」を頂きました。
表面の強めの鶏油がスープに甘味と旨味のアクセントになっていて、ひと口啜った時はプチ感動がありました。
鶏油がスープを巻き込んで麺に絡むため、食べ進めていくうちに鶏油の存在が薄れ、代わりに醤油の味の強さが立ってきて、どんどん単調なスープの味に変化していったのを覚えています。
きっとbrogに投稿した記憶はあるのですが、多分3年くらい前でしょうか。
以前は「名古屋コーチンを使ったスープ」というのが、ラーメンウォーカーにも掲載するほどの看板メニューだったようですが、最近「味噌らーめん」が人気のようなので行ってみました。
「味噌」カテゴリーは2種類。
「豚そば」(850円)
国産豚のゲンコツや背ガラを長時間煮込んだコクのある豚骨スープ。
「魚そば」(750円)(背油魚味噌 800円)
国産魚と国産鶏に数種類の魚介と香味野菜を加えたスープ。
コクのある味噌らーめんが好きな私は「豚そば味噌」をオーダー。
オーダーを受けてから炒めるらしく、少し時間がかかるようで待たされました。
豚バラ肉の角切りがゴロゴロしていて、さらに挽肉も!
それらをかき分けるようにしてスープを頂きました。
コクがありながらそれほどくどさはなく、エグミもなく、とてもバランスの良い味噌スープです。
ほんのり酒粕の香りがします。
それがコクのある味噌ベースの、熟成ポイントなのだと思います。
アツアツでコクのあるスープに太麺がしっかりと、存在感というか、貫禄を誇示してきます。
なるほど、旨い!
もやしなどの野菜も入ってボリュームもあるのですが、多分完食できるという最初の予感通り完食しました♪
20分以上かけていただきましたが、最後まで美味しさキープでした。
スープと麺の相性がとても良い味噌らーめんでした。
ふと隣の方をみると「まぜそば大盛」が運ばれてきて、めんが丼のふちに迫っているくらいのボリュームでした。
結局残して帰られたのですが、美味しかったのかな?
「まぜそば」は、太麺の美味しさをシンプルに味わえるメニューですよね。
麺との合いがどうなのか、気になりました。
ご馳走様でした。
■麺家 九十九
住所 宮城県白石市福岡長袋字下河原57-13
営業時間 11:30~15:00(L.O.14:30)
店休日 月曜日