山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

観音寺観音堂(深山観音堂)

2014年05月23日 | 神社・仏閣
白鷹町には、国指定重要文化財として有名な観音寺観音堂(深山観音堂)があります。
 

置賜三十三観音中第8番目の札所です。

杉の大木に取り囲まれた参道。

参道脇の途中、お山のお水がジャバジャバと流れ、心まで洗われるようです。

歴史の色香がある参道です。

杉の大きさが凄い!

観音寺観音堂は天台宗で、三間四方の阿弥陀堂造り、木造茅葺きの建物。

平安時代の特徴をもつ建築物として、1953年(昭和28)に国の重要文化財に指定されました。

本来は阿弥陀堂として建てられたのですが、本尊の千手観音をここに安置してから、観音堂と呼ばれるようになったそうです。

あまりにも静かな山です。

合掌。

 

■観音寺観音堂(深山観音堂深山観音)

住所 山形県西置賜郡白鷹町深山3315-1


いきいき深山郷 のどか村

2014年05月22日 | 蕎麦

「いきいき深山郷 のどか村」さんでお蕎麦を頂くことにしました。

のどかな田園風景、青く連なる山々。

白鷹町は自然美に溢れた町であると共に、かつて会津仏教と神仏習合の羽黒修験との交通要所に位置していただけに、そういった歴史の色香の残る町です。

山からの水が水路にたゆみなく流れます。

水力発電機の役目は、どうやら看板の照明に使われているようです。

 

古民家のような「いきいき深山郷 のどか村」。

玄関の上には、なんと立派なスズメ蜂の要塞がありますが、機能していないので安心して下さい。

広い店内です。

個室に案内されました。

飛び込み利用の場合、メニューは蕎麦のみなので、オーダー表もなく聞かれることもありません。

蕎麦はコシが強く、味のしっかりした汁につけても蕎麦の香りが感じられます。

蕎麦としてはちょっと無骨な風味もありますが、なんと手打で山菜のおかずがついて、650円というプライスはとてもとてもお得感があります。

唐辛子がピリッと刺激も心地よく、味もよいのでどこで販売されているか伺ったのですが、自家製で販売はしていないとのこと。

「是非(自家製を)作ってみて!」と言われたのですが、トホホ・・・そうできればというより、まずは唐辛子を植えなくては・・・

「いきいき深山郷 のどか村」は温泉ではないのですが、宿泊もできます。

参考までに:大人6,825円(2食付)人~、小人4,725円(2食付)/人(宿泊は2人より)

白鷹町では、定期的にイベントが開かれています。

 

■いきいき深山郷 のどか村

住所 山形県西置賜郡白鷹町深山2537

TEL 0238-85-0380

営業時間 11:00~14:00(閉店15:00)、18:00~20:30(閉店21:00、夜は要予約)

店休日 火曜(GW期間中休、8月13~16日、12月30~1月3日)


白鷹町ヤナ公園~のどか村~黒鴨温泉

2014年05月21日 | ドライブ

白鷹町は現在、国道287号線が全面通行止となっています。

そのせいか・・・

道の駅白鷹ヤナ公園は子供の日が過ぎたというのに、鯉のぼりが泳いでおり・・・

名物の焼き鮎を求めるお客様もちょっと寂しい感じ。 

それだけ「道」って大事なんですね。

近くには田圃と山々の景色が美しい「のどか村」があります。

陶芸工房や和紙工房もありますが、その日は東北六魂祭開催のため、各工房はお休みのようでした。

6月23日には「のどか村祭り」が予定されています。

さて、さらに白鷹町を山手に行ってみました。

「黒鴨温泉 滝の湯旅館」さんは源泉は迎田源泉でナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(PH8.4)。

男女別の内湯があり、日帰りでの利用ができるようです。

隣にある曹洞宗の「蔵高院」さんではその日、おめでたい「晋山式」の後でした。

~晋山式を曹洞宗のHPから以下に掲載します~

晋山式というのは、各寺院において新たに住職となった僧(この方を、「新命方丈」ともいいます。

「方丈」とは住職の居室のことで、転じて、その居室にいる人という意味で、住職を方丈とも呼びます)が、その寺院に晋む(=進む)ことです。禅宗寺院は多く山間部にあって山号(=○○山)を持ち、そして、寺院を山ともいうため、「山に晋む式」と書いて「晋山式」としています。簡単にいえば、住職交代式ということです。元々は、「乗り込み晋山」といって、外部から招聘されて、その日当日に初めて各寺院に入ることをいいましたが、最近では、大概、副住職や徒弟として、その寺院に住んでいながら準備を進めて、その山内で内移りをする略法を採っています。

数十年前のことですが、「蔵高院」を拝観させて頂いたことがあります。

「蔵高院」さんには「光明海上人即身仏」が安置されています。

当時の和尚さまから「黒鴨には即身仏になる故100年後に掘り出してくれ」と遺言し入定した者がいるという地元の伝承に基づき、発掘された光明海上人即身仏のお話を伺い、入定したその場所(さらに山の中)までお参りに行った経験があります。

今思うと、、和尚様の丁寧なお話にもまだ若かった私には、いろんな意味で理解が足りなかったように思います。

あらためていつか「蔵高院」さんを訪れてみたいと思います。

 

 


富沢摩崖仏郡と道の駅とみかみ

2014年05月19日 | ドライブ

「花いかだ」さんでお蕎麦を頂いた後、近くに史跡があるとカーナビに映りこんでいたので行ってみました。

富沢摩崖仏郡と大仏如来です。

「大仏如来」は富沢地区岩崎山の凝灰岩が露出した所にある、高さ2.5mの阿弥陀如来座像。

江戸時代に彫られた三十三観音が、丘陵斜面をおおっています。

確認できる最古の石仏は永仁2年(1294)の虚空蔵菩薩4体で、昭和46年には県の史跡に指定されたそうです。

山と信仰というテーマは、とても興味があります。

石仏は雨風にさらされやがて風化していく宿命なのですが、時間の経過とともにえもいえぬ風格がにじみ出て好きです。

近くに「道の駅とみかみ」というのぼりが出ていたので立ち寄ってみました。

廃校した小学校の敷地には、こぢんまりとした産直市場がありました。

産直野菜はすべて「朝採り野菜」で、山菜なども並び安価で販売されています。

普段どんなお客さんが来るのか分かりませんが、折角なのでお野菜はほとんど籠に入れました。

地元のおじいちゃんがニコニコとお店の番をしていて、こんな価格で良いのですか?という思いがしました。

 

■富沢摩崖仏郡

住所 宮城県柴田郡柴田町大字富沢字岩崎山

花いかだ

2014年05月18日 | 蕎麦

ちょうど5月半ば、山では緑が美しい頃になりました。

宮城の柴田町にある「花いかだ」さんを初訪しました。

広い駐車場に車を停めて、看板の方へ進むと丘の上に店舗がありました。

11時半、ちょうど満席になってしまったところでしたので、店内で待つことに。

二八の蕎麦の他にも、アラカルトが比較的充実しています。

お店の方が丁寧にメニューを説明してくれます。

とても営業が上手いと感心しますが、説明がちょっと長いのが少し苦痛。

店内はテーブル席とカウンター席があり、カウンターに座れば外の緑を見ながらお料理を頂くことができます。

けれど次々にお客様が丘を上っていらして外に溢れて席の順番を待っているのため、カウンターの席はバツが悪く、外のお客様の視線がやや気になりました。

とても人気があるお店なのですね。

「せいろそば」が来ました~♪

蕎麦は細目でコシがありますが、蕎麦の甘味や香りはあまりないと思いました。

はじめのうち、汁が昆布か椎茸のようななにか独特の風味が立っているように感じましたが、食べ進めていくうちに風味が弱くなります。

私の好きな汁の味ではないと感じました。

単品でオーダーした天婦羅には「花いかだの葉」や「たらの芽」「筍」などが並び、衣もサラリとして素材本来の甘味が活かされた揚げ方だと思いました。

お店の方が「一番のおススメ」だという「花おろし」は、蕎麦の上に天婦羅や舞茸の煮たものや山菜がのっていて汁をかけ混ぜ合わせて頂く蕎麦。

最後にこの皿の上に蕎麦湯をかけて〆なのですが、本来の蕎麦の風味を味わいたい私には、無理なメニューです。

いろんな味が混じりあって、蕎麦の風味はそれらによって完全にかき消されてしまいます。

この場所だから、全体的にもう少しお得感があっても良いかも。 

帰りは小さな池のまわりをぐるりと一周。

花がいっぱい咲いていて、緑も綺麗で、とても気持ちの良いお庭でした。

 

■ 花いかだ

住所 宮城県柴田郡柴田町大字富沢字猪倉26-46
TEL 0224-56-2531

営業時間 11:00~16:00

店休日 木曜(祝日営業)