グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

もっと老けない脳を作る方法

2009-02-18 08:18:01 | 
 画像:今朝7時5分撮影。またさらっと雪が積もっていました。

去年の某雑誌をパラパラめくっていたらこのタイトルで茂木健一郎氏を取材した特集があった。
〈音楽は脳をマッサージする〉
・音楽は脳の記憶や感情の回路を活性化させる。
感情に訴えかけるいい音楽、好きな音楽を聴くと脳の゛喜び゛を感じる回路が活性化するんです。脳科学の世界では、音楽を聴いて喜びを感じるときの回路は、生物として非常に基本的な食べたり飲んだりしたときに感じる本能的な喜びの回路と共通だということがわかっています。脳は゜喜び゜を感じるとドーパミンという物質を放出し、さまざまないい働きを脳に引き起こすのです。
・「鳥の声や木々を渡る風の音、自然の音だけでなく、すべてが音楽です。こんなふうに耳を澄ます態度が身に付くと、人の内面にも耳をすますことができるようになる。すると、その人の内面や内面の変化もわかるようになり、相手との関係も変わってくる。自分の内なる声に耳を澄ませば自分のこともわかってきます」
・「耳を澄ます」ことと、新しいことを「発想すること」は同義である。
゛聴くこと゛とは、自分の内面にある、未だ形になっていないものを表現する行為に等しいんですね。外界の音に耳を澄ますことは、ぼくにとっては創造的に生きる上での大いなる糧です。いかに耳をすませられるか、人生は、その勝負にかかっているともいえますね。

〈自分の話している言葉も一つの「音楽」〉
・日本語には日本語の、英語には英語の、ドイツ語にはドイツ語の、フランス語にはフランス語の音楽がある。
・知らない言葉でも、意味はわからなくても、音楽として聴くことが出来るし、それでも十分につたわることはあります。たとえば、なんとも言えない心優しさとか、しっとりした感じとか。抽象的ですけれど、こういう感覚を覚えるときには言葉は実感を伴った確かなものとして現れてくる。日常使っている言葉を音楽としてとらえると、人生はずっと演奏しているようなものだと思いますね。
・言葉を発するとき、言葉を聴くとき、意味は左脳で処理されていますが、リズムや音といった感覚的な部分は右脳で処理されている。一緒に話しをしていると気が滅入ってくる人とか、会ったあとに気分が落ち込むような人っているでしょう?それは言葉の意味じゃなくてリズムや音といったものが影響を及ぼしているんです。逆に、その人の話すのを聴いていると前向きになれるような人もいますよね。そこには言葉に音楽としての力が存在しているんです。

〈新しいことに触れると脳はみずみずしく活性化する〉
・好きなことに拘るのも大事。でも興味のないことを、試してみるのも、新しい世界を広げてくれます。脳には゛セキュア(予想できること)゛と゛チャレンジング(新しいこと)゛の両方が必要なのです。両方のバランスがとれていることが人生を豊かにする鍵ですね。世代の違う人とのつきあいもすすめたい。違和感を持ったり傷ついたり、すれ違ったり失望したりすることもあるかもしれない。でも、ほろ苦い思いや失望の経験自体も脳には大切です。

〈脳のための勉強ではなく、自分の人生にとって価値のある何かのための勉強を〉

〈出会い、喜び、感動、人生の愉しみが、若々しい脳を作る〉


*外国映画で流れるセリフやナレーションに意味分からずとも酔い浸ることは確かにあり、言葉も音楽というのは凄く納得。
また、音楽はその国の言葉に影響されていると聞いたこともあるような。
内容の無い話しにはせめて良いリズムと音が不可欠?
でも、好きな人の話しなら、どんなんでも心地いいと思うだろうし…
本題からどんどん逸れていく。。。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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