プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

平山正人

2012-03-14 20:54:41 | 日記
平山正人投手


投球フォーム・・・左オーバースロー・本格派


球種・・・ストレートとタテの大きなカーブのみ。


・ルーキー時代、オープン戦で好投をみせ即戦力の期待が高まったが、
公式戦「ファーム」に入ると、突然の「ノーコン病」に悩まされた。
なぜかストライクが入らない。だから手先に頼ってなんとかしょうとする。
フォームを崩して余計にストライクが入らなくなるという悪循環のくり返しだった。


1977年
・左腕・平山がクローズアップされてきた。「ワンポイントなら、ことしから十分使えますよ」とは
上田監督、梶本コーチらの一致した声。ノンプロの新日鉄堺から今季やってきた1年生。
「素質はいい。荒削りだが磨けば将来は勝ち星を計算できる投手に」ドラフト会議を前にした
藤井スカウトのメモにはこう書かれてあった。将来性を買ったわけだが、何しろ阪急にとっては希少価値のサウスポーだ。
「どんどん試してみる」と上田監督は公約どおりオープン戦で盛んに登板の機会を与えている。デビューは京都での中日戦だったが、
そこでまずデービスらを抑え、堂々のピッチング。まっすぐと大きなカーブ。球種はまだこの2種だが、
したたかなマウンド度胸も投球術も、「キレ味」十分。チームに左腕はベテランの白石がいる。
しかしどういうわけかこの左腕、左打者への成績が芳しくない。それだけに首脳陣としては
平山への期待がいっそう大きくなろうというもの。「28人のワクの中?ウーン、何とか入れたいネエ。
いや入ってほしいね」28人ワクー。つまり一軍のベンチ枠に入るかどうか。あとは与えられたチャンスに、
このルーキー左腕が一球一球をどう投げるかにかかってきた。

コメント
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