プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

渡辺博文(一史)

2014-04-13 20:16:18 | 日記
フォーム・・・打者のタイミングを狂わす独特の投球フォーム

球種・・ストレート、カーブ、ドロップ

1958年

渡辺は中国大会では肩の不調で球の切れが鈍かったが、すっかり回復して打者のタイミングを狂わす独特の投球フォームからカーブを主とした変化球に十分期待がかけられる。

1965年

プロ初勝利

六回から巽に代わった左腕渡辺のカーブを打ちあぐんでいるうちに、巨人は足もとをすくわれた形。渡辺はプロ初勝利。

もう一人のヒーロー、渡辺投手は「この前の巨人戦(八月十六日の19回戦)は、みっともなかったんで(ボークで1点とられ、一回もたずに降板)アダうちのつもりだった」と語る。この春阪急をやめ、湯之元のスワローズのキャンプにテスト生で参加し左投手だから、とっておいて損はないよと員教で入団した渡辺が、まさか勝利投手になろうとは、この夜の砂押監督の筋書にもはいっていないうれしい誤算だったろう。渡辺が投げ勝って、宮田の球宴、NO砲の5安打が出た巨人が負けるー信じられぬことづくめの三時間十分のロングゲームだった。
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荒川巌

2014-04-13 20:03:31 | 日記
フォーム・・上手投げ 球種・・・ストレート、カーブ、シュート

1963年

稲川と荒川の投げ合い。荒川はシュート、カーブの切れもよく堂々たる投球。だがわずか一度のつまづきで敗戦投手になってしまった。大洋は五回無死長田が第一球を右中間二塁打、バントで三進したあと島野の代打箱田が左中間に安打してやっと一点を取った。箱田の一打はつまっていたが高目だったので内野の頭を越えたもの。稲川は一、四回一、二塁に走者を出したがうまく切り抜け五回からは無安打に国鉄をおさえた。これで稲川は六連勝。これで大洋は四位となった。
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松本隆春

2014-04-13 09:42:56 | 日記
1976年

長身を利して、上から投げおろすストレートは、新人と思えぬキレを見せる。「速球で勝負する投手になりたい。早く一線で投げるのが目標です」。めぐまれた素質と、負けずぎらいの性格はこれから楽しみにしてくれる。
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舞野健司

2014-04-13 09:23:07 | 日記
1968年

一メートル八六と今大会で最長身の大型捕手として、目をひいたものだ。田淵(法大)よりも三センチも長身だ。東京あたりは、早くも実家にまで乗り込んでいっているのをみても、各スカウトの今後の動きに注目したい。足も一塁まで四秒一と遅くはない。ウドの大木的な鈍さがないという証拠をみせつけているのは頼もしい。スローイングもなかなかいいのがまた魅力でもある。
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森山学

2014-04-13 09:02:03 | 日記
1975年

昭和31年11月10日生 1㍍82、80㌔、右投右打
熊谷商ーロッテ

掘り出しものの可能性大。ズングリした体で上体の強いピッチングは尾崎(浪商ー東映)にそっくり。速球が武器だ。
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奥田敏輝

2014-04-13 08:00:22 | 日記
1967年

六連勝を記録、新人王に向かってひたすら走る阪神のルーキー江夏にくらべると高校時代この江夏に投げ勝ったライバル奥田の出遅れが、あまりにも目立っている。トーナメント大会前の阪急戦でめった打ち。三イニングで三ホーマーの五安打を浴びてKOされ、自信を喪失した。「阪急がよく打つと聞いていたので試合前から意識過剰になっていたようです」以来コントロールの甘さ、スピード不足に自信喪失が重なってト晩のチャンスさえ失った。悪いときには悪いことが重なるもの。下手ー横手とフォームを変えているうちに右腕を痛めた。リードされている江夏に対する焦りもようやく薄れた。「いまから焦ってもしようがない。後半戦に備えてがんばります」渡辺コートの指導でスライダーを覚えた。落ちる球の威力もかなりだ。こうした長所を伸ばすため、不遇な現在をランニング、下半身の鍛錬ですごしている。江夏に追いつけ追い超せ奥田の巻き返しがみものである。
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井上洋一

2014-04-13 07:43:47 | 日記
1970年

テスト生上がりの有望株といわれたヤクルトの井上が、四年目でようやく一軍入りし、「守備なら三塁で井上が一番うまいんじゃないか」と首脳陣からも買われている。この井上、四年前、拓大付属高から公募テストで入団、一度は外野へコンバートされたが、今年からまた古巣の内野へ転向したが、テスト生出身にしては足あり肩ありでなかなかの好素質の持ち主。三年目の昨年はイースタンでも、打率こそ二割六分九厘(十二位)だったが、盗塁第二位(二十六個)、打点第二位(三十一点)の好成績で晴れてベストナインに選ばれている。今でも暇さえあればランニングに精を出すという努力家で、地味な精進が実ってか、先日の札幌シリーズ(対巨人)では好投の高橋一から左前へ痛烈なプロ入り初ヒットを記録した。井上は「これからは目の前で試合が見られるだけでもいい勉強になります。いいプレーをうんと吸収して早く一人前になりたい」と四年目のラッキーチャンスに目を輝かせている。
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市原明

2014-04-13 07:35:29 | 日記
1970年

勝率七割台で首位独走のロッテの一番バッターとして、ピリッとした攻守を見せているのが二年生の市原三塁手(銚子商)。今年のジュニア・オールスターにも文句なしに選ばれたが、六月から七月にかけて大当たり。十八得点と先兵としてもなかなかのハッスルぶりで、十三日現在まで七試合連続安打、六月の月間打率も三割二分六厘で首位躍進の原動力となっている。厳しい指導で定評のある大沢二軍監督も「若手が伸びたのが大きい。とくに吉岡悟、市原、土肥それに問矢、藤井のルーキーなどが実践的な力をつけてきたのが楽しみだ」という。「バットがよく振切れるのでいまは打席に入るのが楽しみ」という市原。もうすぐ勝率八割台へ届こうかというロッテは一軍よりも、もちろん一本先に、しかも、それよりよい勝率で優勝を決めることだろう。
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