プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

高垣義広

2017-03-22 20:56:17 | 日記
1966年

近鉄バファローズは、ことしの第一回新人選択会議で交渉権を獲得した高垣義広投手(鳥取西高)との交渉権を放棄することになり近くコミッショナーに届け出る。高垣投手は右投げの本格派投手で、中国地区では屈指の好投手といわれ、九月の第一回選択会議で巨人、阪神、大洋、広島、南海、近鉄の六球団がリストアップしていた。

1967年

雪どけのため、ここも三十分遅れて練習開始、卒業試験で帰郷していた新人高垣投手(鳥取西高)が母親といっしょに姿をみせた。他の投手陣と同じようにハッスルしていたが「むこうでやっていなかったので、バテますヨ」といいながらもさっそくブルペンでピッチングをはじめた。これをみた三原監督は「あまりムリをするなヨ」と声をかける。だが、タマを受けた小川はびっくり。「北角(中日)みたいなフォームだ。いいピッチングをする」と感心していた。
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田尻茂敏

2017-03-22 20:49:05 | 日記
1966年

サンケイアトムズは、二十一日、さきの第一回ドラフト会議で交渉権を獲得、小山、宇高両スカウトが入団交渉をつづけていた熊本一工高の田尻茂敏投手(18)=身長1㍍74、体重68㌔、右投げ右打ち=の入団が内定したことを発表した。これは十八日午前十時三十分、熊本空港着の全日空機で熊本入りした宇高スカウトが、熊本県宇土市本町になる同投手の実兄、田尻清司さん宅で、本人、母親の要(かなめ)さんらと話し合いを行ない、二十日に入団の承諾を得たもの。田尻投手は、速球と外角に食いこむカーブが武器の本格派。上手から投げこむ直球は、高校球界では屈指の好投手といわれた。今夏の甲子園大会地方予選では、県予選で3試合完封勝ち、中九州地区大会決勝で、惜しくも津久見高に2-5で敗れはしたが、九州一と評判の高い別府鶴見ヶ丘高の大場投手(中日入り)に投げ勝つほどの力をみせた。サンケイは、九月の第一回ドラフト会議で交渉権を獲得すると、小山スカウトが熱心に入団を勧誘。一時は専大進学説もあったが、宇高スカウトも乗り出しての熱意ある入団交渉が実を結んだ。なお、田尻投手は、三十日に、母親要さんとともに上京、身体検査をうけたのち正式契約する。

田尻選手の話 「家族もプロ入りに賛成してくれましたので、アトムズのお世話になることになりました。ぼくは上から投げる正統派のピッチャーですが、すぐ第一線でやろうというような欲は出さず、二、三年先を目標に、みっちり練習するつもりでいます。村山さんや小山さんのようなピッチャーになるのがぼくの夢です。いまは、もっぱらランニング、体操でトレーニングをつづけていますが、春のキャンプには最初から参加して一日も早くプロの水になれたいと思っています」
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