プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

久野剛司

2017-03-27 23:45:31 | 日記
1971年

西鉄ライオンズの久野剛司投手(28)の退団が二十日、正式に決まった。身分は任意引退で大阪に帰ってサラリーマンになるという。
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千葉剛

2017-03-27 20:43:13 | 日記
1969年

広島が一位に指名した日鉱日立の投手、千葉剛(22)も本格派の投手だが、だれも第一位に指名されるとは予想していなかった選手の一人である。なにしろ、本人も「ビックリしましたよ。なんでボクが第一位に指名されるんですか」と首をかしげっぱなしだった。千葉は剛という名に似つかわしく186㌢、75㌔と優れた体格の持主で、投げ下ろす速球が、ズバリと決まるときは、大物!という感じを与えるが、それが長続きしない。その速球がバッターにミートされてしまうのだ。それはカーブが甘くコントロール難だからである。正直いって、果たしてプロですぐ通用するかどうかの疑問は晴れない。ある評論家が「広島は千葉の身長で相手をおどろかそうというのじゃないか」と冷やかしていたが、186㌢という巨体は、巨人の金田がやめた今日では外人選手を除いては、プロ球界一、二位を争うもので、この冷やかしも一理はある。だが、広島の実情を見たときは、千葉にかける期待は大きいものがあるはず。「外木場、安仁屋ともに力が衰えつつある。どうしても連投は無理だ。なんとか柱になる投手が欲しい」と根本監督はじめ各コーチはいっている。それだけに一軍入りは間違いなく、来シーズン早くから登板しそうだ。そのチャンスをうまくつかめば、体格のよい本格派だけに一気にスパートするかもしれない。
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片岡建

2017-03-27 20:30:53 | 日記
1969年

東映は、ドラフトの前日までスカウトと監督との間で「だれを指名するか」でもめていた。松木監督は「捕手をとるべきだ」と主張したのに対し、スカウト連は「即戦力の捕手はだれもいない。それよりも、優勝をねらって十勝級投手をとった方がいい」といい張った。結局は、スカウトの意見が現場の声を押えて、リッカーミシンのエース片岡建(23)の指名となった。それだけに、片岡に課せられた使命は大きい。十勝は期待されているのだから大変だが、「前々からプロで力を試したいと思っていました。このチャンスをぜひ生かしたい」と片岡は大張り切り。片岡は速球を武器とする貴重な本格派。体格も177㌢で70㌔、投手としてはまずまずである。しかし、十勝投手になれるかというと、まだ疑問な点が多い。スピードは豊かだが、変化球、とくにカーブが甘く、コントロールも甘い。そのため直球をねらい打ちされる危険がある。そのへんを片岡がどうカバーするか。塚本スカウトは「太田(近鉄が第一位指名)なんかより即戦力になると思います。なんといっても本格派というところが魅力です」という。捕手獲得を主張した松木監督も、あとで「少なくも十勝のプラスは保証できた」といっていたが、それは、少々オーバーな気もするが、とにかく片岡の速球に期待しているのは事実だ。
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