1962年
岐阜短大付属高の左投手交告(こうけつ)弘利選手(17)=左投左打、1㍍80、75㌔=はこのほど高校を二年で中退、阪神入りすることになった。中日、近鉄、南海も誘っていたが、三十日夜、岐阜県中津川の自宅で阪神河西スカウトが快諾を得た。同投手は速球を投げおろす本格派。コントロールの点にまだ問題はあるが、将来を期待される。阪神はことし五月ごろ河西スカウトが目をつけて岐阜通いをつづけたが、この間に地元中日・本多スカウト、近鉄の江田スカウトらも動きはじめ、とくに中日がひところは有力だった。
阪神・戸沢代表「五月ごろから交渉をつづけていたが中日がおりたので、ウチへくることが九分どおりきまった」
阪神・河西スカウト「ほかの球団も目をつけていたのだが、どうやらウチの勝利のようだ。これからドンドンのびていく選手だ。素質も十分あるのでうまく育っていけば主力になると思う」
岐阜短大付属高の左投手交告(こうけつ)弘利選手(17)=左投左打、1㍍80、75㌔=はこのほど高校を二年で中退、阪神入りすることになった。中日、近鉄、南海も誘っていたが、三十日夜、岐阜県中津川の自宅で阪神河西スカウトが快諾を得た。同投手は速球を投げおろす本格派。コントロールの点にまだ問題はあるが、将来を期待される。阪神はことし五月ごろ河西スカウトが目をつけて岐阜通いをつづけたが、この間に地元中日・本多スカウト、近鉄の江田スカウトらも動きはじめ、とくに中日がひところは有力だった。
阪神・戸沢代表「五月ごろから交渉をつづけていたが中日がおりたので、ウチへくることが九分どおりきまった」
阪神・河西スカウト「ほかの球団も目をつけていたのだが、どうやらウチの勝利のようだ。これからドンドンのびていく選手だ。素質も十分あるのでうまく育っていけば主力になると思う」