プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

丸山隆男

2017-08-28 21:15:28 | 日記
1963年

富山市内の野球ファンはいまこういって丸山をはげましている。「来年富山商が甲子園に出場するころは必ず後楽園で晴れ姿をみせてくれよ」研修期間百試合があるからこれはできない相談だが、丸山への暖かい声援がよくわかる。富山商・須田監督はこういって笑った。来年富山商が甲子園に出られるとはきまっていない。しかし私も丸山とひとつのカケをした。来年以降、甲子園出場と丸山の公式戦デビューはどっちが早いか競争しようと」そんなせいかトレーニングはすごい。ボールはにぎっていないが、学校が終わると夕方までひた走りに走りまくる。陸上競技部といっしょにダッシュ走法、インターバル・トレーニングにひと汗かいたあと、こんどは富山市と高岡市の中間にある海抜百㍍の呉羽山にランニングだ。学校から三㌔。ここに二百段の石段がある。九月に上京して多摩川練習場に顔を出したとき「腰をうんと鍛えておけ」と中尾コーチに命令された。呉羽山の石段はまさにピッタリの練習場だ。一日数回のあがりさがりはきついが、ネをあげない。父親はすでになくなり、末っ子で甘やかされた方だが、意外にシンは強いらしい。「富山県からプロにはいった人は少ない。まして名門巨人ですから、なおさらはりきってやらなくちゃ・・・」期待に少しでもこたえようと丸山はファイトにあふれている。中尾コーチから「腕をあげるとき、親指からあげるのはよくない。小指から先に上にいくように」という細かいアドバイスを受けたが、目下フォーム直しにもはげんでいる。「研究熱心だから、来春のキャンプまでには中尾コーチの満足するフォームになっていますよ」須田監督はタイコ判を押した。「とにかく巨人にはいれてうれしい。あとは一日も早く長島さんや藤田さんといっしょにプレーをしたい」富山市清水本町の自宅から自転車通学しているのも腰を鍛えるためだ。

1964年

巨人・丸山隆男投手(19)=1㍍82、73㌔、右投右打=の打者転向が決まった。ポジションは外野。同投手はことし富山高から期待されて入団したが、フォームが固まらないことなどが原因で投手として十分な活躍ができなかった。イースタン・リーグでのバッティングに目をつけた南村ヘッド・コーチのすすめもあり、一日から始まった秋季練習の前に川上監督から「打者の方が道がはやいから」と正式にいい渡され、打者としての練習をはじめている。
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マイナープロ野球選手 生年月日

2017-08-28 20:58:59 | 日記
嶺岸征男(元大毎) 昭和16年7月19日生
的場正雄(元南海) 昭和16年4月3日生
高橋保隆(元広島) 昭和16年5月24日生
木村靖彦(元国鉄) 昭和17年2月1日生
岩瀬光時(元中日) 昭和18年7月30日生
櫛笥厚正(元中日) 昭和16年4月29日生
小笠原巧(元中日) 昭和16年11月25日生
元村泰夫(元中日) 昭和17年10月12日生
笹野倬司(元近鉄) 昭和15年1月1日生
中野正彦(元大毎) 昭和19年9月19日生
武藤充夫(元巨人) 昭和18年4月13日生
大畠康嘉(元国鉄) 昭和14年4月28日生
幸村徹哉(元西鉄) 昭和18年11月8日生
黒木勉(元西鉄) 昭和18年8月10日生
森圭二郎(元広島) 昭和15年9月27日生
鹿谷幸和(元西鉄) 昭和16年5月15日生
田中允(元巨人) 昭和15年5月21日生
佐古良雄(元大洋) 昭和19年8月5日生
箱崎正義(元南海) 昭和16年4月2日生
牧田高明(元阪急) 昭和14年5月6日生
平尾邦彦(元巨人) 昭和19年7月9日生
石川仁(元中日) 昭和16年7月12日生
長倉大宝(元近鉄) 昭和14年4月29日生
山口純弘(元近鉄) 昭和15年10月5日生
田中良明(元中日) 昭和16年8月21日生
高森義宣(元大毎) 昭和15年3月26日生
山口昌明(元西鉄) 昭和19年12月30日生
山崎登由(元巨人) 昭和18年4月9日生
佐藤英雄(元広島) 昭和16年8月7日生
宮谷一雄(元近鉄) 昭和14年12月10日生
福里寛(元国鉄) 昭和14年6月10日生
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