プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

浜崎正人

2017-12-04 21:57:50 | 日記
1962年

名門校だが、十六年ぶりの出場。三年生を中心とした打撃のチームで、一試合平均9安打、とくに三番中原、四番下須崎は長打力もある。守備は内外野ともよく守り、とくに外野は足のある下須崎を中心にスキがない。問題は投手に左腕浜崎一人ということだ。浜崎は左腕特有の打者の胸もとにくい込む速球と外角のシュート、ときおり曲球を投げる。

一回戦の天理に続いて強打の広陵もシャットアウトに退けた鹿児島商の浜崎投手は「最初カーブを合わされたので直球に切りかえたのが成功した。ボクの武器は内角低めの速球、あのタマだけは絶対打たれぬ自信があります」となかなかの強気。広陵・久保田監督も「ウチの打線なら3点はとれると思っていたのだが、浜崎君にやられました。あの内角球をねらわせたがどうしても打てなかった。実にいいピッチャーですね」と恐れいった表情。
コメント
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