1982年
昨年、ドラフト外の秘密兵器と注目されて入団。5月20日郷里(埼玉県出身)西武球場でプロ入り初勝利を挙げて以来、3完投勝利を含む通算6勝をマーク、秋にはアメリカ教育リーグに参加し、フォークボールに一段と磨きをかけた。2年目とはいえ27才、のんびり構える訳にはいかない。V盗りの強力兵器となって、大台(10勝)を目指そう。
1983年
肩に痛みを感じたのは昨季キャンプの時。新人で6勝をマークし、10勝はいけると期待されながら、中途半端に終ってしまった。今季は体調万全、開幕から一気にスパートをかけ10勝以上を目ざす。
1984年
不本意な昨シーズンだった。入団以来初の白星なし、新人で6勝をマークし、期待が大きかっただけに悔やまれる。プロ入り四年目、甘いも辛いも分かってきた。育ち盛りの29才、今年はなにかやりそうだ。
1986年
右肩の軟骨異常を手術で切除して、2年間の苦痛とおさらばした昨シーズン、3年ぶりの勝ち星をあげ、今季に期待をつないだ。地獄から這い上がった小嶋の精神力では誰にも負けない。入団年の6勝が目標。
1987年
阪急から移籍したプロ入り7年目の右投げ。当初は、本格派投手として期待されたが故障が原因でくすぶりつづけた。体調は十分に回復し、第一線での登板が期待されている。本人も「ことしがプロで最後の年。この1年で燃え尽きたい」との覚悟を固めた。手薄な投手陣にあって、中継ぎとしてのチャンスあり・・・。