(2012年冬のぷ〜ちゃん)
参加したクラウドファンディング
からお礼メールが届いた。
みんなのデータサイトが行う
(事務局長 石丸偉丈氏)
「東日本土壌ベクレル測定マップ」
マップと冊子を制作するプロジェクトに
305人が参加協力し、寄付金が
2,357,000円が集まったそうだ。
多いのか少ないのかわからない。
いや、少ない気がする…。
だって、みんなが住んでいる
場所を測るのだ。
どんだけ人口がいて、305人
なんだ?
放射能汚染は福島を挟んで南北に
及び北関東、東京、千葉、遠くは
山梨まで及んだ。
そんなこと言うな、という声が
こうしていても聞こえるようで
いやになるが…、
ほんとにあるとこにはあるのだ。
降ってしまったのだから。
6年経って、それが忘れられようと
しているようにみえる。
政府は終結宣言に等しい汚染地域
への帰還を促し、補償を打ち切る
ことを決めている。
しかし、補償をもらいたくて
避難したわけではない。
子どもを連れて帰る若い世代は
いないんじゃなかろうか。
高齢者ばかりの町って…
政府がずっと助けるとは言って
いない、帰れと言ってるだけだ。
住宅地域だけを除染しても風が
吹く。吹けば線量計は上がる。
山も川の水も、みなつながって
いる。そこらへんをちょっと
きれいにしました、帰ってきて
という話。
それよりも知りたいのは
放射能が今どうなっているか。
土壌汚染マップ作成は政府の仕事
であるはずだが、測っても彼らは
発表しない。
モニタリングポストの数値が
おかしいのも住民はみんな知って
いたし、政府発表は信じない。
ただ、考えるのを止めている人が
多いだけだ。
傷つくことをしたくないのが
人である。触れたくない。
見ないふり、知らんふり…。
胸の奥に閉じ込めてしまって
とりあえず今、という目先に
逃げている。
逃げられるだろうか…。
運がよければな、
運まかせ、さ。てな感じだ。
まだ6年しか経っていないから
そんなことも言える。
十年経てば病人が増え、騒ぎに
なって、また別の嘘に騙される。
そんなことを繰り返すのは
いやなこった。
色分けした正確なマップがあれば
考えなくとも見ればいい。
見れば、考えることもできる。
そこにあるとわかれば人はまた
違った行動をとるだろう。
放射線数値はベクレルなのか
シーベルトなのか、どっちが
どっちかわからなくても、
色分けすれば目で見てわかる。
政府が決めた除染基準0.23ミリ
シーベルトは年間にすると原発
事故前が年間1ミリシーベルト
だから約2倍である。
今また政府は、年間20ミリ
シーベルトで帰還を強要する
政策を打ち出した。
20倍でどこが安全なのか。
安全の代わりに政府は復興という
言葉をやたらと使っている。
安全とはいえないのだ。
考えさせないために知らせない。
知らせないために測らない。
測っても公開しない。
こういうことを事故直後から政府は
ずっとしている。
「直ちに人体に被害はない」と
事故直後から数ヶ月言い続けた
枝野議員の顔と声を今も忘れない。
原発の安全管理を放棄したのは
歴代与党の自民党だったが政権が
変わっても政府は同じことをして
きた。それが今現在も続く。
だから自分たちの手で測り、知り
考えるのだ。
それを始めてくれた市民測定所
有志の方々に心から感謝している。
それを支援する人々にも。それに
支援たってみな自分たちのためだ。
この前は福島産のリンゴを計測し
皮を厚めに剥いて食べることにした。
不検出ではなかったからだ。
農協の検査には合格してもゼロでは
ない、流通しているから安全では
ないということ。
リンゴから検出される理由は、
畑の土なのか、樹木そのものか、
はたまた風雨による汚染か、
色々考えられるが、現にキノコや
山菜類は現在も要注意だ。
川魚もゼロではない。
そういうことを忘れないために
あるいは改めて知るために
これからも積極的に測って
いきたいと思う。
リンゴは美味しかった。
生きるのは闘い続けること。
勝たなくていいけど
闘わずに負けたくはないので
あーる。
参加したクラウドファンディング
からお礼メールが届いた。
みんなのデータサイトが行う
(事務局長 石丸偉丈氏)
「東日本土壌ベクレル測定マップ」
マップと冊子を制作するプロジェクトに
305人が参加協力し、寄付金が
2,357,000円が集まったそうだ。
多いのか少ないのかわからない。
いや、少ない気がする…。
だって、みんなが住んでいる
場所を測るのだ。
どんだけ人口がいて、305人
なんだ?
放射能汚染は福島を挟んで南北に
及び北関東、東京、千葉、遠くは
山梨まで及んだ。
そんなこと言うな、という声が
こうしていても聞こえるようで
いやになるが…、
ほんとにあるとこにはあるのだ。
降ってしまったのだから。
6年経って、それが忘れられようと
しているようにみえる。
政府は終結宣言に等しい汚染地域
への帰還を促し、補償を打ち切る
ことを決めている。
しかし、補償をもらいたくて
避難したわけではない。
子どもを連れて帰る若い世代は
いないんじゃなかろうか。
高齢者ばかりの町って…
政府がずっと助けるとは言って
いない、帰れと言ってるだけだ。
住宅地域だけを除染しても風が
吹く。吹けば線量計は上がる。
山も川の水も、みなつながって
いる。そこらへんをちょっと
きれいにしました、帰ってきて
という話。
それよりも知りたいのは
放射能が今どうなっているか。
土壌汚染マップ作成は政府の仕事
であるはずだが、測っても彼らは
発表しない。
モニタリングポストの数値が
おかしいのも住民はみんな知って
いたし、政府発表は信じない。
ただ、考えるのを止めている人が
多いだけだ。
傷つくことをしたくないのが
人である。触れたくない。
見ないふり、知らんふり…。
胸の奥に閉じ込めてしまって
とりあえず今、という目先に
逃げている。
逃げられるだろうか…。
運がよければな、
運まかせ、さ。てな感じだ。
まだ6年しか経っていないから
そんなことも言える。
十年経てば病人が増え、騒ぎに
なって、また別の嘘に騙される。
そんなことを繰り返すのは
いやなこった。
色分けした正確なマップがあれば
考えなくとも見ればいい。
見れば、考えることもできる。
そこにあるとわかれば人はまた
違った行動をとるだろう。
放射線数値はベクレルなのか
シーベルトなのか、どっちが
どっちかわからなくても、
色分けすれば目で見てわかる。
政府が決めた除染基準0.23ミリ
シーベルトは年間にすると原発
事故前が年間1ミリシーベルト
だから約2倍である。
今また政府は、年間20ミリ
シーベルトで帰還を強要する
政策を打ち出した。
20倍でどこが安全なのか。
安全の代わりに政府は復興という
言葉をやたらと使っている。
安全とはいえないのだ。
考えさせないために知らせない。
知らせないために測らない。
測っても公開しない。
こういうことを事故直後から政府は
ずっとしている。
「直ちに人体に被害はない」と
事故直後から数ヶ月言い続けた
枝野議員の顔と声を今も忘れない。
原発の安全管理を放棄したのは
歴代与党の自民党だったが政権が
変わっても政府は同じことをして
きた。それが今現在も続く。
だから自分たちの手で測り、知り
考えるのだ。
それを始めてくれた市民測定所
有志の方々に心から感謝している。
それを支援する人々にも。それに
支援たってみな自分たちのためだ。
この前は福島産のリンゴを計測し
皮を厚めに剥いて食べることにした。
不検出ではなかったからだ。
農協の検査には合格してもゼロでは
ない、流通しているから安全では
ないということ。
リンゴから検出される理由は、
畑の土なのか、樹木そのものか、
はたまた風雨による汚染か、
色々考えられるが、現にキノコや
山菜類は現在も要注意だ。
川魚もゼロではない。
そういうことを忘れないために
あるいは改めて知るために
これからも積極的に測って
いきたいと思う。
リンゴは美味しかった。
生きるのは闘い続けること。
勝たなくていいけど
闘わずに負けたくはないので
あーる。