秋、みのるのみ
この森では自生している夏ハゼは見ることがないらしい。理由は、赤い葉が人気で村人たちが自宅の庭用や売り物にするために採りにきてすっかりなくなったのだそうだ。よく実ったや......
季節が巡ってまた同じことを
しているのがブログでわかる。
同じことが、日々の暮らしが
季節とともに繰り返されていく
農作業の営みも狩猟も漁撈も。
自然の恵みをいただきながら
暮らしていると
都会の傲慢さについていけない
抗いかたもわからない
だからといって
踏みつけられ
奪われてばかりで
「黙ってはいねからな」と
腹の中でおもっているのだ
腹のなかで芯から思うのだ。
それがいつか、届きますように。
壊れた道、崩れた川べり、
修されないまま一年が過ぎた