毎日、ビデオに録った「ゲームセンターCX24時間SP」を少しずつ観ているren.です。
リアルタイム放送のときも再放送のときも、明け方の部分などに観ていない部分があるので。
ただ、目がしょぼしょぼしている有野課長を見ていると、こっちも眠くなる(w
● 「アシスタント伝奇 ケイカ 2巻」 西川魯介/ジェッツコミックス
抜け忍ならぬ、抜けアシ漫画、完結。
そういえば、「カムイ外伝」が映画化されましたね。
たまえがついにプロデビュー。
兄さん……いや、謎のオウムガイ少女に諭され、ケイカは自分の道を模索する。
しかし、抜けアシの宿命か、容赦なく彼女を襲う鉄ペン党の魔手。
ついに、その手に落ちたケイカ、その末路は……。
終結に向け、そんなストーリー展開もありますが、今回も百合百合レズレズ満点(w
その分、ショタ分控えめ。
紬くん唯一の出番である「餌食」が、シュールでわけ分からなくてお気に入りですがね。
ヒルメ先輩を始め、鉄ペン党女戦闘員が、ライダーマン風アタッチメントで笑いました。
連載時は去年末ですから当然、「ディケイド」でGACKTが結城丈二を演ずることは、まだまだ決まってもいない頃ですから、これもある意味シンクロニシティというのでしょうかね。
小ネタは一言ポスター系が多め。
「デストロイドメタルシティ(ディフェンダーさぁ~ん!!)」「むしけらどもめ 黒みつを」「第1話 友達以上18歳未満」辺りが、私のツボにはまりましたね。
うっかりマレーシアGPのフリーランを見忘れたren.です。
またフリー1で、我らがウィリアムズが1-2だったみたいね。
話題的にはトヨタのトゥルーリとマクラーレンのハミルトンですね。
状況を聞くに、自分で作ったレギュレーションの解釈がはっきりしないスチュワードにいらっとするかな。
こうなると日本人的には「喧嘩両成敗」って気もするけど、そういうわけにもいかんか(w
● 「兵器局非常識機材関連開発室 ヴンダーカンマー 1巻」 西川魯介/リュウコミックス
魯介さんお得意のバカWW2ドイツ軍漫画。
帯の「一番とんでもないことは全てがフィクション……じゃないこと」がイカス。
実際、当時のドイツ軍の奇想的兵器計画やオカルト系統は有名な話です。
日本軍も人のこと言えないけどね(w
主人公・ガッセ少尉がネウロイ(人狼)らしかったり、蛇の姐御が出ていたり、「野蛮の園」のキューレボルン嬢がいたり、看護婦ペトラも一見江刺っぽかったり、人工身体のキャラがいたりと、魯介漫画の集大成のような作品ですね。
個人的に、久々の御堂平シリーズ(っぽいの)はうれしい。
もちろんいつもどおり、文学作品やガロ系漫画など、小ネタも満載。
若い層のネタじゃないパロディばかりなのもいつもどおり(w
魯介漫画のパロディって、あさりよしとおを彷彿とするんだよなぁ。
第4話でアルトノイ原形質に犯されるガッセ少尉のあえぎ声が、すげぇ。
エロ漫画でもあまり見ない系統で、どっちかというとシモネタコピペっぽい。
今度何かで使おう(w
ここ2日で、"4:44"の時刻表示を3連続見ているren.です。
午前午後、合わせてで。
昔、夜の"11:11"以降、"5:55"までの全てのゾロ目を見続けた夜がありました。
次に"6:66"を見たら怖いので、すぐに寝ました(w
近所の本屋に入荷しなかった本が、Amazonから届きました。
時間を見つけて、順番に読んでいっています。
● 「アシスタント伝奇 ケイカ 1巻」 西川魯介/ジェッツコミックス
今回も普通にエロシーンがあります。
"成人向け"マークはありませんが、苦手な方はご注意を。
"百合"と"おね×しょた"好きなら、問題無し(w
魯介漫画初の、業界漫画(?)。
いわば、アシスタントアクション巨編。
全体的には、「仮面ライダー」と「カムイ伝」を足した様な感じ、というか元ネタ。
その悪の秘密結社"鉄ペン党"の名は、「スーパーロボット レッドバロン」の敵役"鉄面党"が元ネタ。
対する「ペン友会」はあとがきにもあるとおり、「仮面ライダー」シリーズでヒーローの殺陣というものを確立させた、"大野剣友会"が元ネタ。
その他、いつもどおりにマニアックなパロディだらけな魯介節。
ギャグはシュールにマニアック。
エロは濃密にマニアック。
それが魯介節。
主人公の"抜けアシ"早川蛍夏が、色々と私のツボ。
太い眉毛につり目、長身でポニーテール、クールで純情、戦闘力は高い。
川瀬夕紀も、赤いマフラーなところはいい感じですが。
でも、「南米を飛んだ」ところ辺り、"本郷"ポジションは早川兄か(w
早川姓だとどちらかというと、赤い強化スーツでニヒルに現れそうだけど。
女性の主人公格が非眼鏡ってのは、魯介漫画では珍しいですね。
今までの連載作品だと「なつめヴルダラーク!」だけですから。
ドSのたまえと、女装子のツムギがレギュラー眼鏡ポジション。
というか、ケイカと夕紀以外は、モブの野郎ですら眼鏡ですけど(w
これはこれで、今回の狙いなのかしら。
蒸し暑い札幌から、ren.です。
買い物から帰った直後、甲子園予選試合が中断になるほどの夕立。
私の住む札幌のはずれに到達するまでに雨量は減りましたが、十分湿度を上げるほどの通り雨でした。
買い物では、発売しているのを知らなかった、この本を探してきました。
● 「あぶない!図書委員長!」 西川魯介/ジェッツコミックス
背表紙の図書整理シールが洒落てて良い感じ。
カバーの折り返しには図書カードも印刷されています。
これがなかなか「どっきりシール」並にリアル(古
見てのとおりの表題の為、レジに持っていくのがちょっと恥ずかしい。
「エロ漫画だと思われてるんじゃないかしら……」
恥を忍んで買ってきて読んで一言。
「……あ、これエロ漫画だったわ(w」
特に成人向けの印はありませんが、未成年には勧められません。
また今回も、レズ、BL、ショタに嫌悪感のある方は注意。
「野蛮の園」で登場の水野さんが、スターシステムで再登場。
実際「野蛮の園」最終巻には、この作品の第1話表紙がひっそりと掲載されています。
そちらでは謎の図書館司書ですが、こちらではタイトルどおり高校図書委員長。
裏のない天然娘っぽいですが、どうやら裏腹にどす黒いようです(w
同時収録は「dioptrisch!ディオプトリッシュ!」。
眼鏡フェチのための聖典「屈折リーベ」のリメイクとも言える作品。
とはいえ、こちらは後半レズ色が強いですけれど。
雑誌リニューアルで打ち切りとなっていますが、どこかで続きを描いて欲しいですね。
眼鏡以外にも、魯介作品には欠かせない、邪神、ドイツ、ミリタリーなどの小ネタももちろん充実。
張り紙、背表紙のネタがいくつわかるか、読者は試されています(w
個人的に「読んで 読んで 読まれて 読んで 読んで 読みつぶれて 眠るまで 読んで」がツボ。
実録(らしい)「メガネっ娘を描いたあとは小便がしたくなる!!」は、眼鏡フェチマンガ家仲間の田丸浩史氏についての2ページマンガ。
「メガネっ娘は傍流であるのが正しい姿!」
……なかなか含蓄のあるお言葉です。
これはメガネっ娘に限らず、フェチに関して全てにいえることだなぁ。
付録として、はいぼく氏による「西川魯介作品に見る倫理問題」なる解説。
「萌えキャラには「人格」が存在しない」
「「愛」を可能にする為の「属性」否定」
など、針小棒大な論理に思える文章ですが、これがものすごく納得。
「萌え文化」と称され大量生産されるメディアに、どこか疑問を感じている人は必読。
「デジ絵の文法」を観て、シャープペンの色つき芯を買ってきたら、0.7mmだったren.です。うーん、ケアレスミス。
● 「怪物さん」 西川魯介/バースコミックス
そういえば立烏帽子先輩ってアホ毛キャラなのか(w
魯介さんの漫画は、民俗学や妖怪話、クトゥルフ神話が好きで、80~90年代のカルトコミックやSF、WW2ネタに明るく、ショタに嫌悪感がないエロい方には個人的に強くお勧め。
この「怪物さん」はいくつかの作品にまたがって描かれてきた、学園オカルト邪神ポンチ絵withうすらばかシリーズ(?)の完結編。
シリーズ初作となったのは、「セトの花嫁」(ワニマガジンコミックス「初恋電動ファイト」収録)。
当時('99年)から魯介さんは積極的にショタを描いています。
「セトの花嫁」より
この子(雑役=オッド・ジョブ)もシリーズではレギュラーで、もちろん「怪物さん」にも登場。
……って
魯介さん、あんたもか!?(w
「女装少年が好物でノウ」(作中台詞より)
今回登場のショタな妖怪は……
☆ バター小僧
☆ ペド河童
なお、ここまででお分かりかもしれませんが、この漫画(というか魯介漫画のほとんど)は当然のようにエロシーンのある漫画です。しかも、ショタエロ率高し。
しかし、コミックスには成人向け表記がありませんので、お子様でも普通に書店でご購入いただ……かないようにご注意ください(w
元々は新創刊されるはずだった雑誌(出版されず)用に描かれた物で、その後webで公開されたものだそうですよ。
さて、シリーズとしてですが、なかなかに驚愕のラストでした。
しかし、個人的には「へなちょこヴェアヴォルフ」(「初恋・・・」収録)から「なつめヴルダラーク!」(角川コミックス・エースより単独刊行)の間に、立烏帽子先輩と朧谷の間に何があったのかが知りたいところ。
「へなちょこ・・・」だけに登場し、以降はカラスでしか姿をあらわさない黒瓜先輩も気になります。名前からして、黄金の夜明け団(ゴールデン・ドーン)の「666」、アレイスター・クローリーにちなんでいるのでしょうから、魔術師なんでしょうけれど。カラスは使い魔でしょうね。
シリーズとしては一応完結したのかもしれませんが、そうした外伝や続編を楽しみにしたいと思います。