この週末ですっかり雪景色となった札幌から、ren.です。
こりゃあ、今後どんなに天気が良くなっても、全部は解けないな。
実質、根雪では。
さて、昨日はついに今年のF1最終戦、アブダビGPでした。
あいかわらず、夕焼けが映画か絵葉書のように美しい。
スタート直後、1コーナー出口でフェルスタッペンとピアストリが接触し、両車スピン。
フェルスタッペンは4番手から7つ順位を落とし、ピアストリにいたっては2番手から17つも順位を落とすことになります。
そして、二人そろって10秒加算ペナを受けます。
9番手スタートだったボッタスですが、ペレスを引っかけリタイヤさせ、コラピントに衝突し、マグヌッセンにも接触。
結局、自身はリタイヤと、期待から急転直下の散々なキャリア最後のレースとなってしまいました。
ちなみに一応「次戦、5グリッド降格」というペナルティをお土産にしていますw
角田も今回は終始クラッチなどマシンの不調が重なり、追い越しをかけてくる相手に果敢に挑んだものの健闘虚しく12位フィニッシュ。
ローソンはリタイヤ。
VCARBに限りませんが、今年は一年でマシンの調子が上がったり下がったり激しいシーズンでしたねぇ。
その下降線が緩やかだったチームが上位に残った終盤戦という印象。
これがメルセデスとの決別となるハミルトンは予選でQ1落ちの16番手スタートという臍を噛むスタートから、ファイナルラップではラッセルと4位を争うという有終の美。
ゴール後はお互いにマシンから拍手を送り合う姿が胸を打ちました。
今期5度目となる優勝は文句なしの走りだったノリス。
ハミルトンに追われる形でフェラーリを去るサインツが堂々の2位。
3位は揮わぬ予選結果とエンジン交換により19番手スタートだったルクレール。
白幡さんがずーっと「ルクレール、納得いってないなぁ」「ルクレール、笑顔が無いなぁ」といじり続けていたのが印象的でしたw
ピアストリは10位となり、マクラーレンが26年ぶり、6度目となるコンストラクターズ王者に。
総計ポイントが666Pというのが、縁があるのか縁起悪いのかw
マクラーレンとフェラーリのクルーや監督勢がお互いをたたえ合う姿がなかなかに清々しかった。
でも、ザック・ブラウンのカメラへの熱いキスは何度も流さんでくれぇ……。
なかなかに今年は混沌とした面白いシーズンでした。
なによりレッドブルの牙城が崩れたというのは、来年以降の展開が楽しみになる件です。
ドライバーラインナップも大きく変わりますし、予想が出来ませんね。