お寺にお盆周りをしてきたren.です。
暑い(w
さて、残りの3、4日分をまとめてレポート。
まず、Day3。
地図はルート検索サイト
MapFanより。
オンネユのキャンプ場では、偶然、近所の人と知り合い、ひとしきりおしゃべり。
8時にスタートとしました。
昨年は霧の中凍えかけた池北峠を越え、陸別へ。
到着は10時半ごろ。
道の駅に動体保存されている廃線・ふるさと銀河線を今年も見学。
松本零士デザインのラッピングが施されたCR75形列車。
メーテルの髪が黄色い、999イエロー号。
同じく髪が白い999ホワイト号。
この近くには日本最大級の反射望遠鏡のある、銀河の森天文台があります。
しかし、この時間だと道にチェーンがされており近くまではいけないということで、パス。
足寄方面に向かいます。
暑い日差しの中を進むこと、11時半。
池田町のワイン城に到着しました。
2年前にもレポートしてますので、内部は割愛。
こちらに寄った目的は、ワイン用のブドウを使ったジュース。
今年はかなり甘~い。
暑いこともあり、一気にごくごく飲んでしまったのは失敗だったかな(w
友人へのお土産用に、数本を箱詰めしてもらい積載。
帯広を通過したのは、最も暑い12時以降。
気温は30度を超え、路面温度は約50度。
街中を抜けるため信号で止まることも多く、じっくりオーブンで焼かれる気持ち(w
ニュースで大発生を報じられていたマイマイガの大群も見ましたよ。
つか、バイクで走っているとアッパー気味にあごにぶつかってきて、痛いやら、気持ち悪いやら(w
峠越えを目前に、満タンに給油。
しかし、新得でフラッグありのホクレンを見つけてしまいorz。
いや、まあ占冠のSSでも取り扱っているはずと気を取り直す。
14時、新得駅前の蕎麦屋「せきぐち」さんで遅い昼食をとりました。
食べたのはざるそば、太目の麺がおいしい。
ご主人に夜の狩勝峠の恐ろしさ(外灯も無いというのに、スピードを出す車も多いらしい)を聞かされ、出発。
件の狩勝峠へ。
まあ、この時間だと、車通りも少なく、登坂車線もあるため50ccでも楽々。
15時ジャスト、峠の頂上に着きました。
天気もよく、パラセーリングで楽しんでいる人もいましたよ。
十勝平野を遠くまで見通せる、最高のシーイング。
被写界深度を調節して、今流行のミニチュア風な写真にしてみましたよ。
トマム側には大きな入道雲がモクモク。
トマムリゾートに向かう道には、道東自動車道の入り口が出来てから、少し車どおりが増えましたね。
でも、ほとんどライダーさんとすれ違うことは無いのが残念。
トマム駅を過ぎた辺りに、今まで通り過ぎていた場所があります。
それが、この「不思議な泣く木」。
看板があるとはいえ、そう目立つ者でもないため、今まで過ごしていました。
一応、ミステリースポットとして知られる場所らしいのですが、この木がどういう縁起かというと……
……由来の昔話が後から出来るって、どうなんだろうか(w
でもま、結局倒されずにすんだのですから、この木にとってはラッキーか。
日差しの中風を受けさやさやと音を立てる樹の姿に、恐ろしげな逸話は似合わない。
占冠のホクレンで給油。
人生初のセルフ給油でした(w
ちょっとおっかなびっくり。
ここで無事、3本目のフラッグをゲットできました。
これで、私がもらえる旗は最後だな……と思っていたのですが(Day4に続く)。
最後の泊地、日高の沙流川オートキャンプ場に着いたのは17時ジャスト。
去年は来れませんでしたが、今年で4回目の宿泊となります。
空に飛行機雲。
いつの間にか遊具が出来ていたり、パンフレットがあったり、ずいぶんと家族キャンプの姿も多くなっていて、時間の流れを感じました
それだけに、静かさとマナーのよさは減少傾向。
……おい、コラ、子供。水場でエアガン遊びなんかするなよ。
撃たれかけたじゃねーか(怒
いやいや、今年の旅の最後の夜、心穏やかにすごそう(w
「ひだか高原荘」でお風呂をしただき、夜空を見上げると満天の星!
あ、流れ星。
そういえば、ペルセウス座流星群が近かったんだったっけ。
バイクの座席に寝転がり、星としばし戯れました。
そのとき、友人から「
ミハエル、復帰断念」のメールが。
あららぁ。
本日の総走行距離、285.3km。
一晩明け、Day4。最終日。
昨夜も暖かく、短パンTシャツで十分でした。
なお、この日に更新したエントリでは、携帯電話のカメラがマクロ設定になっていたためボケボケにorz
気づかなくてごめんなさい。
いつもは交通量を気にして、穂別側に迂回していたむかわの山越え。
今年は274号線、通称「石勝樹海ロード」を通ることを決断。
朝のうちならトラックも少ないでしょうしね、と7時15分スタート。
雲の掛かる山道。
長いトンネル。
険しい上り。
しかし、トンネルの中が日陰で寒いのと、排気ガスで煙い程度で、快調。
夕張側は長いくだりが続き、これは帰りに使うにはいいけれど、行きに使うのは辛いな。
登坂車線もほとんど無かったですし。
途中の道筋に、黄色い旗が落ちていました。
こ……これは!
最後のホクレンフラッグ!!!
そう、これは道央・道南方面のホクレンでもらえる旗!
黄色が拾ったサウスエリア・フラッグ。支柱は折れてました。
青が小平で最初に貰ったノースエリア・フラッグ。
緑が占冠で貰ったイーストエリア・フラッグ。
オレンジが興部で貰ったオホーツクエリア・フラッグ。
というわけで、なんと今年は4色コンプリートしてしまいました(w
さて、そのままあっけなく8時40分には滝ノ上についてしまいました。
うわぁ、穂別周りだと2時間以上掛かるのに(w
まあ、最短ルートを通ったんですから、当たり前なんですけれど。
私のツーリングでは、毎年お約束の滝ノ上、千鳥ヶ滝。
今年は7月の長雨で、水量もそこそこかな。
さて、名残惜しいですが、旅もそろそろ終わり。
すれ違うライダーとのピースサインを一つ一つかみ締めながら、道の駅・馬追へ到着したのは9時半ごろ。
親から頼まれた生とうもろこしを買い、再出発しようとしたとき
事件は
起こった
ヘルメットをかぶったとき、右首筋の辺りに虫が止まった気配
反射的にグラブをした手で払いのける
何かをつぶす感触
ひざの上に落ち、転がっていく
つぶれた 緑色の 毒蛾の毛虫
グラブに残された 黄色い体液
すぐさまタオルを持って洗面所に飛び込み、首筋を水洗い。
しかし、鏡の中には、見る見る腫れ上がる首筋が。
薬類はすぐに取り出せる場所にしまってある。
虫さされの軟膏を塗りたくる。
処置が早かったためか、そうひどい痛みや腫れにはなりませでした。
家に帰り着く頃には、腫れもずいぶん引いていましたし。
やれやれ、最後にとんでもない事件がおきたぜ(w
多分、休憩中にヘルメットにくっついていたんでしょうね、毛虫。
……もし、ヘルメットの中に入り込んでいたら、首筋ではなく背中に落ちてしまっていたら……ぞっとしますね。
さておき、北広島を抜け、札幌入り。
高くなった日差しと渋滞にうんざりしつつ、帰宅したのは11時。
本日の総走行距離124.6km。
以上が、今年のキャンプツーリングの全行程です。
4日間での合算総走行距離は1118.2km。
大きく道を間違えた場所はありませんが、買い物や駐車場などでの移動を除くと、ちょうど1並びじゃないかな(w
今年も楽しい思い出(ちょっとだけ恐怖体験w)の作れた、よい旅でした。
来年もまた、時間作っていくぞー。