どうも、ren.です。
母親が風邪を引き、伝染されないか戦々恐々。
さて、今日はこちらを作りましたよ。
★ nanoblock アニマルDX ホホジロザメ
私の子供の頃の図鑑には"ホオジロザメ"って書かれていた気がする。
"サメ"と聞いて思い浮かべるのは、おそらくこの種。
映画「ジョーズ」のモデルともなった、いわゆる"人食いサメ"。
実際、この種のサメによる捕食死亡事故は多いのですが、近年の研究では、"人を狙っている"のではないといわれます。
生息域が陸地に近い浅瀬のため、バシャバシャと泳いでいる音や、ウェットスーツを着たシルエットを、主食であるイルカやオットセイなどと勘違いして食いつくということらしいです。
体長は5m近くにまでなり、一説では10mに及ぶとも言われます。
泳ぐスピードは30km/hほど。
また、最近は砂浜に上陸したり、雪山の雪中を移動したり、時には竜巻と共に都市部にやってくることもある(w
難易度は4。
twiterでタイムアタックした結果、製作時間は105分ほどでした。
完成品の全長は28cmになります。
同じアニマルDXでも、前回作ったクジャクとは作りやすさが違いすぎる(w
それでいて、頭部の上アゴの取り付け方が特徴的だったり、胴体部分は中空構造だったりと、作る楽しさが多く、中上級者にはお勧めのキットになっていますね。
やはり見所は、この大きく開けたアゴですね。
サイズの都合で少々、歯の本数は寂しいですが、雰囲気は十分ですね。
口の中に目をとられがちですが、鼻ツラからの頭部の造形もすばらしい。
細かい段差が、美しい流線型を作り上げています。
なので、取り付け位置をひとつ間違えると、大変なことになります(なりかけた)。
頭部と下アゴは、別々に本体にボールジョイントで接続されています。
なので、ある程度の開閉の自由があります。
残念ながら口を閉じることは出来ません。
まあ、歯茎見せてるしね。
つぶらなお目目はボールジョイント(凹)に円筒ブロックを挿したもの。
エラのスリットに、この製品を作ったモデラーさんのこだわりを感じます。
首のボールジョイント部が、ちょっと見えますね。
実は、ここには内部に面白い仕掛けがあります。
ぜひ、製品で確認してみてください。
後頭部と本体の繋ぎ目は、口を開くとうまくハマるように出来ています。
ただ、頭部がそこそこ重いので、2つのジョイントだけではその重さを支えきれません。
なので、下アゴでうまく固定してあげるようにしましょう。
おそらく、それを見越しての構造になっています。
胴体を組んでいるときに、大きなスリットが残るのですが、この胸ビレを取り付けた時に「おぉっ!」と声を出して驚けます。
まるで戦闘機の可変翼か、"宇宙戦艦ヤマト"のデルタスタビライザーのようです。
胸ビレ自体も蝶番構造で角度を付けられます。
まあ、ボディが動かないので、あまり派手なポーズが付けられませんけれどね。
尾ビレもボールジョイントで動かせます。
本体に近い関節は、やはり重みに弱いので、ティッシュペーパーを挟んだり、クリアコートを塗ったりする工夫が必要です。
それにしても、この各種ヒレの形状の違いにも、モデラーさんのこだわりを感じます。
尾ビレのボールジョイント基部周辺のデザインも、完成して眺めると改めて感心しますね。
裏側。
この2枚の尻ビレが、説明書の当該箇所だと、ちょっと分かりづらいです。
取り付け図の方を参照すれば、どういう向きか分かります。
ひとつ残念だったのは、白の下向き台形ブロックが1つしか入っていない不良品だったこと。
私は自前のストックがあるからなんとかなりましたが、この小さなブロック1個のためにクレームや返品をするのは辛いな(w