希望屋 ~ren_ka ci=set~

twitterは @renka76139925 です。

今日は一日「アニソン」三昧

2007年04月30日 20時16分14秒 | ▼雑記
昨夜は友人と語り明かしていたren.です。
友は宝だねぇ。


さて、今日は13:00からNHK-FMで"今日は一日「アニソン」三昧"を放送していますね。途中、徹夜明けの疲労で2時間ほど寝てしまいましたが、私も聞いていますよー。演奏リスト

良くありがちな、決まりきった懐かしアニメばかり取りあげられるような番組ではなく、かなり最近のアニメや、視聴者層の狭い深夜アニメまで、広く取り扱われるのはいいですね。しかも、年代別のように固めてではなく、アトランダムに混ぜられているのが新鮮。

飛べ!イサミ」ED「Round Trip」と、「ゼーガペイン」OP「キミへ ムカウ ヒカリ」、「宇宙海賊キャプテンハーロック」OP「キャプテンハーロック」、さらに森口博子石田燿子松澤由美のライブを同番組内で聴けるってすげぇ(w


ただ、スタッフがアニソンに慣れていないようで、細かいミスをしょっぱなから連発してます。他歌手や声優によるカバー曲を流してしまったり、OPとEDを取り違えたり。
司会のアナウンサーも作品を良く知らずに紹介しているようで、なんだか微妙にグダグダ感が漂っています(w

そうした状況で、緒方恵美さん水木一郎ANIKIは、よく番組をフォローしています。つか、この2人がいなかったら、たぶんスタート30分で番組が崩壊していた(w


そんな感じに、まだこのあと深夜1時まで番組は続いていくようですので、まだ聞いていない人は、今すぐよろしくチューニング


なお、そのあとは「伊集院光の深夜の馬鹿力」です(w


23:05
1000%SPARKING!キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
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今日のネギま絵 (簡略版)

2007年04月29日 20時51分50秒 | └ネギま!絵
来客中のren.です。

客がトイレに立ったので、その間にウゴツールの落書き絵アップ。


どこがネギま!絵やねん(w

みなさん超戦終盤を見て、狗神って便利なツールだなと思いましたよね?ね?
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地球へ… section04 「宙からの帰還」

2007年04月28日 20時54分03秒 | ▼映像作品・番組
ゲームセンターCX」第5シーズン一挙放送のことをすっかり忘れていたren.です。
ビデオセットしてないわー。


さてさて、今日の「地球へ…」。

やはり、原作に比べると丸い性格のソルジャー・ブルー。ぶっちゃけ、原作だとジョミーを追い詰めるのはブルーですから(w

船を囮に使ったのもブルー自身の作戦です。寿命へのあせりもあるのか、かなり性急な性格の原作ブルー。ジョミーを手篭め……もとい、後継者にするためなら、手段は選びません(w

それをうまく人間と立場を変えることで、よりジョミーの心境の変化が自然に見えるように、アニメではアレンジされています。

また、ブルーの記憶や想いをジョミーへと伝えるシーンも、ブルーの過去の映像として、より視聴者に伝わりやすくアレンジされています。原作だと、台詞からうかがい知ることしか出来ませんからね。

この辺のエピソードを、まるっきりパク……いや、オマージュされているのが、タイトー「サイキックフォース」のキースなわけです。

いわゆる超能力カットとマントにもうかがい知れます。

閑話休題。

そのブルーの記憶の中で、成人検査とミュウの発生の関係について、少し語られていました。
グランドマザーによって徹底管理された人間に、ミュウというイレギュラーが生じるのはなぜなのか……これ、チェック項目です。


さて、原作では地下、アニメでは雲海から浮上したミュウの船・シャングリラ。

原作では完全な葉巻型宇宙船ですが、アニメではその流線型のイメージを残したまま、今風のかっこよいものに変わっていました。

ちなみに、航行用動力以外には、ミュウの超能力が使用されているため、戦闘時の人的消耗が激しいという設定。隠れていたときのステルス能力も同様です。


ミュウは自分たちの存在を人間たちに認めてほしい……というか、生きることを邪魔してほしくないわけです。
そのためには、今の人間社会を統べるグランドマザーと対話を求めています。しかし、コンタクトは認められませんでした。

グランドマザーがいるのは、地球。
そう、この作品のタイトル「地球へ…」とは、こういうことなのです。


今回の豆知識コーナー(w

宇宙へ飛び出したジョミーは、第一宇宙速度を突破してしまいました。
さて、"宇宙速度"とはなんでしょう。SF用語?いえいえ、実際に存在する尺度なのです。

人工衛星の原理は、いろいろな作品で簡単に説明されています。
大雑把に言えば、地表で投げたボールはやがて地面に落ちる。しかし、飛距離を伸ばしていくと、地球は球面状なので落ち続け始める……つまり、落下し続ける物体が人工衛星なのです。

この、いつまでも地球上を落ち続けるボールのスピード、これが第一宇宙速度です。飛んでいる軌道が、衛星軌道なわけです。

これを第一というからには、第二宇宙速度があります。
これは通称・脱出速度といい、衛星軌道を飛び出すために必要なスピードになります。衛星軌道を飛び出した物体は、今度は太陽を回る周回軌道に乗り、惑星となります。

現在、地球へと帰還している「はやぶさ」は、当初の予定だと最終的に、この人工惑星になる予定でした。

では、この周回軌道を飛び出すには?はい、第三宇宙速度です。
つまり、いわゆるSFの宇宙船は、このスピードを出していることになります。まあ、実際に宇宙空間を自由に飛びまわるには、いろいろと障害が多いのですけれど。

というわけで、ジョミーとブルーに人間人工衛星となっていたわけです。
衛星軌道にはスペースデブリも多いわけですが、そこを私服で浮かんでいられるんだから、さすがミュウ。……え?空気?……あ、そうか(w


今回で第1部終了かと思ったら、もう数話かかりそうですね。
原作では第2話に隠されていた、アタラクシアを飛び立つエピソードが語られるようです。

というわけで、キース(前述サイキのキース様じゃないよw)の出番は、もうちょっとお預け。
今回最期にちょっと顔を出していた○○○も、出番はそのときまでないのかな?

まずは次回、ブルーの最期を見届けましょう。
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まんが4コマKINGSぱれっと 第6号

2007年04月27日 21時32分00秒 | └4コマ漫画誌
昨夜は雹やら地震やらに襲われていたren.です。

しまった、マクロ撮影モードになっててピンボケorz

揺れているのは風邪の所為かと思いましたよ。


今日は家人が旅行に出かけたので、豚丼を食べてきました。病み上がりなのに(w
でも、お気に入りのお店「十勝豚丼 いっぴん」さんの豚丼は、油が適度に抜けていて、胸焼けするようなこともなく、大変おいしいんですよ。



 ● 「まんがぱれっと」 2007/第6号

表紙は湖西さんの「ソーダ屋のソーダさん。」


毎度、なぜか掲載作品にかぶっているネタの多い「ぱれっと」。
今回もそういう傾向がありました。

▼ 巻頭カラー「もっと!委員長」 内村かなめ


▼ 「ちろちゃん」 結城心一


▼ 「すてぃーるガールズ」 ちざきゃ

☆ 公開強制脱衣(下半身)


▼ 「ソーダ屋のソーダさん。」 湖西 晶


▼ 「すとぽに」 広輪 凪


☆ MMR

なんか、示し合わせているんでしょうかねぇ。


さて、個人的な注目作チェック

▼ 「ソーダ屋のソーダさん。」 湖西 晶

もう、バッドエンドフラグしか見当たらない気がして切ない。

「すこあら」 三ツ雪柚菜

強情すぎ(w このひとコマでノックアウトされた気持ち。


次に、「ぱれっと」といえば、作品末のアオリ文
今回もかなり奮っています。

▽ 「もっと!委員長」 内村かなめ
   ●迅社はじまったな。
       いや、なにが(w
       巻頭作品からわけがわかりません。

▽ 「あにけん」 高野うい
   今月の「あにけん」は泣けるで!?
       末ではなく頭のアオリ文。
       ネタが早いなぁ、キンタロスですか。

▽ 「有限会社ベンリー」 中村カンコ
   カワバンカー!!
       正しくは「カワバンガ」ですね。
       私は、メガドライブの合成音声が耳に残ってます。
       「T.M.N.T.」、新規アニメも始まったけど、使われてるのでしょうか?

▽ 「にゃんことカイザー」 珠月まや
   ダジャレを言うと、スルーしてほしいのに笑う人いるよね。…ムカツク。
       長いよっっ!!それに、編集さんの個人的な意見だろっっ!!(w
       内容と合っているような、いないような。

▽ 「妖怪学園期」 きむる
   あぁ、変しい、変しい、私の変しい九ちゃん。
       今回一番のシュールなアオリ。
       もはや、作品に合わせるとかいうレベルを超越。

▽ 「こんこんことり」 智
   欧米か! (まだいけるまだいける)
       いや、そろそろ旬は過ぎてるでしょう。
       つか、作品のオチをアオリ文が担当するってどうなのよ(w
       単行本化されたとき、パワーが足りなくなっちゃいそう。

……思うに、この雑誌には編集さんは、真面目なアオリを書く人と、奇天烈なアオリを書く人の2人しかいないのではないんでしょうか(w
今後も楽しみにしてますので、がんばってください。


今回一番ツボにはまったコマ

▼ 「氷室の天地」 磨伸映一郎

うまいっ!!
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今日のいろいろざっき

2007年04月26日 21時34分15秒 | ▼マンガ・本
まだ、体調がきついren.です。
下ったり止まったり。

そんなわけで、今日も箇条書き。

▼ キスダム
いやぁ……やっちゃったねぇ(w

CGの戦闘シーン以外は、ほとんどCDドラマ状態でしたもの。
背景だけのシーンとか、口パクシーンの使い回しとか、これはヤシガニガンドレスに並べるかもしれません。あまりデッサン崩れがなかったのが、唯一の救い?

で、来週は4話目にして総集編ですってね。
何があったか知りませんが、今期、一番期待していただけに、ちょっとがっかり。ストーリー自体は面白いからいいんですけれどね。


▼ SIMPLE2000 THE零戦
ファミ通フラゲ情報によると、レビューが3/4/4/4だとか。
まあ、当てにはしてないけど、低いなぁ。

でも、THE昆虫も4/4/3/3だったしなぁ。こっちは癖はあるけど面白かったし。

どんな点数でも、買うけどね。予約もしちゃって引っ込みつかないし(w


▼ その男、副署長
今日から始まった連ドラ

実は私、2ドラ(2時間ドラマ)が結構好きでして、やはり船越英一郎は好きな俳優なわけです。そんな2ドラの帝王が連ドラ初主演というわけで、楽しみにしていました。

第1話を観ての感想としては、"2ドラって1時間で出来るんだな"、と(w
というか、帝王が出ると、そこには2ドラの風しか感じられなくなってしまうのかも。

登場キャラクターの設定や性格、立ち居地が序盤で全て説明されているところは、さすがですね。
もちろん、今後どうして池永が閑職に回されたのかとか、刑事時代のエピソードなんかも語られるんでしょう。

パターンとしては毎回、8:30頃に判子を叩きつけるシーンが、黄門様の印籠のごとくありそうですね(w
池永はかなり熱い性格のようですから、うまく外回りの刑事たちを使ってアームチェア・ディテクティブを気取ることは出来なそうですから。

「手錠は持っていないから」という下りは、ベタですがかっこよかった。
つか、手帳は?(w それで「河原町署の者」とかいうのは、やばいのでは(野暮

ともかく、これは毎週楽しめそう。

ところで、「うぱー」こと本田博太郎と「ストリーク」こと石丸謙二郎が出てましたね。それぞれ「仮面ライダーカブト」と「電王」のいいとこ役者。
これは、帝王の仮面ライダー出演も近い??

というわけで、仮面ライダーつながりで……


▼ 「仮面ライダーSPIRITS 12巻」 村枝賢一/マガジンZKC

お前ら、もう表紙独占かよ(w

この巻を読んだ、私のテンション

わーい、V3だ!V3だ!!V3だぁ~!!あぁぁぁあ!?V3が!!V3がっ!!!V3がぁぁぁぁ!!!!うわぁ~ん!!V3ゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

なんか、こうなるんじゃないかと思ってたけどさぁ。
でも、風見は負けない!死なない!今回だって、満身創痍で技のデパートらしさを見せてくれたもん!

それにしても、SPIRITSの風見志郎はマゾかっていうくらい痛々しい戦いをしますね。
いや、まぁ、出るたび敗北フラグを立てているXライダー・神敬介よりはマシか(w


さて、まただんだん首と背中が痛くなってきたので、今日も早めに横になっておきます。
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今日のいろいろざっき

2007年04月25日 21時12分50秒 | ▼雑記
風邪を引きました……ren.です。
というか、ここしばらくの首の不調は、この所為だったようです。

近所の100均に買い物に行く途中、「おいしゃっ!」とでかいくしゃみをした途端、頭痛、めまい、のどの痛み、鼻水がいっぺんに襲ってきました。

やっぱり健康って、どこかで絶妙なバランスがとられていて、なにかのきっかけでつっかえ棒がなくなり、病気へと倒れるものなんですね。
それが、くしゃみだったと(w

そんなわけで、具合が悪いので今日は……


ありがとう!毛利名人
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シロガネーゼなネギま!絵

2007年04月24日 19時59分45秒 | └ネギま!絵
蛍光灯を割ってしまったren.です。
部屋中に破片が飛び散って、大騒ぎ。


いやぁ、「パンシャーヌ」のゆるさは、本当に癖になりますなぁ。
二回続けて、墓地が舞台って、どんなだよ。「竹下パフォーマンス秘芸!水戸黄門」かっての。
もう目が離せませんね(w

で、観ながらパンシャーヌのコスチュームをスケッチしてたら、いつの間にかこんなのを描いてました。

犬少年戦麗舞 パンシャーヌコタ

足元は割愛(w

なに描いてるんだか(w
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今日のネギま絵

2007年04月23日 20時53分41秒 | └ネギま!絵
うるたぁきっく!……ren.です。
今月の「ふぃあ通」を聞いていたら、そんな言葉が出てきたんで。でも多分、言った本人はピラザウルスなんか知らない(w

つか、「教えてまやふぅ」おわっちゃったかぁ。癒されてたんだけどなぁ。
まあ、次回から新コーナーがあるようですが。


特に今日は話題がないや(w
なので、手抜きな落書きをさらしておきましょう。

ウゴツールの特性を利用した、おびえコタ


もうひとつ細いペンがあると、描きこみが楽なんだけれどなぁ。
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ハヤテのごとく! 11巻

2007年04月22日 21時51分10秒 | ▼マンガ・本
最近、運動不足の所為か、妙なところが攣るren.です。
昨日は、後ろを振り向いた瞬間に、肩甲骨が攣りました(w 普段攣られることがない場所って、どっちに伸ばしたらいいのかわかんなくて、七転八倒。


 ● 「ハヤテのごとく! 11巻」 畑健二郎/SSコミックス

ナギの髪色、毎回変わりすぎ(w

今回、ほとんどアニメ・コミックパロディがありませんね。
まあ、その分、SV踊り子鉄分満杯ですけれど(w
私は古い人間なので、JR系にはさほど思い入れはないのですけど。やっぱりEF66DD51でしょ(貨物列車好き

漫画に突っ込みは野暮ですが、走行中の車両のドアを無理やりあけたら、運転台に警告が入って緊急停止という事態に陥ると思う。もしかしたら人が飛び降りたかもしれない場合もありますし……いや、飛んでますけど(w 先日、新幹線で走行中に飛び降りた事故がありましたよね。

連載時はカラーだった人気投票発表は白黒……ちくしょう。
まあ、同人誌描く時は色よりも、トーンが何番なのかが重要なんだけどさっ(w


さて、そんな「ハヤテ」のアニメも、今日の放送で4話。
今のところ、2、3巻が省略されたこと以外、そう大きな変更はありません。……いや、十分か(w

11巻あとがきによると、1年間・4クール丸々あるそうで。それなのに、このふっとばし様ですか?!(w
こりゃ、確実に3クール目にはオリジナル展開になっていますね。そこからが本当の戦いだ!楽しみにしておきましょう。


あ、そうそう。
18巻付録のアニメ化記念のしおりは、ヒナギクさんでした。

ちぃっ、どう見ても誘ってるハヤテがほしかったぜ(を
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地球へ… section03 「アタラクシア」

2007年04月21日 20時14分56秒 | ▼映像作品・番組
昨日はカラオケに行っていたren.です。
「宇宙の王者ゴッドマーズ」はいい歌だなぁ。ろくしんがったぁ~い


さて、今日の「地球へ…」はいかがだったでしょうか。

原作では全て、母船シャングリラ(アニメで始めて名前を知りましたw)内で、ブルーがジョミーに押し付けてくる記憶の中で説明されることが、非常に丁寧にわかりやすく説明されていました。

テラズナンバーは洗脳機械。ここで子供としての記憶はリセットされます。そして立派な大人になるため、宇宙ステーションで再教育を受け、各星などに派遣されていきます。
その際、あるものが心に植えつけられるのですが……それは今後、説明されるでしょう。

しかし成人検査の所為で、潜在的なミュウであることが発露してしまうことも。その場合はもちろん"処分"です。ジョミーがこれにあたります。なのでブルーは記憶を消される前に助けたんですね。
まあ、もうひとつ理由がありますが、それは今後、説明されるでしょう(またか 一応今回、リオが少し話していますが。

このシーン、原作だと齢3世紀というブルーのあせりも表現されているのですが、ぶっちゃけ急ぎすぎな説明的展開でもあるので、これはナイスアレンジだったと思います。


おかげで、覚醒したジョミーの反撃を受けることに。老体に鞭を打った挙句に、大ダメージ(w

人間につかまり尋問を受けて覚醒というのは、ベタですが納得しやすい社会との決別のきっかけにもなりますしね。これを見ると、原作ではブルーがムチャしすぎに感じます(w

アニメの母親像を使った尋問は、なかなか視聴者にもクるものがありました。このシーンのために第1話では、あんなに人情的な両親の姿を見せていたのですね。すばらしい演出。

とまあ、そのおかげで、アニメではジョミーがどうやってブルーの遺志を継ぐことになるのか、そのアレンジが楽しみになりました。


それにしても、アニメのリオは見た目も中身も、しっかりとした大人ですね。メガネっ子だし(w 原作だと、ジョミーと大して歳が変わらない姿なんですが。
今回ひどい目にあってますが、原作だと最終回まで登場します。果たしてどうなるのかな?


さて、私が注目したいのは、そんなリオがジョミーを乗せた自転車

アニメのアタラクシアは、原作と違って自然豊かな風景

原作はいかにもレトロフューチャーな、ビルだらけの無機質な風景。
道路はベルトコンベヤで自動的に人を運んでいきます。
S・Dは地球環境の悪化がきっかけとなった移民時代ですから、アニメのアタラクシアのように自然を大切にテラフォーミングするのは納得できる設定でしょう。

さて、そんな中では環境に害するような動力機関は使えません。
バスが登場していますが、あれも環境に配慮した電気などの動力を使っていると思われます。

そうなると、一般に普及するのは人力
つまり自転車であり、ローラースケートでしょう。

自転車は、現代の段階で完璧に完成している、究極のクリーンな動力機関です。
人間の両足によるクランク動作を、ペダル、チェーン、ギアで推進力に変換する効率は、機関駆動によるロスが少なく、ほぼ100%だといいますから、すごい話です。

なんせ、自転車で出された最高瞬間速度記録が、268km/hだってよ、奥さん。パーマンだって119km/hだよ(w ちなみにこれって、新幹線0系の当時の最高速度なんですよね。

私も学生時代、郊外の学校まで自転車で走っていましたが、サイクルメーターの記録によると、平地走行で60~70km/hを出していました(道交法違反)。
また、支笏湖から札幌にかけての下りでは、120km/hを記録しています。ハイサイドが怖くてたまりませんでしたけど(w

閑話休題

そんなわけで、リオは自転車を使用していたわけですね。
原作は当時として最高峰の娯楽SF作品でしたが、アニメでもしっかりと現代のSF考証がなされていて、大変感心しました。


さあ、ついにミュウの力を覚醒させたジョミー。
おそらく次回で原作でいう第1部が完結すると思われます。

第2部になると、もう一人の主人公が登場します。OPにも登場しているライバル・キースです。

……Gファンタジーで連載の始まるリメイク漫画の情報を江戸君のところで知って、ひっくり返ってしまいましたけど。

誰だ、お前は(w

せめて髪型くらい一緒にしようよぉ。
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コミック ブレイド MASAMUNE 2007春号

2007年04月20日 08時03分43秒 | ▼マンガ・本
今日はお出かけのren.です。
なのでこんな時間に更新。


 ● コミック ブレイド MASAMUNE 2007初春号



まずは、ここ最近面白くなってきた「式神×少女」。
好敵手と書いてライバルの東条院あすかに続き、敵が登場。

この変わり身具合……いいかも(w

にしても、第一話から登場のオダケンが、狂言回しにもなっていませんね。正直、今のところ作品上いらない子。おばあちゃんの方が濃いからなぁ(w


単行本2巻が5/10発売の「猫ラーメン」は、アニメ公式サイトが少し前から出来ていましたね。
シアターで観ましたけど、アニメもなかなか雰囲気があって面白いですね。

今回も長編漫画と4コマ漫画の二本立て。4コマは安定してアンニュイな感じ(w

長編は鉄つぁんとの出会いが描かれています。

普通にいい話だッ。


ワルキューレの栄光」は、港を開放、海を渡ります。

あの……見えますよ?(w

やんちゃだった「降誕」の頃より、朴訥さが増したような気がする緑の鎧のワルキューレ。表情に優しさとりりしさ両方を兼ねそろえていて素敵。
つか、やっぱり冨士さんの絵は、私の理想の線だなぁ。

今回の一コマは、そんな笑顔もいいのですが、これ。

自分がそう呼ばれることを、さらりと否定した上に、ビシィッとこの台詞。
まあ、本人にしてみれば、天上界のシステムを説明しているだけだという気もしますが(w


今、この雑誌で読んでいるのは、これらだけなんですよねぇ。そのうち手が空いたときにでも、他の作品にも眼を通してみましょうかね。
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魔法先生 ネギま! 18巻

2007年04月19日 20時30分39秒 | └ネギま!
バイクを洗って買い物に行ったren.です。
やっぱり気分がいいね♪


 ● 「魔法先生 ネギま! 18巻」 赤松 健 講談社/マガジンKC

(>∀<)な超がめんこい。

レビューはいまさら野暮ですので、適当に個人的感想と考察を。


美空とアキラは人気高くなったんでしょうね。こりゃ、万人に受けるキャラクター性ですな。
その他のキャラクターたちも、このシリーズでずいぶんと底上げされて、初期のころとは読者も贔屓キャラが変わっているでしょうね。皆さんの贔屓キャラは活躍しましたか?

そんな中、私の場合は……

  コタの出番

   ページ数にして6ページ

   コマ数にして12コマ(うち1コマはシルエット)

   顔の大きさ合計73mm
(髪の天辺からあごまで)

……orz


超との決着ですが、正直、大山鳴動して鼠一匹、という感じ。
いや、十分盛り上がったんですが、私としてはどこか不完全燃焼。

それは、現状の悲劇や未来の悲劇よりも、自分たちの日常を大切にしてしまったところに大きいです。
もし、決意のきっかけが夕映の"運命論"なのだとしたら、ソレはそれで、ネギたちのエゴを通したにすぎませんもの。

結局、子供たちの双肩に賭けられた重た~い"世界"は、"希望"という形でしか解決していないわけです。
麻帆良祭の一件で、未来に変化が起こるかもしれませんが、超の計画で救われたかもしれない、今そこに在る悲劇は置き去りにされたわけですからね。
もちろん、それを"運命"や"現実"という言葉で片付けるのはたやすいことなのですが。

もちろん、後日談でネギが決意を新たにしたことで、将来救える悲劇には繋がったのですし、超の狙いの一つもここだったようですが。
せめてもの救いがここで、これがなかったら、私は「ネギま!」という作品に対して、かなりの失望を感じたでしょう。

個人的に、その辺にすっきりとした解決が見出せなかったのが、どうにもしこりを感じます。連中、いつも通りの馬鹿騒ぎな生活に戻っちゃったしね(w ソレはそれで「ネギま!」の持ち味ですけれど。
まあ、まだ話は先に続きますから、今は救えない悲劇に涙し、決意が"未来"に繋がることを期待します。



さて、グダグダいいましたが、実は見方を変えると、私にも大変満足できる答えを得られるんです。

それは、超の状況から、時間の遡及性がある、と読むことができるからです。

時間の遡及性とは、たとえ過去に戻ってなにか事実を変えてしまっても、時間の流れは予定された事象に修正して、決定された未来につなげてしまうということ。

時間の流れを列車運行とすると、途中に必ず通る駅は決まっていて、もし途中から他の路線に入っても、必ず通過駅に戻るように修正される……という、タイムパラドックス回避の理論です。デンライナーも、そういうオマージュだと思うんですよね。

つまり、超が麻帆良祭で何をやっても、基本的に"未来"は変わらない
もし認識魔法が予定通り発動していても、超のいた"未来"は相変わらず悲劇で満たされているはずなのです。ネギのいうとおり「そう簡単に世界は救えない」んです。

え?それじゃ超は徒労じゃないか」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
この一件がなければ、本当に"未来"は救われないんですから。


ここからは私の勝手な未来(理想)予測───ただの戯言を長々と語らせていただきますから、読み流していただいて結構。


決意を新たにしたネギは立派な魔法使いになります。

また、祭で共に戦った従者たちとは今後一層、絆は深まるでしょう。そりゃもう、どんな魔法使いにも負けないほどの。
ネギたちのことですから、悩みながらも世の中に様々な形で貢献していくでしょう。

その後、ネギも従者たちも世代を変えていきます
そうしたパーティーが、未来に影響しないわけがないわけありません。血を継いだ者、影響された者もまた、世界のために働くでしょう。

しかし、彼らがどんなに活躍しようと、どこかで世界にほころびが生まれます。世の中、どんなことにも越えられない壁が現れるものなのです。悲劇は時間が用意した停車駅なのですから。

それを克服し、さらに先の"未来"に進むためのナニカを、超は"過去"でつかまなければいけなくなります。それすらも、時間の用意したレールなのですが……。

実は、ここが難しいところでして、そもそもこの"未来"は"過去"から続く時間軸。ここで"過去"に影響を与えても、実はすでに流れた"未来"までの時間は変わってはいけません
"事象変化未来(無かったことにする)"や"多元性未来(パラレルワールド)"では、この"未来"にいる(いた)人間にとっては意味がないのです。

しかしこれは、超たちが知らない事実だと思われます。人間は、"未来"は自分の手で切り拓くものと考えるものですから。"過去"を変えれば、自分たちの世界に影響するはずと信じています。

超が"過去"(現代)へとタイムトラベルします
しかしこれは時間の流れに組み込まれた、予定された過去事象なのです。

なお、時間の遡及性によって、それ以前の"過去"に"未来"の超がタイムトラベルしていた事実はなかったことになっています(めんどくさい話ですが)。
もしその記録が残っている場合、超は全ての結果を知っていることになってしまうからです。おそらく、記録や記憶が消失する出来事が、歴史上で起こっているはず。

超とネギが出会います
ここまでに超は、認識魔法計画を進め、また友情を育みます。

そして、麻帆良祭の一件へ。

注意したいのは、超自体は親殺しのパラドックス("過去"の親族を殺すと、自分が存在していないことになる)を信じていることです。これは、世界の事実と人間の認識が違うということの証明です。
実際、ネギと超の墜落死は回避されました。屋台が飛んできたのも、訴求性で救われたということです。

つまり、時間は二人を殺すわけにはいかなかったのです。

超はここで、全てに気づきます
聡明な超ですから、自分がこの時点で生きていることで、世界の事実に気づくでしょう。つまり、時間の訴求性と事象予定性についてです。

ここでも時間は、そのことに気づくであろう超が、"過去"にやってくることを予定していたことになります。ただネギの子孫であるという理由ではないはずです。

この事実を持ち帰ることこそ、"未来"の望みであるはずです。なぜなら、世界の変革が起きる事実なのですから。何せ、歴史が(ほぼ)予定調和だということに気づくのです!

タイムマシンを作れる"未来"の科学と魔法なら、この事実を解明し、新たな技術体系を作れるでしょう。時間の遡及性から人間が脱することが出来るかもしれないのです。そうすれば、予定されていた暗闇の"未来"も回避できる。

……おそらくそれからは、それを修正しようとする時間の力との戦いになるでしょう。時間は神様ではありませんが、戦う相手を作り上げるために、超を"過去"に送るレールを引いたとすれば、なにかの意思はあるのかもしれませんね。

訴求性を脱した"未来"を作るほどの力は、新たな問題を作るかもしれません。
しかし、それも"未来"の人間たちの戦いです。


また、超から察するに、"未来"は不幸の積み重ねで人同士のつながりが希薄になっているような気配がします。
ここでご先祖様たちの和気藹々ぶりに触れたことで、作業場の付き合いではなく、心のつながりというものを再確認したのかもしれません。人間性を取り戻すきっかけでもあったわけです。

別れ際の超が、カタカナ交じりの言葉でなくなっているところ辺り、個人としてではなく、人間としての成長を感じさせませんか?



いかがだったでしょうか。超に関して、私が納得できる想像はこんなところ。まあ、かなり手前勝手に解釈してますね(w 穴だらけなのはご愛嬌ですので、見逃してやってくださいな。

でも、タイムトラベルを扱うんですから、これくらいのことは考えられているんじゃないかな、と思ったわけです。考えすぎ?(w


さて本編は新たな局面へと向かうようです。
ここからはネギたちそれぞれの"未来"へと時間列車は進んでいきます。楽しみに見守ることにしましょう。


※なんとなく追記※
ところで、未来技術の対処云々って、もしかして「サンダーフォースV」のガーディアンかい?ヒト/戦士よ(w
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ギガンティック・フォーミュラ

2007年04月18日 20時50分18秒 | ▼映像作品・番組
ブログの記事って、うっかり全消ししちゃうとやるせないね……ren.です。
良く「消えちゃった~」というぼやきを聞きますが、そりゃ言いたくもなるわ(w ……ゴホン……気を取り直して。


さて、昨夜「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」が始まりました。

噂には聞いていましたが、EDで絵柄がまったく違うものに変わってしまうのは笑いました。
個人的には本編のキャラデザも好きですけれどね。でもま、ブライスに見えないでもない(w

天才少年がロボットに選ばれパイロットになる───という展開は、そう新しいものではありません。ただ、慎吾がなんの大会に優勝したのか、イマイチ伝わってこないのが残念。

公式によると、ギガンティック・フィギュアの「決闘」ことWWWは───

指定された戦闘エリア内においてのみ、決闘は実施される。戦闘の拡散、一般施設、民間人への攻撃は、これを堅く禁ずる。無用な殺戮行為についても、同様に禁ずる。

……とのことですが、思いっきり施設や人命に損害を与えてませんでしたか?(w この辺り、今後レギュレーション違反とかになるんでしょうかね。

それとも───

平時において、一般人のためのシェルターなど避難施設の整備は、国家に与えられた義務とする。

……とありますから、その辺は戦場になった国家の自己責任?ひどいレギュレーションだ。

また───

敗戦国は、速やかに勝戦国の統治下に入る事となる。

……という物騒な話ですが、民衆からはそんな危機感が感じられませんでしたね。まあ、ある意味リアルですが(w

それにしても、今回の敵国が中央人民共和国って、やばくないの?名前は変化してますけど、国旗やパイロット名はどう見ても中国なんですけど。
でも、よく調べたら日本は日本共和国ですし、アメリカは北アメリカ帝国(帝国かよ!?)、インドはインド……あれ?(w
ともかく、架空の世界の話、ということでごまかし……切れるのかなぁ。

各国のロボットは、いろいろなメカデザイナーがデザインした、それぞれの国の象徴となるものなわけですが、日本のスサノヲ十式は、どう見てもガンダムタイプ。さすが日本(w
実際のロボット工学の現場も、アトム世代が牽引し、ガンダム世代が形にしているところがありますものね。


初回としては、古きよきロボットアニメを感じさせて、なかなか面白かったです。
それにしても、今期はロボットアニメが豊作。少し前の日照りが嘘のようだ。


さて、これで今期の注目作は、一通り観たことになります。「スカルマン」は北海道じゃやらなそうだし……。

まず「キスダム」は期待通り、ツボにはまりました。
メカモノかと思ったら超人モノだった、というのには驚きましたが。とにかく、もっと飛べ飛べ、戦闘機(w

ヒロイック・エイジ」は、期待以上。普段あまりアニメを観ない古典SFマニアの友人も「これは面白い」と言っていました。
ところでエイジ君の声って、「電王」のキンタロス登場回で、テッペイ(違)のライバルだった、あの人なんですね。驚き。「おかぁさぁん」という泣き声がとても良かったです。

地球へ…」は、原作ファンとしても満足いく作品になってます。レビューのし甲斐もありそう。
ところで、2クールって本当?まあ、あまり長く引っ張ってもつまらない作品だと思いますけれど。やっぱり、妖奇士の後番組として、付け焼刃だったんでしょうかね。

ハヤテのごとく!」は安牌。可もなく不可もなくといったところ。もうひとつ突き抜けたところがほしいと思うのは、贅沢でしょうかね。
ただ、原作未見の友人が観て「今度原作読む」と楽しんでいましたから、プロモーションとしては成功しているようです。

ゲゲゲの鬼太郎」は、評判を聞いてようやく観ましたが、確かに観る価値がありますね。私が観た第3話は、江戸君に言わせると前話ほどではなかったそうですが、十分楽しめました。

実は前回から「グレンラガン」より「Yes!プリキュア5」を優先しています。ちょっと「グレン」は私には味が濃すぎて、すでに胸焼け。その点、「プリ5」は、とても甘い……特にココとナッツが(w

鋼鉄三国志」は、正直、第1話で十分でした。ネタとして観るにも、少々きつい。ヨロイモノの新作としても期待したんですけれどねぇ。

特撮枠は減ってしまいましたが「仮面ライダー電王」と「美少女戦麗舞パンシャーヌ」があれば、とりあえず満足かな。
あとは「帰ってきた時効警察」。ある意味特撮といえなくもないでしょう(w

うわー、今期は本当に観るもの多いなぁ。ビデオに録っておくと、つい後回しにしてしまうから、なるべくリアルタイム視聴したいところ。
うれしい悲鳴って、こういうときに使うんですよね。

  うひょぉぉぉぉぉぉ!!
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カムイ

2007年04月17日 22時11分59秒 | ▼雑記

国内も国外も、物騒な世の中だと改めて感じるren.です。

アメリカの大学での銃撃事件と、長崎の市長が銃撃を受けた事件のことです。


私は父親の西部劇趣味の血を受け継いだようで、幼いころからのガンマニアです。銃器カタログや「月刊Gun」を絵本代わりに眺めていたような生い立ちですから(w
なので、銃というものに魅力を感じると同時に、その危険性や、起こされた悲劇も良く知っているつもりです。

日本の「活人剣」のように、西部の銃にも「ピースメーカー」というすばらしい名称があるんですけれどねぇ。
やはり道具というものは、使う人の心の現われ。これは銃だけではなく、言葉や文字にもいえることですね。


日本の妖怪に、付喪神(つくもがみ)と呼ばれるものがあります。
人に使われた道具は、いつかその身に魂を宿し、心を持った存在になるという考えは、身近な道具に対しての尊敬の裏返りから生まれた話でしょう。

また、言霊(ことだま)という、口から発せられた言葉には、それ自体に意思が存在するという考え方もありますね。優しい言葉は相手に温かな感情を生み、悪口は一人歩きして人間関係を崩していきます。

アイヌ神謡では、大切に使われた鍋や刃物がカムイとなる話も多くあります。
そもそも「カムイ」とは、よく「神」と訳されますが、いわゆる宗教や信仰の対象としての「神さま」というよりも、「精霊」や「守護霊」というものに近い存在のようです。

しかし、どうやら調べてみると、カムイの本質とは、アイヌ(人間)には出来ない力を持っている存在であることを示すようなのです。

鍋は食べ物をぐつぐつと煮ることが出来ます。
刃物はモノを切り裂くことが出来ます。
樹木の皮は繊維を使って服を作ることが出来ます。
鳥は空を飛ぶことが出来ます。
キツネは人間よりもすばやく走ることが出来ます。
クマは毛皮と肉を人間に提供出来ます。
言葉は他人に自分の気持ちを伝えることが出来ます。

つまり、カムイとはのことを示しているのだと、私は考えています。
人間は、そのカムイの恩恵を受けて、その力を有効に使わせてもらうことに、感謝を向けるのです。

その力を悪用することも出来ます。そうした力を与えてしまったカムイは、ウェンカムイ(悪いカムイ)となってしまう。
つまり、カムイは人間と相互に影響を与え合う存在なのです。


私は無宗教の不信心者ですが、こうした考え方には共感できます。
なのでアイヌ文化オタクになったのですが(w

現代社会は科学技術が発展させました。おそらくコレも、カムイなのでしょう。その恩恵を受けながらも、ひとたび悪用すれば大きな被害を与えます。

アイヌに生活の文化を与えたオキクルミカムイは、現代社会を見て、どう感じるんでしょうかね。

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ヒーローの戦いとは

2007年04月16日 22時48分03秒 | ▼雑記
尊敬する人は芹沢大助のren.です。
美術専門学校時代、肖像画の授業に彼を描いて、先生に呆れられました(w


今朝方、仕事の合間の気分転換にネットをうろうろしていましたら、こんなのを発見しました。

エキプロ「仮面ライダーカブトvsストロンガー
エキプロ「平成ライダーバトルロイヤル 入場編試合編

いやはや、エキプロのエディット職人の仕事は、本当にすごいですね。
私も一度挑戦しましたが、無理無理無理無理。ファイプロのエディットならそれなりに得意なんですけれどねぇ。


で、ひとしきり笑った後に考えたのは、ヒーロー特撮の殺陣について。

まず、大きく分ければ、「タイマン勝負」と「集団戦」に分けられますよね。
前者の代表は「ウルトラマン」、後者は「戦隊モノ」です。「仮面ライダー」は、最近のものは「タイマン」ですが、昔は1対多の戦いが多く、言うなれば「10人組み手」でしょうかね。

また、戦闘スタイルも大きく2つに分けられます。
1つは戦隊モノに代表される「スタイリッシュバトル」があります。これは「バトルフィーバーJ」が目指した"最高の舞踏は最強の武術だ"という考えと、時代劇の殺陣の流れを汲んだもので、実践的なリアルさよりもテレビ栄えを追求したものです。最近の「仮面ライダー」もこれになるでしょう。
もう1つは、その対極である「リアルファイト」。実際にある格闘技を模してみたり、組み合ってからの殴り合いなど、泥仕合ともいえる様相を見せます。印象的なものだと「ウルトラマン」の馬乗りチョップ。技も何もあったもんじゃない(w でもフィニッシュはビシッとかっこいいですから、その辺はさすがヒーロー。

もちろんこの分類は、極端なところを抽出して名づけたもので、実際にはリアルファイトでもテレビ栄えを考えますし(テレビ番組ですから当たり前)、スタイリッシュファイトでも現在放送中の「ゲキレンジャー」のように、実際にある拳法(ゲキの場合五形拳など)を意識されているものも多いです。


子供の目をひきつける「かっこよさ」はやはりスタイリッシュバトルに分があります。しかし、リアルファイトにはそれにはない「痛み」があります。
そのためか、戦隊モノではコミカルな敵や爽快な演出が多く、ウルトラマンや仮面ライダーには社会風刺や問題提起が含まれる話が多いように感じます。

最近の特撮では、いろいろと問題があるようで、特撮でのリアルファイトを見ることが少なくなりました。これは明確に「仮面ライダークウガ」で線引きがされます。クウガまでは、攻撃エフェクトに流血が多く登場します。アマゾンはやりすぎですが(w

クウガでは串刺しシーンなんてのは、衝撃的でした。ネタバレになりますが、ラストバトルをご覧ください。お互いの弱点であるベルトを破壊しあい変身が解けた後は、ただの殴り合いです。これは"ヒーローの戦いも暴力という哀しさに変わりはない"というクウガのテーマが反映されているところです。
これに対して、顕著な反対意見が殺到。その後の仮面ライダーでは、攻撃エフェクトは火花が飛び散るものになっています。

ちなみに、クウガ後の仮面ライダーではバイクアクションもなくなる傾向にあります。クウガではプロのトライアル選手である成田兄弟の協力で、とんでもないバイクアクションが多くありました。参考
これは、街中でのバイクシーンの撮影が難しくなっているのが関係しているようで、クウガは"最後の仮面「ライダー」"になってしまうのかもしれません。

リアルファイトの代表作品をもうひとつ。それは「七星闘神ガイファード」です。
主人公・風間剛の設定が空手家のため、ガイファードの技は全て、実際にある格闘技(空手以外もあります)がモチーフになっています。これは殺陣を担当していた高瀬道場の面々が苦心して作り上げたことが、DVD特典で観ることができます。
また、敵も格闘家が改造されていることが多いため、ボクシングや中国武術、女子プロレスなどの使い手であり、異種格闘技戦の様相です。前半の敵は無手、後半では武器を持った敵が現れるというのも、描きわけがはっきりしていて面白いですよ。こちらがそのバトル動画。
これは、スポンサーが当時「ストリートファイターシリーズ」でブイブイいわしていたカプコンだったというのも、少なからず影響があったのでしょう。

ちなみに、ガイファードは当時18歳の清水あすかのテレビデビュー作です。当時からすでに、その蹴りは出演者の誰よりも鋭く、さすが鳳龍院心拳・護衛護身術17代目宗師といったところ。
その後、再び東宝特撮「超星神グランセイザー」に登場して強さを見せつけ、さらには由美かおると芸能界最強美神決定戦も(w


子供への影響を懸念され、絶滅していくリアルファイト特撮。
戦うことへの苦悩」という表現も十分、情操教育として役に立つと私は考えているのですが、最近は実際にゲームやアニメを言い訳にした事件も多いため、自粛もやむなしなのか……とため息をつくばかり。

暴力表現を反面教師と受け止められる時代を再び作ることが、若い世代の急務なのかもしれません。



あれ?こんな真面目なことを書こうと思ったんだっけか……まあ、いいや(w
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