風邪と雪かき疲れのダブルパンチで具合の悪いren.です。 肩か張って、いかり肩になっておるorz
先日、友人に「お年玉」とMSPをいただいたので、これをDLしました。
▼ バンガイオーHD ミサイルフューリー XBLA/トレジャー
元々の「爆裂無敵 バンガイオー」は、1999年にDCとN64向けに発売された全方位STG。 当時のとレジャーらしいわけのわからないノリ(後述)と、カウンターアタックによる400発(DC版)のミサイルが画面を蹂躙する爽快感、そして手ごわい難易度が魅力の隠れた良作でした。 私もDC版を買い、コントローラーのLトリガーを破壊しました(w
当時のゲームのノリは、良くも悪くもノリノリなシュールギャグ。 OPからして、これです。
【DC】 爆裂無敵バンガイオー OP
ゲーム中も各所でシュールな漫才が挟まれ、「レイディアントシルバーガン」や「斑鳩」でしかトレジャーを知らない人にはアゴが外れるような感覚を覚えるでしょう。 しかし、いざゲームの本番は攻撃モードの変更、緻密な戦略の必要性、敵弾をぎりぎりまでひきつけてのカウンターのカタルシスと、後のゲームに生かされたであろうセンテンスが詰まっています。
後にDSでも「バンガイオー魂」が発売されましたが、隠れた名作をさらに隠れさせる結果に(w 実際、私は売っているのを見たことがない。
なお、Wikipedia にはキャラクターたちの説明がまとめられていますが、この悪ふざけめいた説明の全てが真実なんだから困ったもんだ。
そして、XBLAにて新作「バンガイオーHD ミサイルフューリー」がDL発売されたのですが、以上にあったバカなノリはほぼ消滅。 オヤジことバンもシリアスな劇がタッチになって、ステージ前の説明で渋くメッセージを語るのみ。 リキやマミ、その他のキャラクターは一切登場せず、漫才どころかストーリーすらなくなりました(w まあ、それを聞いてがっかりして、今まで購入を見合わせていたのですが。
しかし、カウンターアタックのミサイル数が、ハードの進化に伴い最大で1000発、さらに倍角カウンターで4000発という情報を聞き、購入を決定。 条件さえ揃えば手軽にそれは発動でき、2DゲームなのにXbox360が処理落ちを起こします(w 爽快感はたまりませんが、ともに自機の場所を見失うのは400発の時代よりも増し増し。
追記※倍角カウンターは弾が大きくなるだけで、弾数は1000発まででした。勘違い。
結構序盤から難易度が高くなるのもお約束。 しかし、同じステージを3回失敗すると、先のステージに進めるようになる仕様なので、"勇気がある者はとっとと先に進むがよい"といった感じ。 実際、先のステージの方が簡単だったりすることもままあります。
なお、過去作では自分で採りに行かなければいけなかったスペースフルーツですが、今回は出現すると自動的に吸い寄せられるようになっているので、テンポがよくなっています。 武器や攻撃方法の種類も増えていますが、ステージによって武器の初期所持、出現は固定されているので、自由自在に試すということは出来ません。 DS版で好評だったステージエディットと、マルチプレイも実装されています。
1プレイ時間が短いので、今後、ちまちま遊んでいきたいと思っています。 ムキムキボンバァ、イェーッ!