「ラストバレット」をクリアしたren.です。
うん、短い(w
最後までお約束展開なのは、むしろ安心感でしたけど。
なんだかんだで敵組織キャラが容赦なく死ぬところもハードでした。
でもやっぱり、もうちょっとボリュームと工夫が欲しいゲームだったかな。
やたらと食べ物関連の用語辞典に凝る位なら、そっちに力を注いで欲しかった。
まあ、そこもネタなんでしょうけれど。
さて、札幌でも入荷していましたので、こちらを。
● 「魔法先生ネギま! 28巻」 赤松 健 講談社/マガジンKC ジンジャー(セグウェイ)吹いた。
確かにこれなら素人でも転倒の恐れはなさそうだ。
魔法なら電池切れも無いだろうし。
ストーリーについては、連載組がこなしているでしょうから、ざっと。
まず、ネギ達が新たな陰謀に巻き込まれたのがひとつ。
もうひとつは、魔法世界=火星であることの証明。
特に後半は、ようやく超の話とのリンクが確定したわけです。
まあ、たまにちらちらと挿入されていた魔法世界の地図の地名などに、そのものズバリなものが見え隠れしていたので、分かった人は分かっていたはず。
スキアパレッリもびっくり。
よし、この辺は私の縄張りか(w
ここ最近多くの探査機が火星に送られています。
2000年以降だけ6機(全てアメリカ)。
それ以前を入れればアメリカのマリナー計画やソビエトのマルス計画などで30機以上が送り込まれています。
日本も「のぞみ」が98年に打ち上げられていますが、03年に火星の近くまで行ったところで迷走、計画失敗に。
初めて火星に着陸したのは、アメリカのバイキング1号。
75年の打ち上げ、翌76年に着陸機・ランダーが赤い土を踏みました。
世界で初めて撮影された火星の表面写真は、世界中を沸かせました。
私、当時の新聞を保存してあったんだけど、何度目かの引越しで無くしちゃったのよねorz
その後、話題をさらったのは96年のマーズ・パスファインダー(アメリカ)。
エアバック式の着陸方法や、自動探査車「ソジャーナ(ローバー)は、SFっ子に新たな夢を見させてくれました。
ちなみに、着陸機「カール・セーガン基地」は低温により故障しましたが、ソジャーナは壊れていないため、走行可能な状態ならば、いまだに基地の周りを走っているらしいですよ。
これまた科学の見せる夢。
さて、火星といえば、有名なのは極冠。
南極と北極にある氷の塊です。
SFで火星のテラフォーミングというと、この氷を溶かして海や酸素を作るというものが多くありますが、これは水と二酸化炭素の凍った、いわばドライアイスです。
火星大気の大半も二酸化炭素なので、実際にテラフォームさせるとしたら、これをどう処理するかですね。
そういえば、魔法世界にも海がありますね。
とすると、大気組成がどうなっているのか気になります。
二酸化炭素が多ければ太古の地球同様ですので、怪物達は恐竜にあたるのかもね。
密林も多いし、将来的には石灰や石炭が豊富な星になりそう。
いや、その前に人が生きてられないか(w
まあ、魔法世界はどうやらテラフォーミング的なものではなくて、現実と虚構が重なり合った並行世界、つまりは隠れ里のような構造みたいですけどね。
両世界は色々とバランスを取り合っているということでしょうか。
いや、もしかしたら現在ネギたちのいる魔法世界と、超のSF的魔法世界が、時間上のつながりなのではなく、同時に並行して存在する世界なのかもしれませんね。
それならば、なぜ火星なのか。
重なり合った存在として世界が作れるなら、地球だっていいじゃないか。
それは火星という"星"に、魔法的な何かがあるのかもしれませんね。
魔法の多くは占星術と密接な関係がありますし。
火星はローマの神・マルス(ギリシャ神話ならアレス)の名から、マーズの名を冠せられました。
この神様は、戦いを司る神さまですね。
メソポタミア人もやはり、同様の存在であるネルガルの名を冠しています。
ネルガルは冥界の支配者でもあり、その姿はライオンとして描かれます。
そこらから、占星術では「♂」のマークで表され、これはマルスの盾と槍を意味しています。
そして、支配宮は獅子宮。
戦いや競争を暗示し、そして凶兆を表わす星なのです。
なんだか、現在の「ネギま!」の展開的にも納得できませんかね(w
と、まあ、火星語りはこのくらいにしておきましょうか。
やはり、夏美の小太郎強姦未遂のことも触れにゃ(を
今回、「なぜなに ネギま!」で、小太郎との仮契約が可能であることが示されました。
……つか、本編よりも濃いさまざまなネタ晴らしに頭が痛くなる部分もありましたが(w
30時間目の犬についても、否定されたしねー。
ともかく、この2人が主従関係となることは簡単であるようですが、どれほど得があるのかねぇ。
いや、まあシチュエーション的においしいというところは、別として(w
確かに、便利な面もあるでしょうけど、小太郎は基本的にスタンドプレイなフォワードですし、バックアップも火力支援の方が合っているような気がしますが、夏美にそういうイメージないですしね。
というか、今のところ夏美には何の魔法的イメージも湧かない。
ぶっちゃけ、亜子以上の脇役of脇役ポジションですからねぇ。
いきなりスポットライト浴びると、死ぬぞ、
もりもり博士的に(w
結局、小太郎が護衛役となるのは、今と変わらない気もする。
まさか……夏美がマスター側で、「GO! PUPPY!!」とか?(w
ところで……
258時間目でラカンが、ネギたちの姿に自分の仲間を重ねるシーン。
ラカンポジションが小太郎なのかっ。
前巻の奴隷長の例といい、小太郎の将来の姿が、どんどん不安になってきたわ(w