どうして、こうした悲しいニュースは続いてしまうのでしょうかねぇ。
まず、ゲーリー・コールマン。
▼ 「アーノルド坊や」G・コールマンさん死去 (サンケイ)
一昔前、「アーノルド坊やは人気者」は繰り返し再放送される日本でも人気のあるアメリカホームドラマの代表格でしたし、その後の彼の人生はニュースを騒がせたものです。
そして、デニス・ホッパー。
▼ “ハリウッドの異端児”ホッパー氏死去 (デイリースポーツ)
「イージー・ライダー」は私にアメリカンバイクのかっこよさを刷り込んだ作品ですし、最近では「GTA VC」のポルノ監督・スティーブの声優として親しんできた俳優さんです。
そういえば、ハリウッド版「スーパーマリオ」ではクッパをやってたね。
思い出深い2人の名優に、心から哀悼の意を表します。
さて、昨夜はトルコGP決勝でした。
前半は静かな展開だったのですが、後半にとんでもない出来事が。
40周目。
ハミルトンを抑え2位走行中のヴェッテルが、1位のウェバーをターン12で抜きに掛かる。
しかし、次の瞬間、レッドブル同士マシンが絡み合い、スピン!
ヴェッテルはその場で車を停め、ウェバーへの不満を態度に露にしました。
一方、ウェバーもマシンの破損からピットを余儀なくされました。
結果として、マクラーレン勢に1-2を譲ることに。
▼ マーク・ウェバー 「事故の責任はベッテルにある」
▼ セバスチャン・ベッテル 「接触は僕の責任ではない」
▼ レッドブル 「互いにスペースを与えるべきだった」 (F1-Gate.com)
どうしてトップチームというのは、ドライバー間に遺恨を残す展開になるのでしょうかね。
個人的には、ウェバーの走りの方がダーティに見えたけど。
レッドブルの事故のあと1-2に立ったハミルトンとバトンも、バトルを繰り広げてましたね。
タイミング的にもハラハラさせるわぁ(w
その辺の意地と妥協のバランスは、ホーナーの言う「スペース」のとり方がうまいのかな。
小雨もぱらつきましたが大きくレースには影響なく、フィニッシュ。
ハミルトンとバトンが1-2フィニッシュ。
表彰前に3位のウェバーを前にして、2人でレッドブルの接触について話してましたね。
固い顔をして様子を見ているウェバーの心理的ダメージや如何に(w
そんな中、上位のリタイヤにも助けられ、可夢偉が10位、今季初入賞!
やはり日本人選手の活躍は心躍らせますし、国際映像的にも注目点だったようですね。
かなりタイヤに厳しかったようで、右フロントタイヤはバースト寸前でした。
ただ、こちらもドライバー間に不和の恐れのある、チームオーダーが発覚。
▼ ザウバー、デ・ラ・ロサに可夢偉を攻撃しないよう指示 (F1-Gate.com)
個人的には、チームスポーツである以上、2台が役割を分けることは当然だと思います。
前に行けるほうが順位を稼ぎ、もう一方は背後を守る。
しかし、チームに優劣をつけられるのは、F1ドライバーの誇りとして難しいところでしょうね。
でも、今のザウバーの状況なら、一丸となってフォローしあって欲しいものです。
我らがウィリアムズは、今回も厳しいレース。
バリチェロはスタートから終始クラッチトラブルに泣き、ハルクは序盤に接触からのピット。
そもそも、モナコでのクラッシュの影響で、旧式のフロントウィングを使わなければいけないという段階で、今回のグランプリには暗雲が立ち込めていたわけですが。
その他の結果はこちらで。
次回、カナダGPは2週間後。