どうも、ren.です。
台風接近のニュースが伝えられていますが、北海道は快晴で蒸し暑い。
そんな中、墓参りに行ってきました。
霊園って風通しがいいから、日陰は涼しくていいんだよね(w
さて、今日はお盆にぴったりのナノブロックでのオリジナル作品を紹介。
☆深き者ども(ディープワン)
H.P.ラヴクラフトの作品を発祥とする「クトゥルフ神話」の中でも有名な奉仕種族。
いわゆる半魚人ですが、「インスマウスの影(インスマウスを覆う影)」での描写は、とても生理的嫌悪を催します。
元々は宇宙から原初地球へ飛来した者たちで、彼らの父であるダゴンと母であるハイドラと共に深海の都市に棲んでいた。
深きものはダゴン・ハイドラへの奉仕が主な役割である。
やがて地球に発生した人類とかかわりを持ち、今では交配によって混血者が人の世に潜んでいる。
その姿は人間と同じような体形だが、表情の変わらない顔に、瞬きしないぎょろりと飛び出した目と乱杭歯のだらしない口。
首がなく肩の張っていて、ひょこひょことカエルのように跳ねるように歩く。
やがてわずかに残っていた人間の特徴は消え失せ、肌はざらざらゴワゴワの鮫肌になり、尾骨からはトカゲかサンショウウオのような尻尾が伸び、手足の指の間には水かきが張る。
首と思わしき場所にはエラが現れ水中でも呼吸できるようになり、老化で死ぬこともなくなる。
地上での主な活動は、「ダゴン秘密教団」という地下組織による人材のネットワークを張り、仲間を探し深海へと導くこと。
「インスマウスの影」ではオーベット・マーシュという男に黄金と豊漁を与える一方、彼の地元であるインスマウスに根を張り、家族や住人と交配し数を増やした。
なお、古くに混血した者も、深きものの特徴が強くなっていき、古の記憶を取り戻して深海に戻るという。
今回、ナノブロックで作ったのは、そんな深きものの典型的な姿。
マッチョなモンスターではなく、病的なクリーチャーを意識して造形しました。
背中や手足に魚のヒレっぽいギザギザを増やしました。
また、背中の組み立て方向を90度変更してポッチで魚類・両生類っぽい鉾凹を表現。
最初は手を長く、足を短く作っていたのですが、いまいちかっこ悪いうえに自立性が弱かったため改良。
ちょっとスタイルが良すぎるかなとも思いましたが、なかなかバランスよく完成できたと思います。
ボールジョイント凹に円筒ブロックを挿すことで、飛び出た目を表現。
手足のヒレは扇形ブロックを利用しました。
なお、先日買ったモササウルスが写真撮影後に即、彼に転生しました(w