どうも、ren.です。
肩こりが酷くて横が向けない……。
● シン・仮面ライダー Blu-ray 初回限定版
待ち望んでいたぜ。
ストーリーについての感想は、こちらの映画視聴当時の感想で。
まずディスク1は本編。
劇場、Youtube、TVer、Amazon primeでも視聴していますが、家庭用テレビ画面向けに調整されているためか、もっとも見やすいです。
顕著なのはやはりトンネルでの大量発生型相変異バッタオーグ戦。
劇場では暗闇にマズルフラッシュの閃光、そして赤く浮かび上がるCアイが印象的でしたが、当時から「暗い」「なにやってるかわからん」という意見も多かった。
BDでは最も全容のわかりやすい画質に調整されており、大量(中略)バッタオーグの素顔もよく見えるようになっています。
とはいえ、この辺はクリアさか雰囲気か、好みのわかれるところではありますね。
個人的には劇場ではあの暗さでよかったと思いますし、TVではこの明るさでいいと思います。
また、字幕の一つには撮影地情報スーパーというバージョンがあり、現在のシーンのロケ地がわかるようになっています。
ハチオーグ基地のように"非公開"となっている場所が気になるところw
一連のシーンでも、別々のロケ地で撮ったものを切り貼りしていることもわかり、それだけたくさんのカットが撮影されたことで演者さんやスタッフさんの苦労がしのばれます。
ディスク2は特典映像集。
YoutubeやXで見ることができた映像も、改めて大きな画面で観られるのはうれしい。
このディスクの目玉はOMITシーン集でしょう。
単に編集によりカットされたシーンだけでなく、同じセリフのシーンでも場所を違えて撮ったものが多数あり、試行錯誤と共に演者さんやスタッフさんの苦(以下略)
「シン・ウルトラマン」ではモーションアクターとして大活躍していた庵野監督ですが、今回はそういうことをする余裕がなかったんだろうな……と思ってたら、クモオーグの仮台詞を入れていたり、コウモリオーグ基地でサーモカメラに映るゾンビルリ子のモーションアクターを務めていたことが分かりましたw
やってんなぁ。
カットされたのはだいたい説名台詞ですね。
状況や心境が分かりやすくなるとはいえ、無くても不都合は感じませんでした。
その辺が編集と演出の妙といったところでしょうね。
そしてディスク3。
映画本編をオーグごとを1話ずつにカットし、旧作風OPとED、そしてアイキャッチを追加して編集し直した各話フォーマット版を収録。
もちろんタイトルは「怪奇クモオーグ」などになっています。
サソリオーグ撃破後に改めてハチオーグのサブタイが入るのは笑いどころかw
そういえば、ハチオーグにはサソリオーグの毒液を滝が撃ち込むことで勝利しましたが、「シン・ウルトラマン」ではザラブに対して浅見に預けていたベータカプセルを受け取ることで神永が変身して勝利したわけですから、役者的なダブルミーニングのサービスだったのかもしれませんね。
旧作再現OPはYoutubeなどでも公開されていましたが、EDも旧作通りのカットを新撮、再現されておりすごい。
今でも同じ風景があるっていうこともすごいなぁ。
音楽も差し替えられており、ラストシーンには一文字(榎本佑さん)歌唱による「レッツゴー!!ライダーキック」の2番になっています。
個人的には劇場でも聞きたかったところですが、オリジナルED曲「Where you go 」も人気なのでお好みというところですかね。
そして最後には「仮面の世界(増すか―ワールド)」の予告編が。
現実になってほしいなぁ。
ラストカットの庵野さんの笑顔を見ると、なんかこれで満足しちゃっているような雰囲気もあるけれどw
この手の特定映像って、一度観たら満足しがちだけれど、下手をすると本編ディスクよりもこっちで見返すような気がするねw