どうも、ren.です。
今日は大変暖かく、2・3週間ぶりに買い物に出かけました。
店の開き具合は変わっていませんでしたが、やはり人出は少ないですね。
緊急事態期間も延び、GW期間の札幌はほぼロックダウン状態と発表されました。
気が重くなりますが、なんとか乗り切って生きたいですね。
● 「生殖の碑」 あさりよしとお 白泉社
"せいしょくのいしぶみ"……新田次郎ですか。
タイトルの響きのパロディなだけで、内容は何の関係もありません(w
性に興味津々の中学生男子・カケル。
医学書の性器断面図などを読みふける彼が、図書室で出会った謎の少女。
彼女は言う。
「私と生殖してください」
タイトルパロからの馬鹿で下品なエロコメ……と思いきや、そこからオカルト、そしてSFへとトンデモ展開を見せるという、いかにもあさりさんらしい物語です。
あとがきによると、自身の小学校時代の図書館の思い出から着想したそうですが、なんだこれ(w
私の初めての図書館は、やはり小学校1年生のとき。
しかし、その小学校の図書室は、授業以外では解放されないという、よく考えると変な図書室でした。
その後、普通の図書館や児童館の図書室に行ったり、転校した小学校は普通に解放されていたりしたので、それだけに今もあの最初の図書館は神秘的なイメージを持っています。
図書室とは、本や知識だけではなく、何か不思議なモノと出会える場所だったのかもしれませんね(と、きれいにまとめておく)。