希望屋 ~ren_ka ci=set~

twitterは @renka76139925 です。

てきぱき ツーリング・ラブ 紅葉狩り

2011年10月19日 19時43分36秒 | └過去ツーリング

小春日和。
市内の百合が原公園で紅葉を観てきたren.です。
きれいに色づいている樹は、やっぱり少ないな。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/9b/2c6a3b7bc0f0999dd2675a09604f87c2.jpg?random=a49b85560ba482038e12e623c9c9f1c9

公園中、シジュウカラがいっぱい。
そろそろ冬に向けて混群(冬の間、カラ類は集まって行動する)を作る季節ですからね。

赤く色づいた樹を探して、公園の中を歩きました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d5/7ac56c6836ce6325a5a874fe62b05c17.jpg?random=eeed08cb45bd8a3f6a9939c63bb43e79

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/03/cdb0ef6a011ccd64e9cbfc63ee4d19a1.jpg?random=262d4eeef8c55d7ce434dd531a274384

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/68/867fc8e45be7fef599957b77e092eb4e.jpg?random=9afa055ae51aa74e2deac0f2e55b125d

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/06/1c358ef4275adfe5bb0c8dc4fe7b0f88.jpg?random=4bdfbb27127ffa32a268880a5240eae0

やはり紅葉は日に透けると美しい。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/05/e75d1e0f077fadcc20ced047cb66ed04.jpg?random=c1790286edb67f76e701a4a06fd63968

樹も葉も銀色の銀泥(ギンドロ ウラジロハコヤナギ、ハクヨウ・白楊ともいう)。
宮沢賢治が愛した樹としても有名。

公園内にある「世界の庭園」へ。
百合が原公園には近年も何度か来ているものの、ここに入るのは、かれこれ30年ぶり近い(w
当時はまだ造成中で、公園自体も仮オープン状態でした。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a2/adfef0240b849e8b3132970f95d21e80.jpg?random=243c50277ca4015bac1424ceafbf6250

日本庭園は池に映る紅葉がきれいですか、ちょっと本数が少ない。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/a6/6fbdea72545eba5f3e905c46d8ff9d97.jpg?random=eed228d0d5d6bc29462c950c2657cc76

中国庭園。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f2/3ecbe5da7659f400905b22351f639efe.jpg?random=b181c685daac09292af2803bff5fbd15

庭壁の蔦が美しい。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/09/b3a44351a4d15b413540eb0f98e0e6fe.jpg?random=89b67cc374ae13e9ddcc7d631b1d9e41

東屋には誰かが置いた松ぼっくりが日向ぼっこ。

日は温かかったものの、風は少し冷たい感じでしたが、歩くとちょっと汗ばむ程度。
まあ、ライダースジャケットを着込んでいた所為もあるんだろうけれど。
久々に歩いた所為で、ちょっと足が痛い(w

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数字で見る '11 キャンプツーリング

2011年08月09日 19時19分21秒 | └過去ツーリング

メガネのフレームを矯正してきたren.です。
ツーリングのときに、ちょっとゆがんでしまったようなので。

 

さて、今日は今回のキャンプツーリングの総括として、走行データをまとめます。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/59/34dd9678f3ef2195bf982feac58e894e.jpg?random=92fa8eef06b6e4badf35434487feeb18

結局、今年4種類はそろえられなかったホクレンフラッグ。
黒地に金文字はかっこいいんだけど、走っていると目立たなかったよ(w

 

まず、走行距離。

▼ 1日目
走行距離 376.8km
所要時間 約12時間半

▼ 2日目
走行距離 306.7km
所要時間 約9時間半

▼ 3日目
走行距離 267.8km
所要時間 約8時間

▼ 4日目
走行距離 152km
所要時間 約3時間

■ 全日程総計
走行距離 1103.3km
所要時間 32時間半 (休憩・見学時間込み)

なんと、去年より100km近く走行距離が長いのに、走行時間は短いという不思議。
まあ、それだけ去年が熾烈だったともいえますが(w

 

次に、給油量。

▼ 1回目(1日目) 札幌から171.8km走行地点
   旭川 ホクレン永山2条セルフ給油所
     3.74L (1L/148円 554円)
     燃費 52.14km/L (前回給油場所から195km地点として計算)

▼ 2回目(2日目) 前給油から242.9km走行地点
   網走 ホクレン北浜給油所
     6.14L (1L/154円 946円)
     燃費 39.56km/L

▼ 3回目(2日目) 前給油から225.9km走行地点
   北見 ホクレン端野給油所
     4.70L (1L/152円 714円)
     燃費 48.06km/L

▼ 4回目(3日目) 前給油から216.3km走行地点
   新得 ホクレン新得給油所
     4.69L (1L/148円 694円)
     燃費 46.12km/L

▼ 5回目(4日目) 前給油から242.4km走行地点
   札幌 出光 あいの里2条
     4.82L (1L/149円 718円)
     燃費 50.29km/L

■ 全行程総計 出発前最後の給油から1123.5km走行として
     総給油量24.09L (給油代金合計 3626円)
     総燃費 46.64km/L

4回目の給油には、石北峠、三国峠、幌鹿峠という峠越え3連発がありながら、北見峠越えがメインだった2回目の給油よりも燃費がいいというのが不思議ですが、まあ、それだけ燃費を節約できる下りも多かったということなんでしょうかね。
5回目は、狩勝峠越え以外はほぼ下りと平地でしたから、やはりかなりの燃費効率が見て取れます。
11年、マグナ50に乗り続けていますが、いまだに高い燃費効率を出すあたりは、さすがカブエンジン。

 

ちなみに、今年使った旅費は1万円強といったところ。
給油費よりも、お土産の購入費(5千円弱)が一番高かったりして(w

いまだに気になっているのは、1日目に泊った女満別キャンプ場の宿泊費。
ガイドブックなどによると、500円ほどの代金がかかるはずなのですが、とくに管理者などが見当たらなかったためタダで泊ってしまったのですが。
べ、別に踏み倒すつもりだったんじゃないんだからねっ!(を

 

以上で、今年のキャンプツーリングについては、全て記事にしました。
今年も面白かった!

少々気温が低いときもありましたが、困るほど雨にも降られず、道もほぼ快適でした。
あちこち道路工事ばかり行われていた印象もありますが、まあ、北海道はどこもそんなもんだ。
北見峠や石北峠など、今まで忌避していた道も思ったほどの脅威はなく、今後のルート開拓になりました。

そして、あちこちでお世話になった現地の皆さんや、旅行者の皆さんに、改めて大きな感謝を。

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'11 キャンプツーリング 3・4日目

2011年08月08日 18時55分15秒 | └過去ツーリング

今日から秋。
お日様に言え!!
どーも、暑さでバグってるren.です。

 

では、キャンプツー最終後までのレポートを。

■ '11 キャンプツーリング Day.3 留辺蕊~然別湖~日高

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/41/e9e3cb4be724f10ab67d1b389071d1c2.jpg?random=20ca1538fd67bf84a1dc3d4f8a22a3d3
(地図引用 Map Fan web)

昨夜は21時には寝つき、自然に目が覚めたのは、朝4時すぎでした。
雲も少なく、今日は気温が上がる予感。
……フラグでした(w

 

留辺蕊つつじ公園キャンプ場を出発したのは7時45分。

国道39号線を西進すると、すでにGSもコンビニもありません。
ひたすら石北峠に向けてまっすぐ。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/9f/8c85ec68238436516a2793fa585103c6.jpg?random=8af6275b134fa0a7b4f2173b3406e9e7

峠の頂上辺りはかなりの谷間となっており、絶景ともとれますが橋を渡るのが怖いこと怖いこと。
写真だと伝わりづらいんだけどねぇ。
でも、この写真はわざわざ、その橋まで歩いて戻ってまで撮ったんだぞ(w

それにしても、さすがは標高1000mを超えるためか寒い。
遠くには雪渓の残る大雪連峰が見えるくらいだもの。
ジャケットの下に、もう一枚着込むことにして、冷気対策をします。

 

石北峠を過ぎると、巨大なダム湖、大雪湖が見えてきます。
湖沿いに国道273号を南下。
お日様は出ているのですが、湖面を渡る風で、これまたかなり寒い。
しかし道は舗装したてで、たいへん快調。

やがて見えてきたのが、三国峠(1339m、車が通行できる峠として道内最高位置)。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/de/5669224251b5bd546c6206bf91e42deb.jpg?random=8155e124100a0b4115feb50779f38229

展望台から右に見えるのが、三国峠の名物である松見大橋(奥のカーブを越えた場所)を見渡せる緑深橋。
しかし、そこに停まるのは、トラックや車の往来的にも、足のすくみっぷり的にも、私には無理でした(w
松見大橋自体は感動もさることながら、もう通過するだけで胃の辺りがモゾモゾするような恐怖も感じます。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4f/ad0d2878c7133eb7a97626d4d63ca24c.jpg?random=266a42d0b0ebc62ac1f4e4760ece8255

結局、下から見上げるアングルで写真を撮ってみたり。
ここからでも、その恐怖を感じさせる高さはお分かりいただけるかと。

 

三国峠から少々降りると、道内2番目の大きさの人造湖である、糠平湖が見えてきます。
この場所には旧国鉄士幌線が通っていたため、その鉄道遺産が残っています。

その際たるものが、タウシュベツ橋梁跡です。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7c/9b53c41ba5e2f21663a365c4a5c99a5a.jpg?random=4c8285f2f5e0f54f7b8dc334ba517ef4

帰ってきてから画像を見て、橋の近くに人がいたことに気づいた(w

国道273号線沿いに駐車スペースがあり、そこから森の中を100m強歩いて進むと、展望台にたどり着きます。
夏には湖面が上昇するため、この橋梁跡は完全に沈んでしまいます。
わずかにですが、アーチが見える状態で見られてラッキーでした。

ところで、このあたりはアブが多い!
黒黄縞のハナアブはもちろん、黒くてでかいウマアブが、ものすごい轟音を立てながら100匹ほど集まってきます。
とくに、駐車したバイクは発熱と日光熱で暖かいためか、たかるわたかるわ。
ヘルメットの中を注意深く調べてかぶらなければ、怖い(w

 

さて、糠平湖畔から道道85号線に折れると、凄まじい急坂のワインディングが始まります。
狭く厳しい道を、2速で亀のように這い上がっていきます。
途中すれ違った車は3台ほど、バイクは皆無。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/7f/6ee0167d92fb9d6dbfd53151631eb2d7.jpg?random=7994d8c7e9b7911d4698abd47480eab4

頂上は幌鹿(ほろか)峠。
道はきついですが、エゾマツとクマザサの中を走っていく感覚は、大変楽しく気持ちいい。
ただ、ここまでGSもコンビニもないので(三国峠に売店はある)、準備は万端に。

谷の道を走っていくと、不意に冷風とともに湖面が広がります。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c6/b393a42395e7d9c6a1316912a3caf044.jpg?random=464d32690f0eccac9aca3abecb7a540c

北海道で最も標高の高い湖、然別(しかりべつ)湖。
一般的にはカルデラ湖といわれていますが、その湖の生成方には疑問点が多く、いまだはっきりとは判別していないそうです。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/59/523cc731d71053f79aded3306e3591d2.jpg?random=1c35e5f9b05f2e093a69895e2db5cd8e

周囲の山にはナキウサギが生息するなど、まさに自然の楽園。
この湖にのみ生息するオショロコマの亜種・ミヤベイワナがいたり、貴重な淡水魚類が多くいるのですが、最近はここにも外来種のウチダザリガニが侵入しており、駆除作業が行われていたりします。

展望台で休憩していると、横浜から遊覧船に乗りに来たというおじさんと談笑。
20年前に慰安旅行できたときには時間がなくて乗りそびれたため、夢をかなえに来たとか。

おじさん 「まあ、仕事もなくなったことだしね」
  私   「……え……それは、円満に?」
おじさん 「いやぁ、リストラ(w」

多分、誰かに笑い話としてでも聞いてもらいたかったんだろうな。
でも、どう返答していいものか、わかんないよっ!(w

 

ま、とにかく下山。
途中あるのが、千畳くずれ。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/73/472277699d33e464eff351fec0b91004.jpg?random=bc42cb6274c490a958c07d57b733855e

火山活動のあった時代に、溶岩ドームが崩落した跡なんだそうです。
この岩々の隙間に、ナキウサギは巣をつくっているのだそうですよ。

そのすぐ先にある扇ヶ原展望台からは、鹿追の町から遠く十勝平野を一望できます。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/1c/83d2f817cc84ca1c2c30404822c7c99a.jpg?random=291c720a801ee754d5befded1809cfd6

このときはあまりシーイングが良くなかったのですが、空気が澄んでいると太平洋まで見えるのだとか。

 

さて、ようやく北海道の"へそ"を抜け、十勝平野にやってきました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/a6/b29ac42900ef8d0219b53d96d6d83cff.jpg?random=d6670b2dfc71478f1f43695e12a1550a

道道85号線の出口にあった、グリュック王国の看板。
バブル期に帯広に出来たテーマパークでしたが、2003年に休園、2007年には閉鎖。
現在は廃墟マニアのメッカとなっているとか。
その為、こうした看板も、各所に遺されたままになっています。
これもある意味、文化遺産かもね。

連続した峠越えで減ったガソリンを給油するため、やってきたのは鹿追のホクレンGS。
ここは、今年のルートで唯一、道東エリアの緑フラッグを手に入れられるはずの場所。
……でしたが、そこにあったのは「フラッグ完売」の看板。
ぎゃあぁぁぁぁ。
今年のフラッグコンプリート計画 失 敗 !!(ドーン

がっかりしつつ新得に着いたのは12時半過ぎ。
新得駅前にある、毎年おなじみの「せきぐち」で天ざるを手繰る。
あぁ、今年のツーリングでようやくまともな昼食な気がする(w

給油をすませ、国道38号線を狩勝峠へ。
扇ヶ原で十勝平野は撮ったので、今年は定点撮影はせずに通過。
また、トマムには周らず、道の駅「南ふらの」に向かい、スタンプをゲットしました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/08/184297153f3315d7302e61d81b8e90c5.jpg?random=c15a217fa3f088872316cbe9aa50e172

道道465号線を通り、'07年のキャンプツーリングで来た、金山湖畔へ。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/93/3fb9a400d2154c82d20fc241c36ba98b.jpg?random=6c3f500ff94fc40bf4a42b9182325b80

富良野といえばラベンダー畑ですが、ここの湖畔にある花畑はほとんど人がこない穴場。

途中、今年唯一の"生きた"キタキツネと遭遇。
しかし、写真を撮ろうとしたところ、後ろからきたトラックに驚いて逃げちゃったorz

国道237号線に乗り、南下。
途中、2度にわたる蜂の弾丸をヘルメット直撃を受けながら、最期の泊地である日高の沙流川オートキャンプ場に到着したのは、16時ちょうど。
あれ?体感時間的には、トマム周りより早く着いた気がする。
昨年来なかった間にキャンプ場がリニューアルされ、管理棟もコテージもきれいになっていてびっくり。

さらに、ここでもうひとつのミラクルが。
なんと、1日目に女満別のキャンプ場で一緒になった、長野から来たBMWタンデムのご夫婦と合流したのでした。
今年は2度にわたり同じライダーさんに再会するとは、広い北海道がなんと狭く感じたことか(w

 

3日目の総走行距離、267.8km。
到達時間(休憩時間等含む)は約8時間強でした。

 

■ '11 キャンプツーリング Day.4 日高~札幌 

最終日は、札幌に帰るだけ。
朝7時半にBMWのご夫婦に別れの挨拶と次の再会の希望をし、帰途につきました。

国道274号線を札幌に向け、ひたすら東進。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c2/1b31c63907d36abafb6ed2a0835f9c1d.jpg?random=12a124cfc1dfd8e28850cd2e0611f3f3

由仁町の畑にて。
北海道の畑の風景といえば、美瑛町のパッチワークの丘が有名ですが、こんな風景はゴロゴロしているのですよ(w

車通りの多い街中は避けて、帰宅したのは11時ジャスト。
なんで札幌はこんなにも暑いのだぁぁぁぁぁ!!!
荷解きもそこそこにシャワーに飛び込みました。

 

4日目の総走行距離、152km。
到達時間(休憩時間等含む)は約3時間。

 

こうして、今年のキャンプツーリングは終わりました。

まずは、日程中にツーレポを見ていただいた方に感謝。
そして、旅の道中で出会い、再会した皆様には感謝とともに、いつかまたの再会を祈ります。

 

明日は、旅全体の感想と、走行データをまとめて、キャンプツーのレポートを終えたいと思います。

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'11 キャンプツーリング 2日目

2011年08月06日 19時51分35秒 | └過去ツーリング

今日も気が遠くなるほど暑かった!
どうも、ren.です。
外からは「北海子供盆歌」がきこえます。
夏真っ盛りだなぁ。

 

では、ツーレポの続きを。

■ '11 キャンプツーリング Day.2 女満別~知床留辺蕊

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e8/36e6ab52df9954529377dd82b688d871.jpg?random=ec269686f08884118d92a5f1654a9e59
(地図引用 Map Fan web)

夜半に冷え込んだものの、よく眠れた朝。
6時前には目が覚めました
テントを出て見たところ……

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/18/a05167d67839969560bcc7b040a9efe1.jpg?random=9542d6dbffee4a6e40d83c04104fab2f

網走湖はミルク色の霧に包まれていました。
煙る湖面をシジミ漁船のシルエットが走っていく、幻想的な風景に目を奪われました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/7b/97636bd5cefeb7de96752642e6fa6793.jpg?random=289a0a6c87e6468a7b3cc42f848a6f45

テントサイトもうっすらと霧に包まれています。
確かに朝の冷気ではありますが、気分の悪くない涼しさです。
朝食は熱いコーヒーに、コンビニで買っておいた調理パン。

やはり同じ頃に起きてきた、長野からのご夫婦と朝の挨拶をしつつ、お互いに撤収作業。
先に発たれたのはあちらでした。
去りゆく姿に、手を振り合います。

……。

 

8時。
2日目の出発。
天気は曇り空。

まずは昨日も顔を出した女満別の道の駅へ戻り、すぐ近くの「メルヘンの丘」を訪れました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/4c/b4b164cd51853b0d32e64ca49d8f5bd2.jpg?random=d18d0f9b08ea31869cb65430aaf21881

国道沿いに駐車スペースがあるため、愛機と写真も撮れる人気撮影スポットです。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/4b/c7f4896d2afe0971cb4adf42ee2f1a85.jpg?random=0f5251302defbe407a622ebc76cbe2a0

畑の広がる丘に、ポツリポツリと樹の立つ姿は、いかにも絵になります。
……が、実は写真のフレームに納まる範囲の脇には、すぐ農家の倉庫などが建ち、ちょっと詐欺っぽい(w

 

そのまま網走湖沿いを国道39号線を進み、予定では宿泊するはずだった呼人浦へ。
昨夜はそんなに混んでいなかったみたい(w

手を振りつつ脇を走ると、すぐ近くにあった休憩駐車場が目に入りました。
そこには、50台ほどの黒塗りの高級乗用車各種が整列しています。
そして、以下にも恰幅のいい男性たちが談笑する姿も。

ちょっとびっくりしつつも、網走市内へ。
さて、朝のうちに網走刑務所に行き、鏡橋とあわよくばゲート前で記念写真を撮りましょうか。

……直前の出来事で、予想するべきでした。

黒塗りの大型高級車が数台停まり、黒背広のいかつい男達と、刑務所職員達が刑務所に続く小さな橋の前で対峙しています。
こ……これは、どうやら……

   大物さんの出所だぁぁぁぁぁ!!!

もちろん、ブレーキをかけることもなくUターンしましたよ(w

網走の道の駅「流氷街道」に向かう道すがらでも、そこかしこに黒い車が走っています。
怖えぇよ、さすがは網走番外地。
道の駅でトイレを済ませて、とっとと網走を出発してしまいましょう。

 

斜里へ向かう、海沿いの国道244号線。
道にあった気温表示によると、20度。
走行体感気温となると、5さらに度は下がります。

途中、目に入ったこちらの駐車場へ。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/76/c473fb86d5515dff38fa9084e6266a6d.jpg?random=86d27472870f84bab015e4342379935f

巨大二ポポ人形。
紋別のカニの爪やら、別海にある巨大シャケの頭やら、巨大"牛"文字やら。
オホーツク文化圏は巨大建築文明かと。
でも、にポポ人形が大好きな私は、大変喜んだという(w
ちなみに、今年は新たなにポポ人形を買うことが出来なかったので、この写真でがまんします。

小清水の道の駅「はなやか小清水」でスタンプを押し、、釧網本線沿いに国道を反れて、止別(やむべつ)駅へ。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/af/bf6a7210957e125505158d54afeedb00.jpg?random=5a6453da54c10b5a7589bdbf9571b646

この小さな駅舎はラーメン屋になっています。

国道に戻り、東進。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/4a/3d6cacc63d8c491bca1ddaa499f55308.jpg?random=7822159e6c546267250e339eba894055

この辺のバス停は、近くの家の人名がつけられていました。
自分の名前のバス停が欲しい方、ぜひ移住を(w

斜里の道の駅で休憩。
神奈川からXRで来たという男性と談笑。
この後、ウトロまで抜きつ抜かれつすることになりました(w

 

いよいよ、世界遺産・知床を走る国道334号線に乗りました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9e/e8586ca0ffc1dfcd56a81aeebec2aaa5.jpg?random=7c4937fbf829eddaf1c0838b347691df

これは帰りに撮った写真ですが、海沿いの"知床国道"に続く道は、とにかくまっすぐ。
この写真を撮った場所より、さらにまっすぐな場所もあります。

知床国道は、やはり海風が冷たい。
車の流れ良いため、快調に走れます。
逆に、気軽に路肩に停めての写真撮影が出来ないんだけれどね。

岸の岩にはカワウ、浅瀬にはアオサギ。
意外にウミネコなどのカモメ類は少なく感じました。
それよりも多く感じたのは、アマツバメ。
時折、そんなツバメの乱舞を見上げていたところ、オジロワシの若鳥の姿を発見!

と、鳥ばかりは豊富に見られたのですが、せっかくの知床なのに、クマやシカはおろか、キツネすら現れないorz
相変わらずの動物遭遇運のなさを嘆いていたのですが、その夜、ちょうど同じ時間に同じ場所を走っていた方とキャンプ場でお話をしたところ、「国道沿いに普通に小熊がいたし、角が立派な牡鹿もいたよ」とのこと。
うん、やはりこの悪運は本物だo...rz

 

途中、オシンコシンの滝で休憩。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b7/c306fe157125706dffefa4c94493c941.jpg?random=5de256af3fe594c41bf6589fab8649a5

国道沿いの谷を流れる幅広の滝。
滝沿いの階段を50mほど上って、近くまで行くことが出来ます。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b3/3de5496f8bbebf6d1fe2782d9402207c.jpg?random=618c288df699a3c8e3c77f9dfd889bb0

そう、大きな滝ではないのですが、岩肌で跳ねる姿が美しい滝です。
夏場にどんなに暑い日でも、この場所は涼しいくらい。

ついでに、駐車場の売店でお土産を物色。
そこで私の目を引いたのが、これでした。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d5/e9de7f291acbc1b5f1a7c602a23a78bd.jpg?random=5eb1fc2f960170d1eaf0915947ea22ad

ぬいぐるみは、名古屋製でした(w
でも、大きさも値段も手ごろで、旅の同行者にぴったりです。
現地レポでも書いたとおり、TRPG「ウィッチクエスト」リプレイより、ミチ君と命名。

下の4つは、木彫りのマグネットマスコット。
手作りだけに、微妙に造詣が異なります。
尻尾部分が後ろに可動する構造になっており、座らせることも可能です。
こちらもお値段お手ごろな上によく出来ているので、友人達向けに大量購入。
キツネ型以外にも、シマフクロウ型のモノも買いました。

満足。

そう遠くない場所にあるウトロの道の駅「うとろ シリエトク」に到着。
12時前だったので、ついでに昼食。
案内で聞いたところ、近所に蕎麦屋は無いというので、ここで食べたのですが……。
まあ、専門店じゃなきゃ、こんなもんだよな、という感じ。
おまけで一緒に付いてきたヨーグルトはおいしかったけどね。

 

さて、それではいよいよ、去年の雪辱を晴らすとき!
知床峠に向かいます。

……しかし、すでに麓の段階で、羅臼岳に大きく雲がかかっていることは確認できます。
まちがいなく、眺望は期待できません。
だからと言って、ここで引き返せるかよぉぉぉぉぉぉ!! (トミノ風に)

きつい峠道は、やはりマグナ50では2速でないと上れません。
荒い息をつくようなエンジン音を立てつつ上っていくと、次第に白樺の林が切れ、低木が多くなってきます。
空に多く飛んでいたアマツバメの姿もなくなり、風は絡みつくような冷たさに。

そして……

ついに知床峠

征服!

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/54/6dbcea812f4a5dc31f05cf504af64de9.jpg?random=6ebc6e12d833168b16fd67c81321ed33
                     ↑本来、ここに羅臼岳が聳え立っています

なにも見えなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!
わかってはいた!
しかし、淡い期待はした!!(w

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/92/d50eb928051d28b5b33205d1755970cb.jpg?random=2c824d870b2150ea3593c33bd958e6e1

まあ、仕方がない。
ここに来たという事実は揺るがんさ。
やはり落胆する大阪から来たハーレー兄さんと、横浜から来たチャリダー兄ちゃんと嘆息。

 

来た道を戻り、再びウトロへ。
ちょっとだけ、国道から港側に下りてみます。
前から、見たいと思っていた奇岩が、ウトロ港にあるんですよ。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/4b/e2a5e31d2fd17302114bde94c27a8771.jpg?random=45cf7ed79377ca8368d723625b723c2a

それがこの、ゴジラ岩。
港から上陸し、ウトロの町を蹂躙しようとしているかのような姿。
……というけれど、形的にはレッドキングだよな。
と思って、「ウトロ ゴジラ岩 レッドキング」でググったら、そう思う人多数みたい(W

 

この段階で13時を回りました。
予定では、来た道を戻る途中から根北(こんぽく)峠側に曲がり、その道沿いにある有形文化財で鉄道遺産の第一幾品川橋梁跡(越川橋梁)を写真に撮ろうと思っていたのですが、断腸の思いでパス。
次のリベンジでは、ここも必ず来よう。
そのときは、知床五湖やカムイワッカの滝にも足を伸ばしたいな。

今日の泊地である、留辺蘂に向かうために西に向かいます。
途中、ちょっとだけ寄り道して、札弦(さっつる)の道の駅「パパスランドさっつる」でスタンプ。
帰ってからググってみたら、"パパス"って、スペイン語で"ジャガイモ"という意味らしいです。
ドラクエじゃなかったのか(w

昨日、女満別に向かった国道39号線まで戻り、西に向かいます。
「そう言えば、昨日はここまで先導してもらって助かったなぁ」
そんなことを思いつつ、北見市街へ。

明日の石北峠抜けに向けて給油しておこうと入ったGSで、ミラクル回収!
なんと、前日道案内をしてくれたスズキ乗りのIさんの職場でした!

驚いたのなんのって。
あまりの驚きに、前日の感謝の言葉もそこそこになってしまいました。
ごめんなさい、そして改めててお世話になりました!!

それにしても、いくら地元で、バイクつながりがあったとしても、GSは数多あるわけでどんだけ低確率なんだか。

しかし、ミラクルはこれだけでは終わらなかったのだった(w

 

ま、そんな驚きの再開の後、留辺蕊のつつじ公園キャンプ場についたのは、17時半。
うん、やはり越川橋梁は行かなくて正解だったな。

このキャンプ場は、今回で4回目の利用だったかな。
大江本家さんでお風呂をいただいたところ、チケット式入浴になっていて驚いた。

お風呂から上がると、雨がパラパラ。
あわてて近所の生協で朝食用のパンなどを買い、キャンプ場へ。
バイクにブルーシートをかけ、テントに避難。
まあ、幸い2時間ほどの通り雨だったので、大してなにも濡れませんでしたがね。

 

2日目の総走行距離、306.7km。
到達時間(休憩時間等含む)は約9時間半でした。

Day.3に続く。

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'11 キャンプツーリング 1日目

2011年08月05日 18時45分28秒 | └過去ツーリング

なぜか帰ってきてから虫刺されが増えている、ren.です。
新たに刺されているのか、それとも潜伏性の「3日殺し」的な虫刺されなのか(w

にしても、今日は暑さが募っています。
全道的に通り雨があったのですが、その所為で蒸し暑くて、気温・室温30度を超えました。
窓を締めていたほうが涼しい。

 

では、ツーレポをまとめて行きましょう。

■ '11 キャンプツーリング Day.1 札幌~旭川~北見峠~女満別

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2e/55f52da5656e67b1dd274fdf1fe0b67e.jpg?random=6c043d98402922e0c4686aa95e3e5dbc
(地図引用 Map Fan web)

今年のメインディッシュは、去年あきらめた知床峠。
泊地や日程のバランスを考えると、1日目に北海道を横断する大移動が行われることになりました。

おにぎりとカップめんの食事を済ませ、札幌の自宅を出発したのは朝5時半。
札幌の北側を出る国道275号線を、ひたすら北上して行きました。
まだ夜明け間近ということと、雲が多くて翳っているため、大変肌寒い。
まあ、朝早いためにトラックもいなくていいのですが。

途中で鶴沼、滝川の道の駅で休憩及び積載チェックなどしながら、深川の道の駅「ライスランドふかがわ」に8時過ぎに到着。
今年最初の道駅スタンプをゲット。

この道の駅からはちょっとだけ国道12号線を離れて、寄り道。
道道79号線を上っていくと現れるのが……

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/6b/cba3747e32f84488a6cbd8edcb589281.jpg?random=315f8e7294c1f5c2835a053cb997c902

ねこバス。

ここは戸外炉(ととろ)峠といいまして、その名のつながりらしいです。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/16/f8ae5c53dd23e79cafe4f5bb4ab7f121.jpg?random=1726efdb6615d3452d58b39acb756f54

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/3e/81f6f777f0ccc1f6a5b023e4267a4277.jpg?random=87fd6447c1ddbe744b133cde910fa8d1

バス停の時間表によると、「ねこバス 深川営業所」の管轄らしい。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/76/216be3a8d744f404a989bf900303ffa6.jpg?random=842c76008492cd06c3de9c8a3f3a5198

行き先は七国山(たぶん診療所)まで行きます。
日曜祝日、第2・4土曜日が運休となっていますが、それなりに本数あるのね(w
urlによると、こちらが設置したみたい。

ちなみに、近くのこちらには、ねこワゴンもありましたよ。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/03/85d73b497631ee368549cf6586e0a019.jpg?random=915ab507f6545ace8c717430305e8908

窓には子供たちによる落書きがされておりました。

実は、ねこバスの前でバイクを倒してしまいました(いわゆる、ダイナミック駐車)。
幸いやわらかい地面だったために汚れた以外の被害はなかったのですが、荷物が満載されていただけに、起こすのに難儀していたところ、来るまで来ていた男女2人連れに助けてもらいました。
昨年まではバイクで来ていたという、大阪の方でした。
元々人通りが少ない場所だけに、お二人がいなければ泣いていたところでした(w
本当にありがとうございました。

 

さて、峠を降りて国道に戻るとすぐ、石狩川沿いにある景勝地が、神居古潭(かむいこたん)です。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/2a/9607fdd490e88e51450379a6bf2b55d9.jpg?random=45061b5bfd6d928ac3abfeaa14f9cbdc

当日は水の流れが緩やかで、川面の波紋がきれいでした。

現地レポでも書きましたが、ここにはアイヌの魔神伝説があります。
その名は、ニッネカムイ。

ニッネカムイは、この川の水をせきとめて洪水を起こし、周囲の集落の人々を殺そうとしました。
その為に、川沿いの岩山を崩したのです。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/17/3dd928d332d64598b1905e09f443a679.jpg?random=9c87abcec5e5297acd9ca2c25ec2cdef

それがこの、岩肌の露出した神居岩です。

このままでは、人々が危ない。
企みを知ったキムンカムイ(山のカムイ=熊)が、川をせき止める岩を爪で引っかいて壊しました。
それを見て怒ったのはニッネカムイ。
キムンカムイに襲い掛かりますが、足元のぬかるみに足をとられてしまいます。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/0c/07a4cb0ae694f4942960857a6550b735.jpg?random=88c633eaa482533b349b1580248af47d

これがキムンカムイの爪の痕。
この写真だとわかりづらいですが、変成岩層の縞模様と侵食によって、確かに爪痕に見えます。
中ほどの水溜りの部分は、ニッネカムイがはまった足跡のひとつといわれます。
実際には、くぼみにはまった石が、川の流れで回転して削り作ったもので、地学的には神居古潭おう穴群といわれます。

さて、動きを止められたニッネカムイ。
そこに現れるのが、アイヌ神話のヒーローの一人、サマイクル カムイ。
危急を聞きつけたサマイクルは、ニッネカムイの首をエムシ(幅広の刀)でチョンパ。
見事討ち取りめでたしめでたし。

このニッネカムイの首がニッネシャパという岩になったそうなのですが、どの岩かわからなかったorz
ちなみに首を切られた胴体は山となり、現在はその中を国道が通っています。
その名も「ニッネカムイ覆道」といい、旭川方面に向かう車で、良く渋滞が起こるのも呪いなのかもしれない(w

また、ここには廃線となった旧函館本線の駅もあります。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ea/fbd4e333a8831fa69afa8631d4f089e3.jpg?random=6c8bc7981cb0de1116724866113bf162

線路はすでに取り払われ、その軌道沿いはサイクリングロードとなっています。
が、現在はがけ崩れのために通行禁止になっていました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/df/ca8ab13e048deee540718af806e51516.jpg?random=552a74f7e82af4384582b9d9a44e0191

静態保存されているD51。
ちょうど、運転台周りの補修が行われていました。
他にもC57(4次生産ラスト車両である201番機!)と9600形が並んでいます。

 

さて、神居古潭を過ぎるとすぐに旭川。
道の駅でスタンプを押して、とっとと通り過ぎよう……と思ったら、うっかり鷹栖側に入ってしまい、大きく市内を迂回することに。
さすがは私の方向音痴っぷりorz
結局、1時間ほどを無駄にしてしまいました。
どうでもいいが、旭川市民の運転は殺意がこもっているよ……。

這々の体で国道39号線で逃げ出し、当麻の道の駅で一息つけて、さらに東進。
上川で昼食を摂るも、がっかりラーメンな上にズボンにスープが飛び、取れないシミにorz
多少、気落ちしましたが、ここは気合を入れなおし、いよいよ今日の難所である北見峠へ!

 

……が、確かに50ccでは3速どころか2速でないと上れない斜度ではありますが、対向車も追走車もいないために、恐怖感はまったくなし。
というか、札幌からここまで、ツーリングライダーさんとほとんどすれ違わないのはさびしい限り。
まあ、それはバイク人気の低下やら、ピーク前やらといった理由もあるのでしょうが。

気抜けするほど順調な上に、峠が涼しいためか、旭川と昼食のショックのためか、妙にネガティブな気分。
その所為か、峠の写真とってないや(w
さらには、途中でよるはずだった、白滝の道の駅が見つからないというハプニングも。
すっかりしんみりとした気持ちで峠を下りると、目の前に真っ白な絨毯が広がりました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/cd/05c2ba6eba9c5d5b2edf29f785e1cd93.jpg?random=c60994194bb554561458dee496ffad7f

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/56/c23ad47996a07737be6a2a06fdd64f60.jpg?random=44df8887aa77153bae5cd090b45780da

ちょうど日も出てきたために、その白さはまばゆく、思わず目を奪われました。
その正体は、そばの花でした。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/fb/86d6d06a33839bf0cd012fe10ae0cfbd.jpg?random=22bd7e73c45e6b247c23c7d849bae006

よし、明日はそばを食おう!
そんな気持ちを膨らませた……のが、次の日のフラグだったんだな(w

 

ともかく、気分を一新してさらにさらに東進。
途中、丸瀬布の道の駅で休憩。

ここで、やはり休憩中だったスズキ乗りのIさんご夫婦と言葉をかわしました。
これが、ミラクルの始まりでもありました。

地元、北見の方ということで、マップでルートの確認をとらせていただいたところ、丁寧に抜け道まで教えていただいた上に、50ccの走りに合わせて前を走ってくれて、道案内までしていただきました。
おかげで、旭川の二の舞とならず、無事に道に迷わずに済みました。
本当に、感謝の言葉もありません。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/33/ef1580f0cd28a1dcfdf6b40bc659525e.jpg?random=ce77da42f46077bfd607e83e2ad3988c

ありがとうございました!

……と、真のミラクルはこれからなのですが、まあ、それはDay.2で(w

 

さて、女満別の道の駅「メルヘンの丘 めまんべつ」に到着したのは17時半前。
スタンプを押し、予定通り、呼人浦キャンプ場に向かおうと思ったのですが、となりに駐輪していたBMW・GSの方とお話したところ、すぐ近くの女満別湖畔キャンプ場が、徒歩1分の場所に温泉もあるうえに、ほとんど人がいなくて静かだということで、そちらに泊まることに変更。

ちょっと引き返し、途中で買い物も済ませてキャンプ場入りしたのは18時ジャスト。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/c3/9cc06f830052f61381df0a96c0d307ce.jpg?random=11964980933aeaf17a511cde3c629902

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ae/91571ec9418d9823c33077227637e530.jpg?random=bd3b6a60b1a8bd1344c463c18bdaedc1

ちょうど網走湖に黄金色の夕日が沈もうとしていたときでした。
……っと、日が沈む前にテントを張ってしまわなくては(w

というわけで、テントを張ったしばし後には、湖畔はラベンダー色に染まっていました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/df/ada66a1e2ce08854199fff30f37b0420.jpg?random=f07ae217eb17cd7f35a62e290c3c3e11

ちなみに、ここはシジミ漁の基地にもなっているようで、湖畔には小船が結わえられていました。

キャンプ場には確かに人が少なく、私がテントを張った周囲には、長野からBMWのツアラーで来たというご夫婦のみ。
楽しくおしゃべりさせていただきましたが、これまたその後にミラクルが起きるとは。

お風呂は、本当に徒歩1分でいける温泉「ホテル湖南荘」。
バーローwwwww
お湯がまっ茶色で、湯船に入ると自分の腰から下が見えないほど。
"樺の黒湯"というらしく、地下深くに堆積した白樺の炭の層を通ってくるお湯らしい。
なお、だーれも入ってこなかったので、私の貸切状態でした。

その夜は、少し離れた場所にキャンプしていた大学生らしき一行が爆竹で遊び始めたり、夜更けに到着したファミリーキャンパーが騒がしかったり、終いには夜中に車の防犯装置をけたたましく鳴らしたりと、少々(?)騒がしかった上に、風が海側から吹きつけたのか急激に気温が下がり、フリースを着込まないと寒いほどだった一瞬があった以外は、快適に過ごしました。
……こうして書くと、まったく快適に見えないな(w
まあ、うるささや寒さで2時間おきくらいに目は覚めましたが、問題なく朝まで寝られましたね。

 

1日目の総走行距離は、376.8km。
到達時間(休憩時間等含む)は12時間半でした。

Day.2に続く。

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ツーリング便り 帰宅

2011年08月04日 11時27分41秒 | └過去ツーリング

帰ってきました。
11時ジャスト、到着。
荷解きは後回しにして、ぱっぱとシャワーを浴びてから、久々にPCでこれを書き込んでいます。

まあ、積もる話はありますが、明日以降にツーレポとしてまとめます。
ここまでお付き合いいただいた方、どうもありがとうございました。

 

つか、

札幌

暑すぎ!!!!

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ツーリング便り 帰路

2011年08月04日 07時26分45秒 | └過去ツーリング

帰ります!

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ツーリング便り 最終日

2011年08月04日 04時52分45秒 | └過去ツーリング

おはようございます。
目覚めのコーヒーの時間です(w

今日は昨夜も書いた通り、札幌に帰るだけ。
休まず走れば2、3時間です。
とりあえず、休憩にマオイに停まるくらいかしら。
滝の上の定点観測も、もういいよね(w
昨日は狩勝峠もパスしたし。

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ツーリング便り 3 日目終了

2011年08月03日 19時59分58秒 | └過去ツーリング

今日はあまり更新できず、ごめんなさい。
電波の届かない場所があったり、ライダーさんと話しこんで送信を忘れたり、疲れや暑さもあって億劫になってしまったり(を

明日は早めに撤収して、札幌に戻る予定です。
なので、さして更新する場所もなかったりして(w

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ツーリング便り 日高

2011年08月03日 16時50分26秒 | └過去ツーリング

14時ジャストに到着しました。
お馴染みのキャンプ場ですが、1年こない間にリニューアルしていてびっくり。

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ツーリング便り 占冠

2011年08月03日 15時29分03秒 | └過去ツーリング

途中、ヘルメットに蜂が直撃&爆散。
顔にも蜂汁がかかって、口にも入ったorz

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ツーリング便り 新得

2011年08月03日 12時44分55秒 | └過去ツーリング

いつもの蕎麦屋で天ざる。

今年のルートで唯一、緑旗が手に入る鹿追のホクレン……売り切れてたorz

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ツーリング便り 然別湖

2011年08月03日 11時31分59秒 | └過去ツーリング

まさに静謐という風情。

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ツーリング便り 石北峠

2011年08月03日 08時57分28秒 | └過去ツーリング

足がすくむ高さ。

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ツーリング便り 3 日目出発

2011年08月03日 07時56分35秒 | └過去ツーリング

ピーカン!
昨日がこの天気なら、知床峠もきれいだったのに(w

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