「ジョーズ3」
原題:JAWS 3-D
1983年 米 98分
■監督:
ジョー・アルヴス
■出演:
デニス・クエイド
ベス・アームストロング
ルイス・ゴセット・Jr
リー・トンプソン
●あらすじ
立体映画として製作されたシリーズ第3弾。
今回は、前作までの主人公ロイ・シャイダーの息子たちの世代に時代が移り、シーワールドなるテーマパークが登場。
その目玉である海底王国にジョーズが迫る。
R・マシスンの脚本参加、シリーズの特撮美術を担当したJ・アルヴスの初監督、しかも3Dという事で、期待された一編ではあったが、
その出来は惨憺たるもの。
物語も見せ場も脆弱で、肝心の3D効果も案外パッとしない。
★感想など
パート3は3Dが多い!
「13金」と一緒。
今回の話は本当にちゃちだ。
テーマパークを舞台にしたのは悪くないんだが、その特撮場面がまた貧相。
肝心のジョーズも、今回は作り物感丸出しで、全然迫力がない。
本作を観ていて、昔レレレに書いた「ディープ・ブルー」を思い出したが、あっちの方が全然面白かった。
だがヒロインのキャラクターは、中々好感度が高く良かった。
それとリー・トンプソンが出ているのには驚いた。
彼女が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で注目される前の出演。
こういった発見があるから、映画は止められないねえ。