「ジョーズ’87 復讐篇」
原題:JAWS: THE REVENGE
1987年 米 91分
■監督:
ジョセフ・サージェント
■出演:
マイケル・ケイン
ロレイン・ゲイリー
マリオ・ヴァン・ピーブルズ
●あらすじ
誰もがもうやめればいいのにと思っていたにも関わらず製作された第4弾で、今のところの最終作。
1・2作でロイ・シャイダーの妻だったロレイン・ゲイリーが復讐に燃える未亡人に扮し、
やはり復讐に燃える(としか思えない。わざわざバハマまで追ってきたんだから)ジョーズと一大攻防戦を繰り広げる。
当時、この脚本を読んだスピルバーグが、あまりの興奮に思わずショットガン片手に海へ向かいそうになった、
などという逸話(?)があったが、怪しいものである。
案外、その海に浮いていたのはサメではなくこの脚本自身なんじゃないの?
今やTVムービー専門の感があるJ・サージェントの久々の劇場作品だが、その労も虚し。
★感想など
まさかの母ちゃん復活!
完全にブロディ家VSジョーズのシリーズと化している。
ジョーズも個人的復讐に燃えており、息子が住むバハマまで母ちゃんを追っかけてくると言う
最早、突っ込みすら超えている!
これ以降、続編が作られてないが、近年の流行りからして、その内リメイクでも作られるんだろうか?
それよりも、むしろ本作に登場した孫娘のシアとその子供たちを襲うジョーズの話として
パート5を作って欲しい。
そうやって延々とシリーズを重ねて欲しいもんだ。
ここまで来ると、ジョーズもマイケル・マイヤーズに見えてくるしね。