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「アイデンティティー」
原題:IDENTITY
2003年 米 90分
■監督:
ジェームズ・マンゴールド
■出演:
ジョン・キューザック
レイ・リオッタ
レベッカ・デモーネイ
アマンダ・ピート
ジョン・ホークス
●あらすじ
激しい豪雨が降り続く夜、人里離れた一軒のモーテル。
管理人ラリーがくつろいでいるところへ、ひとりの男が飛び込んでくる。
彼、ジョージは息子ティミーを伴い、交通事故で大ケガをした妻アリスを運び込む。
救助を要請しようとするが電話は不通だった。
アリスをはねたのは女優キャロラインの運転手で元警官のエド。
彼は病院へ向け車を走らせるが、途中で立ち往生し、やむなくモーテルへ引き返すことに…。
ある時、ある一室で、既に死刑判決の下った事件について再審理が行われようとしている。
ポイントとなっているのは、その事件の連続殺人犯である囚人が書いた日記だった。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
良く出来たミステリー映画だった。
話の筋は「そして誰もいなくなった」パターンなんだが、面白かった。
良くあるストーリーを、ぐいぐいと引っ張るストーリー展開は、お見事の一言。
張られた伏線をきちんと回収している点も流石で、この脚本家はミステリーを良く解っていると言える。
映画的嘘に逃げず、ミステリー・マニアも納得出来る映画は結構まれだったりするので
本作はミステリー好きには絶対のオススメ作品!
ちなみに犯人が以外とか言われているようだが、本格ミステリー好きにはちゃんと看破出来るようになっている点が楽しい。
私は真犯人が誰かと言うのは、以下のシーンで気付きました。
売春婦の女が、映画について語っていたシーン。
その理由が言えないのが、実に残念だ。。。