レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

けんか空手 極真挙

2022年03月06日 16時22分10秒 | 功夫/空手/武侠片

「けんか空手 極真挙」
1975年 日本 88分
■監督:
 山口和彦
■出演:
 千葉真一
 多岐川裕美
 成田三樹夫
 室田日出男
 石橋雅史
 千葉治郎
 由利徹
 小林稔侍
 梶原一騎
 添野義二
 大山倍達
 真樹日佐夫

●あらすじ
戦後初めての全日本空手道選手権大会に、大山倍達は飛び入りで参加。
圧倒的な強さで日本一になるものの、空手界の大御所たちは
「寸止めではなく直接打撃制」を主張する大山を危険分子として扱い、
「けんか空手」、「邪道空手」と非難し、孤立させる。
そんな大山は妻と出会い、弟子もでき、村を暴走する牛と戦い、倒したことから世間から認知されていく。
しかし弟子の行動が裏目に出て、彼をやむなく破門。
正当防衛とはいえ殺人をしてしまうなど、いろいろな障害とぶつかる。
それらを乗り越え、様々な敵と戦っていくなかで、大山は自ら信じる空手道の完成を目指し、修行を続けていく。
(Wikipediaより)

★感想など
1970年代の東映は、実在した人の半生を描いた映画も積極的に映画化していた。
本作も「山口組三代目」「少林寺拳法」等と同じく、伝説の大山倍達が主人公。
と言っても演じているのが千葉真一なので、いつものカラテ映画のように楽しく観ることができる。
しかし原作があるとは言え、奥さんとのなれそめは出会った時にいきなり強姦。
初めてを初対面で強姦で奪われても何故か想いは募り、押しかけ女房にまでなってしまうとか
やくざと喧嘩の末殺害するとか(殺人の前科アリってこと?)
しまいにはラストの大立ち回りは1対50の決闘。
圧倒的不利とは言え、相手を次々と空手で殺しまくるという当時の香港功夫映画みたいなクライマックスなど
この内容で良く大山倍達が許したなと言えるような脚本。
でも傑作ですけどね。
敵の大ボス役が成田三樹夫なんだけど、「マイティ・ソー」のロキみたいな長髪なのは珍しく必見ですぞ。
コメント
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