「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」
原題:TOMORROW NEVER DIES
1997年 イギリス/アメリカ 119分
■監督:
ロジャー・スポティスウッド
■出演:
ピアース・ブロスナン
ジョナサン・プライス
ミシェール・ヨー
ジュディ・デンチ
デスモンド・リュウェリン
●あらすじ
「ゴールデンアイ」に続く、新生ジェームズ・ボンドの第2弾。
英戦艦が中国領海近くの海域で攻撃を受けた。
だがそれは中国空軍によるものではなく、
世界の情報を牛耳る“メディアの帝王”カーヴァーの操るステルス艦の仕業であった。
事件の背後に何者かの陰謀を確信した英諜報部は、
このニュースをいち早く報道したカーヴァーの背後を調査すべく007を送り込む。
そしてカーヴァー邸に潜入し衛星システムの証拠を掴んだ007の前に、
謎の中国人女性ウェイ・リンが現れた……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
いよいよと言うか、やっとと言うか、未見の007シリーズで一番観たかった作品。
その理由は勿論ミシェール・ヨーことミシェール・キングがボンド・ガールだから。
中々アクションしてくれなくてやきもきしたが、明らかに今までのボンド・ガールとは違うその動き。
流石に今回ばかりはジェームズ・ボンドも霞むシーンあり。
とは言え香港時代から比べると全然アクションしてないに等しい。
でもこれはしょうがないね。
当時ジャッキー・チェンもハリウッドは全然危険なアクションさせてくれないって嘆いてたからね。
ただそんなマニア目線を置いておいても、アクション映画として一級品の面白さがある。
本作はいつもと比べて上映時間も二時間を切っており、テンポも良い。
いつもながらスケール感もあり、極上のアクション映画と言うか、映画の王道って感じだね。
このピアース・ブロスナン版007は、007映画の一つの完成系ではないかと思う。
今観ても全然色あせない面白さ。オススメです。