レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

市民ケーン

2023年05月09日 18時37分40秒 | ドラマ

「市民ケーン」
原題:CITIZEN KANE
1941年 アメリカ 119分
■監督:
 オーソン・ウェルズ
■出演:
 オーソン・ウェルズ
 ジョセフ・コットン
 ドロシー・カミンゴア
 エヴェレット・スローン

●あらすじ
新聞王ケーンが、“バラのつぼみ”という謎の言葉を残して死んだ。
新聞記者のトンプソンは、その言葉の意味を求めて、生前のケーンを知る人物にあたるが……。
様々な人物の証言から、新聞界に君臨した男の実像が浮かび上がる、
斬新な構成と演出で評判を呼んだ、ウェルズ弱冠25歳の処女作。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
本作はアメリカ映画史上No.1とか、世紀の一作くらいに良く評されているので前から興味はあった。
この時代の映画はシンプルながらも面白い傑作が多いので期待して観てみたが、前評判ほどでは無かった。
では何がそこまで評価されているのかと調べてみたら、当時としては画期的な脚本・編集、カメラワークと言ったところかららしい。
この映画の製作当時は斬新で新しかった。その衝撃からここまでの評価となっているのであろう。
これってその時の時代性があるから良くわかる。
例えば1993年制作の「ジュラシック・パーク」を知らない人が、今初めて観ても何とも感じないだろう。
現在のCGと比較したら、まるでジム・ウィノースキーが監督したかと勘違いされるかも知れない。
しかし1993年に初めて「ジュラシック・パーク」を観た記憶がある人ならわかるだろう。
あの時の衝撃と言えば、ほんと凄かったとしか言えない。
あの時正にCGとはこういう風に使えるんですよと、教えてもらったかのようだった。
まあそういった歴史的価値を見出せる人であれば。
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アウトサイダー

2023年05月09日 18時37分01秒 | ドラマ

「アウトサイダー」
原題:THE OUTSIDERS
1983年 アメリカ 91分
■監督:
 フランシス・コッポラ
■出演:
 C・トーマス・ハウエル
 ラルフ・マッチオ
 マット・ディロン
 ダイアン・レイン
 レイフ・ギャレット
 ロブ・ロウ
 エミリオ・エステヴェス
 パトリック・スウェイジ
 トム・クルーズ

●あらすじ
オクラホマ州タルサ。
14歳のポニーボーイが住むこの町は、貧しい“グリース”たちが住むイースト・サイドと
金持ちの“ソッシュ”たちが住むウェスト・サイドに分かれ対立していた。
ある日、ポニーボーイはグリースのリーダー格、ダラスと親友ジョニーと共に遊びに行ったドライブインシアターで
ソッシュの女の子チェリーと出会う。
以来彼女に想いを寄せるポニーボーイ。
だが、このことをきっかけとしてソッシュたちと喧嘩沙汰に。
その対決の末、ポニーボーイとジョニーは相手のリーダーを刺してしまう…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
当時から出演俳優の豪華さで有名な、若手青春映画。
あらすじからは「ウエスト・サイド物語」っぽいかと思ってたんだけど、
そこに「スタンド・バイ・ミー」的な要素を振りかけた、不良版「アメリカン・グラフィティ」って感じなのかな?
自分で言ってて随分、雑だなと思えるけど(笑)
後に大スターとなる俳優たちが本当に若くて、フレッシュな演技が瑞々しいほどである。
何せあのトム・クルーズが完全にチョイ役程度で、良く画面に映ったなというレベル。
エミリオ・エステヴェスも脇役って感じで、登場するまでが長い。
かわりにずっと画面に出ずっぱりなのは、C・トーマス・ハウエルとラルフ・マッチオ。
ラルフ・マッチオは「ベスト・キッド」の1年前だが、相変わらずの童顔っぷりが凄まじい。
最初はどれか分からなかったが、声聞いた瞬間にラルフ・マッチオってすぐに分かって嬉しくなった。
彼の声って独特でイイよね。
まあ話の方はもうちょい上の世代の「スタンド・バイ・ミー」を「ウォリアーズ」風にしている感じなので
若き青春スターのドラマを楽しむも良し、スターの若かりし頃を楽しむも良しでいいのではないでしょうか。
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