「ナイト・オブ・ザ・コメット」
原題:NIGHT OF THE COMET
1984年 アメリカ 95分
■監督:
トム・エバーハード
■出演:
キャサリン・メアリー・スチュワート
ケリー・マロニー
ロバート・ベルトラン
ジェフリー・ルイス
●あらすじ
クリスマスを控えた冬の夜。
謎の彗星から地上に降り注いだ怪光線の影響で人類は一瞬にして赤い灰となり死滅。
光線を浴びつつ生き残った者はゾンビと化した。
偶然にも屋内で難を逃れたレジーナ(C・M・スチュワート)とサマンサ(K・マロニー)の姉妹は、
過酷な状況にもめげず、生存者を探す冒険の旅に出る。
ラジオ局でDJごっこを楽しみ、マシンガンをぶっ放し、デパートで贅沢ショッピング三昧。
人間をゾンビ用血清の実験台にする科学者たちと戦い、世界の終末を逞しく生き延びてゆく。
(Amazonより)
★感想など
これは観る前の期待値を相当高めてから観たんだよねえ。
某所のレビューでは、本作が絶賛されていたし
私が持っているジム・ウィノースキーの事が掛かれた本には、ウィノースキーと同じ
Z級映画のところで紹介されていたし(この時点でダメと気付くべきだった)
だが内容はカッタルイ事このうえない映画だった。
低予算だから仕方ないのだが、キャストの数がとにかく少ない。
しかしこれが悪い方に出ていて、各キャラクターに深みはない。
と言うかゾンビ映画のはずなのに、よく考えたらゾンビは最初の一体しか出てこなかったな。
これが初めてみた喋るゾンビだった(いや「バタリアン」も喋ってたか!)
その後戦うのは人間ばかり。
そしてどうみても世界は滅亡くらいしてそうなのに、悲壮感ゼロの若い姉妹二人のノー天気な描写が続く。
まあかなり脳みそがとろけそうな出来だったけど、逆にこういったレレレこそ大好物!
と言う方はどぞ(そんな奇特な人がいるのか?!)