レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

書剣恩仇録

2023年06月27日 19時38分30秒 | 功夫/空手/武侠片

「書剣恩仇録」
原題:書劍恩仇録/THE EMPEROR AND HIS BROTHER
1981年 香港 101分
■監督:
 楚原(チュー・ユアン)
■出演:
 狄龍(ティ・ロン)
 白彪(バイ・ピョウ)
 羅烈(ロー・リエ)
 谷峰(クー・フェン)
 文雪兒(キャンディ・マン)
 鄭則仕(ケント・チェン)
 元華(ユン・ワー)
 元彬(ユン・ブン)
 元徳(ユン・タク)

●あらすじ
日本でも出版されている金庸原作の同名小説を映画化した歴史スペクタクル。
18世紀半ば、清朝の四代皇帝・乾隆帝によって統治されていた時代。
清朝打倒を目指す秘密結社“紅花党”の党首・陳家洛は、乾隆帝が実は漢人であるという秘密を握っていたが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
久々のショウブラ作品。
金庸原作、倪匡脚本に、監督楚原(チュー・ユアン)、主演狄龍(ティ・ロン)の黄金コンビ。
だがそれ以外にも出演陣も豪華だし、
ショウブラ名物の大スタジオに作られた数々のセットなど、とにかく豪華な作品だ。
これは同時代のジャッキー等の功夫映画とは一線を画す。
だが話の方は有名原作の中盤を映画化しているからと言うのを置いておいても、
とにかく登場人物が凄い多く、彼らの関係性を把握するのも一苦労だ。
しかし観ていく内になんとなく分かってくるし、俳優陣もまだ若くて痩せている鄭則仕(ケント・チェン)のコメディ演技とか
ショウブラでは珍しく元華(ユン・ワー)などの中国儀劇学院のメンバーが出演しているなど、
色々な楽しみも見出せるし、功夫シーンも趣向を凝らしていて飽きさせないようにしているのは流石だ。
当時の香港功夫映画としては珍しく大作感を感じる事が出来るのがショウブラの楽しいところ。
お好きな方は是非どうぞ。
コメント
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