「ザリガニの鳴くところ」
原題:WHERE THE CRAWDADS SING
2022年 アメリカ 125分
■監督:
オリヴィア・ニューマン
■出演:
デイジー・エドガー=ジョーンズ
テイラー・ジョン・スミス
ハリス・ディキンソン
マイケル・ハイアット
●あらすじ
ディーリア・オーエンズ原作の大ヒットミステリー小説を映画化。
1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で、将来を期待されていた青年の変死体が発見された。
「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で育った無垢な少女・カイアは、殺人の容疑を掛けられ…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
確か「王様のブランチ」みたいなテレビ番組で、凄い面白いとか紹介されてたのがキッカケだった。
その時一回の紹介内容でいつか観たいと思っていた。
実際観てみたら、これが長尺を感じさせない良質のドラマで綴り、最後まで飽きる事なく観る事ができた。
これって凄く面白い映画だと言う事。
最近は年齢のせいもあると思うのだけど、1本の映画を最初から最後まで観続ける事が結構困難な事も増えてきた。
自分的にもよっぽどじゃないとイッキに観る事は出来なくなってきたんだけど
本作は最後までイッキに観る事ができた。
ミステリー物と言いつつも、実際は湿地で独りで育った少女の物語的要素が強い。
ミステリーを土台にしながら、ヒューマンドラマとして構築している感じ。
そしてこのヒューマンドラマ部分が面白いからこそ、途中で飽きる事がない。
そうやって最後まで進み、ラストは心が暖まる展開でほっこりしたかと思いきや
あのオチにはビックリしたわあ。
万人ウケするあらすじではないかも知れないが、ミステリーとかドラマ映画が好きな方には面白いと思えるんじゃないかな。